2025年に買い替えの洗濯機を見て大好きな誰かさんを想うなど。

オフィスの中を走り回りながら、なんとなくぽっけからスマホを取り出して通知をみた瞬間、読んでないのに大方のことを察した。

いつか来ることで、それはたぶん覆らないことで、そう遠くないうちにと思っていたから、「あー、なるほど」とだけ思った。

仕事に支障もなく、むしろ数日前の自分のやらかしに気づいて頭抱えるくらいだった（大問題）。

正直無感情だったんだけど、ふと帰りの山手線でぼんやり「よかったなぁ」なんて思った。

きっと誰よりこの話を取り沙汰されて、誰より矢面に立たされて、誰よりもこの話をしてたよね。全部自分じゃどうにも出来ないことなのにね。

少しでもその負担がなくなって、もし心に重いものがあったならそれが減ってくれたらいいな。
「考えない」ことは出来ても、きっと煩わしかっただろうから。

悪いこと、暗いことに思い当たりがちだけれど、今回のことであなたの気苦労や重いものがすこしでも無くなってくれたなら、私にとってそれは心から嬉しいことなんだ。

2025年かぁ。あっという間だろうな。
私は待つことはできても、それ自体は好きじゃない人間なので、ゴリゴリ働いて潤沢な資金を作ってあなたをお迎えに上がりますね。

たとえ2025年買い替えの洗濯機が我が家にあっても、びくともしない財力を築き上げてる予定なので。
あと超超いい女になってる予定なので、どうかもらってください。