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これまでの振り返り②

~陽性確認後~
夫は仕事帰りにノンカフェインコーヒーと
消毒用アルコールを買ってきてくれた。
アルコールは後々品薄になったので本当神。
私は急に休みに入っても周りが困らないように!
と引継ぎ書を黙々と作成(まだ活躍できていない)
amazonではじめてのたまごクラブを購入。
この頃私の両親とうなぎを食べに行く約束をしていたが
妊娠初期には良くないということでやんわり断る。
勘の良い母は「妊娠したの?」とご名答。
心拍確認できるまでは!と義理の両親への報告はまだにして
この時点で私の両親・夫のみが知っていた。
友達にはなんとなく安定期以降で良いかなと思った。
この選択は本当間違っていなかった。
はじめてのたまごクラブでは流産について記載があり
読んだもののどことなく自分のことと考えられなかった。

~陽性から1週間後~
風しん抗体検査を受けた産婦人科へ。
平日も19時まで空いていて自宅から近いので助かる。
尿検査をしたところ「反応がありますね」とニッコリ。
エコー検査で胎嚢も確認。
心拍はまだなのか~と残念に思っていたところ
「すこ~し…週数にしては小さめかな?」と医師がポツリ。
今思えば流産の兆候だったのかもしれない。
無知な私は「そうなんだ!小柄かな?」とか考えていた。
その後は毎日お腹に手を当てて話しかけて夫も必ず話しかけていた。
豆粒のような大きさだから「まめちゃん」と呼んでいた。
マタニティアプリをDLしたり会員登録したり
まだ見ぬ我が子と夫に愛おしさを感じていました。

~陽性から2週間後~
日曜日の朝くだらないことでケンカ。
イライラしながらお手洗いに行くと出血…
真っ青になり携帯や本で調べまくる。
とりあえず様子見!とあるので出かける予定はキャンセル。
でもずっと出血が止まらない。不安。怖い。
かかりつけ医は休みで休日当番医を探し診察へ。
泣きながら運転したのは初めてだった。
エコーで見ると胎嚢が見えたので安心。
切迫流産の兆候か流産の兆候か分かりかねるとのこと。
とりあえず明日朝一でかかりつけ医に行ってとのこと。
夜ご飯の材料の買出しに行かなくては行けなかったので
少し歩くも腹痛が…ひどい。うずくまる。
オムライスを作るつもりだったが作れず。
代わって夫が作製。大好物だけど食べられず就寝。
唸って頭を叩いて気を紛らわす程の激痛。

明日になれば、明日までなんとか持ちこたえれば。

お手洗いに行くたび血の海なのにそう思っていた。
本当に本当に流産の兆候ということが分からなかった。
塊がするっと出た感覚がした。
コンタクトは取っていたので見にくかったが
それが赤ちゃんってことが分かった。
それからの記憶は号泣で過呼吸になって途切れ途切れ。
夫がすべての処理をしてくれた。
ずっとごめんね、ごめんねと夫の胸で言っていた。
仕事は超がつくほど繁忙期だったが3日休んだ。
まだ出血は収まっていなかったがかかりつけ医に電話。
夕方エコーで見てもらうと
「残念ながら…流産です。全部きれいに出てるね。」
そこからはよく聞く
●妊娠初期の流産は珍しいことじゃない
●全妊婦の15%におこる
●自分を責めてはいけない
と言われました。ずっと泣いていました。

長くなったので次に続きます。
画像のヘッダーにしている方の絵がとてもスキ。