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タンザニア旅 ② ザンジバル島のマーケット編



ザンジバルは本当にゆったりとしていた。
港の周りでは、常に商人達が声をかけてくるし、ストーンタウンの周辺の路地に入っても同じように客引きの声が右から左から常に聞こえてくる。
でも少し喧騒を外れると、波の音と辺りを闊歩する猫たちに癒される。
ザンジバルは結構な猫島だ。

町のいたるところににゃんこが。



地元のマーケットは野菜やフルーツ、そしてザンジバル名物のスパイスが沢山並べられていて、とても見応えがあった。
ほとんどが個売りや量り売りでパッケージングされている物は少ない。良いサステナビリディだ。

活気あふれる地元の一番。

魚市場に積まれたイカたちにハエが集っている。しかしもし宿にキッチンがあったなら、あのイカを買って調理してみたかったものだ。

大きなドリアンを見つけた。
食べたことないからちょっとカットしてくれない?と愛嬌たっぷりに店主に話しかけてみると、「無理」とあっけなく断られた。
丸ごと一個でしか売らないそう。そりゃあ消費出来そうにない。
ドリアン童貞を卒業するのはもう少し先の話になりそうだ。

食べてみたかった。



路地に並ぶ沢山の商店には眩いばかりに鮮やかなアフリカンファブリック「キテンゲ」がディスプレイされている。
落ち着いた伝統的な布「カンガ」もとても充実していた。僕は現地のマーケットの中にある布の卸問屋でいくつかのカンガ布を購入した。

町のカンガ布屋さん。



このマーケットに並ぶ数多のアフリカンマスクや伝統的な工芸品のそのほとんどはコピー品で、観光客の需要を考えて大量生産されているものばかりのように感じた。
オールドな物はほとんど存在しない。
少し肩透かしな印象を受けながらも、それもこの島らしさかと受け止める。

夜は中央の広場で夜市が開催される。しかも毎晩だ。ザンジバルは眠らない(笑)

夜市には同じ商品を売る屋台が沢山並ぶ。
驚く程に内容がかぶりまくりだ。
それらは主に
・ザンジバルピザ屋さん
・ウロジョ屋さん
・串物屋さん
・ケバブ屋さん
で構成される。串物屋さんだけで7〜8くらいあった気がする。内容は大体一緒だ。

ザンジバルピザは一枚5,000シリング。
日本円で約300円くらい。

ウロジョと呼ばれるタンザニア料理がとても美味しくておかわりした。スパイシーでライムの効いた酸っぱいスープ。こちらも一杯約180円。

ウロジョ屋さん。



そのノリで串物屋さんに行き大好物のタコの足が丸々一本串に刺さっているものをオーダーするも、こちらは約1,000円。ちょっとびっくり。串物屋さんだけちょい高めの値段設定なので、気をつけて。

そんなこんなで二晩過ごし、最後の日は北部の田舎の海辺でチルしようかと思っていたが、やはりマーケットで思ったような物が見つけられなかった事を悔やみ、作戦を練り直す事に。

そして僕らは、タンザニアの北部の町「アルーシャ」に一泊の弾丸旅行を計画するのであった。

(まさかの海の写真が一枚もない笑)

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