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忘れがちなひきだし

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忘れがちなテキストをしまっておく場所です。
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2020年2月の記事一覧

「若者はコミュニケーションが下手」を疑う。

相手の腕や肩を親しげに叩きながら話始める年配者がいるけど、それはコミュニケーションではない。(相手が女性の場合は肩を揉んだり) それは一方的な「親しげな振舞い」です。 しかも、相手の立場まで「降りてきた」とマウント的な意味を持たせている。 コミュニケーションで大切なことはフラットな対話の環境づくりであり、互いの意見の差分を明らかにして着地点を共に見いだす「双方向の作業」です。 マウントは対話に寄与していない。 一方的な「親しげな振舞い」をコミュニケーションと呼んではいけ

久しぶりに頭にきたこと。

「とにかくコミュニケーション能力が必要。今の若い人はネットばかりでコミュニケーション能力がない」 は絶対ウソだと思う。 きちんと人の話に耳を傾け、多様性と互いの価値観を尊重できる人は圧倒的に若い人の方が多い。 コミュニケーションを目的にしてはいけない。 大切なことは互いの違いを知って、その上で歩み寄ることだ。 - - - - - - - - - たぶん、一番頭にきたのが「しあわせ」という言葉の扱い方だ。 しあわせは本来とてもパーソナルな領域だ。 だからこそ、他者

ベイジ枌谷さんによる「仕事術・基本編」

ベイジ枌谷さんによる「仕事術・基本編」 耳が痛い分だけ実行する。 *  *  *  *  * 10項目を分類してみると ●時間管理 2(打ち合わせ系) ●準備行動 2(アジェンダ、電話) ●話す&示す 4(結論や報連相) ●まとめる&分類する 2(資料、タスク) 織物のように全部関係し合っている。 *  *  *  *  * まとめてみると 「時間は資源である」 「だからこそ、ちゃんと分類して、準備して、考えて、伝える」 の二点になるかと。 とても納得。

七歳の息子が同級生に顔を足で踏まれて泣いたらしいと妻から電話。(2014.3.3)

夕方、七歳の息子が同級生に顔を足で踏まれて泣いたらしいと妻から電話。いよいよ来たか。そんな兆候はあったけれど。 ぼくは子どもが生まれてから決めていたことがいくつかある。そのうちの一つが、自分の子どもが苛められるようになったら「心配だけして何もしない」ということだけはするまいということ。 あと、大人になるまで生き延びさせること。 話を聞くと相手の子がふざけての延長線上らしいが、それはあまり意味がない。そういう人間関係や雰囲気を固定させないことが大切だとぼくは経験上知っている