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本や映画や音楽について

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本や映画や音楽についてのあれこれ
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2020年7月の記事一覧

上田映劇と映劇手帳と映劇はんこ。

上田映劇でアニメーション映画『音楽』を観てきました(原作/大橋裕之、監督/岩井澤健治)。 寄せられた賛辞に偽りなしの映画でした。感想はこちらをご覧ください。 このノートで書きたいのは『映劇手帳』のこと。 ぼくも最近まで知らなかったのですが、上田映劇では『映劇はんこ』の名前で上映作品のはんこを作っていて、それがかなり魅力的なんですね。 映画に足を運ぶと押してもらえます。 (写真は上田映劇のWebサイトからお借りしました) そして、『映劇手帳』というオリジナルグッズも制作

寄せられた賛辞に偽りなし。アニメーション映画『音楽』

アニメーション映画『音楽』を観てきました(原作/大橋裕之、監督/岩井澤健治)。 まるでミュージシャンが作った作品のように、全編通して音楽感あふれる映画で。 映画を観終わってから帰宅し、初めて予告編を観て。(それまで何の情報も入れてなかったので) 予告編に並ぶ賛辞ってあまりピンときたことがないのですが、『音楽』に寄せられた言葉たちはそのどれもが確かにそうだった!と思わせてくれました。 「初めてのセックスのよう」 「言葉にできないもの」 「勇敢でエキセントリック」 「圧巻

四年前に週刊スピリッツが企画した『日本国憲法のブックインブック』。

四年前、週刊ビックコミックスピリッツが『日本国憲法のブックインブック』を企画、発行していました。 その『スピリッツ』を買って、四年前の今日、投稿したInstagramで書いていた感想がこちらです。 二十年ぶりに週刊スピリッツを買う。今号は日本国憲法の小冊子がブックインブックで載っている。昼食を食べながらゆっくり憲法を読む。全文を読むのは初めて。要所要所にこの憲法が書かれた時代背景が透けて見える。これは約束の書なのだと思う。 このタイミングで週刊漫画に憲法全文の小冊子を綴じ