いいやつ
いいやつの才能。
詐欺師の才能に近い。
遠い。
1番嫌なやつ。
これが1番いいやつの才能がある。
間違いがない。
やはり僕はいいやつの才能がある。
いいやつに憧れる。
無垢には憧れない。
どこまでもいいやつがいい。
果てるほどの。
そんな人は怖い。
だけれども、その怖さに至ってしまう過程を愛おしく思う。
どうやらみんないいやつには惹かれないらしい。
わからないらしい。
わかったことなんてないからわからなかった。
みんなって誰だよ。
ぼくいいやつだから!と、よく言ってしまう。
ぼくだけは信じてもいいよとか。
本当だから。
ロールアンドプレイ。
根っからのやつじゃない。
だから信用できるでしょ。
もう会うことのないだろう人たち。
死んでない。
死んだ。
夢で出会うことがある。
自分はこの人に会いたいのかなーとなる。
暗闇の中、焚き火を挟んで会話をする。
会話の内容は覚えてない。
目を見ることはできない。
それはいつも通りかもしれへん。
もう一度会いたい友達の妹とライブですれ違ったことがある。
5度見した。
初めてナンパをした。
友達と最後に会ったのは2年前みたい。
僕と同じ。
その友達はとびきりのいいやつだった。
いつかまた会えたらいいな。
どうあれ忘れてやらないよ。
いつかちらりと会ったことについて。
真夏。
2人とも夜更かししてた。
もし朝まで起きてたらモーニングに行くことになった。
やっぱり早めに集まって散歩した。
僕は青いポロシャツ、友達は白いロンT。
朝の光を友達と浴びること。
人の気配はない。
コンビニでパピコを買うよ。
ふらふら歩いた公園とベンチ。
日差しが強くなるとともに車へ。
適当な喫茶店を探す。
入った喫茶店は犬の置き物がたくさんだった。
セットのトーストはハムとマヨネーズ。
マヨが苦手だからバナナと交換してもらう。
ありがとう!
車で家まで送ってくれた。
ありがとう!
スマホを車に忘れた。
ごめん。
やわらかい日差しだったなー。
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