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無自覚に差別的な思考をしている自分にギョッとすること。

昨日友人から、「差別的な発言をする人にそれを指摘すると『そんなつもりは1ミリもない』と返され改善できない」という話を聞いた。

それを聞いてぼくはちょっと驚いたのだけど、自分は時おり無自覚に差別的な思考をしているときがある。
その直後、我に返ってそんな自分にギョッとするのだけど。

だからぼくは自分を全然信用していないし、だからこそ「気をつける」ようにしている。

「どんなつもりで言ったのか」の言及は心の問題になってしまうので、本当の所なんて分かるわけない。本人にだって怪しいと思う。
でも、ニュースで弁明する人たちは「誤解を招いて申し訳ない」とよく言う。意味がなくて切ない。

問題は「あなたがどう思ったか」ではなく、「それを聞いた人がどう思ったか」なので。

ぼくたちは無自覚に差別的な思考に陥るリスクがある。これまでの歴史的な背景や育った環境の中で。
だからこそ「気をつける」ことが大切で、まずはそこから始めればいいのにと思った。

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