僕の命

僕の命は誰のものなのだろう

僕は日々誰かと自分の命を分け合っている

一緒に笑ったり、泣いたり、話したり、考えたりして

僕の命は少しずつ、誰かの一部になっている

誰かの命も少しずつ、僕の一部になっている

もしそうだったら、僕の命は、僕だけのものではないのかもしれない

誰の命も、その人だけの命ではないのかもしれない


じゃあ

自分の命を大切に思うのは

自分の中にある誰かの一部を守りたい

そんな思いがあるからなのかもしれない


誰かの命を大切に思うのは

誰かの中にある自分の一部を守りたい

そんな思いがあるからなのかもしれない


誰かの命がなくなった時

悲しい気持ちになるのは

自分の命を失ったからなのかもしれない

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