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雄踏斎場見学会。

本日は雄踏斎場にて、地元住民の代表者の皆さんにお集まりいただき、見学会が行われました。

最初に、火葬研の武田代表理事から、火葬の歴史や海外の状況、最近の国内における斎場設計の事例についてお話しいただきました。
葬送儀礼は国や宗教などにより大きく異なりますが、世界の火葬率をみると、日本が圧倒的に高いことがわかります。
国内をみても地域性があり、火葬率が上がったのは戦後、特に昭和40年代に8割近くまで上がった背景に、各地での斎場の整備が進んだことが考えられます。

雄踏斎場では、現状3基ある炉の老朽化更新に加え、新たに4基の増設計画となっており、これまで住民の皆さんとの対話の機会を重ね、令和9年度の供用開始にむけて、本年度から仕様作成、設計、建設へと進んでいく予定をです。

人生の終の時間となる斎場については、昔は迷惑施設のように考えられがちでした。
近年は、炉の性能向上により、無煙無臭の排気構造となっているだけでなく、デザイン性や複合施設として、住民の皆さんに活用いただける方策なども検討の余地があるのではないかと思います。今後の設計確定にむけては、これまでとは違ったアイデアも取り込んでいければと思います。

#浜松市
#雄踏斎場
#火葬率


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