唯一無二

忙しかった。
20年前の私、15年前の私、10年前の私、etcetc……
とにかくその時々の私が其々に勝手なことを言う。
この空間が幸せだ、こうしていたかった、私はあの場所にいる、ずっと踊っていて、私には過ぎた願いだ、この人じゃない、いやこの人だ…
だけれど其れ等すべてを捩じ伏せてしまう圧倒的なダンス。
涙が出た。
やはり私の願いを叶えてくれる人で、たまたまじゃなくこの人で間違っていないんだと思わせてくれたダンス。
大好きだな。
あの頃の私たちを慰めることはできないけど、
あの頃の私たちも連れて、一緒に未来が見たい。
そう思わせてくれる人。
ありがとうございました。

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