猫猫の魅力
今シーズンの好きなアニメの1つである、「薬屋のひとりごと」。
その主人公の猫猫の魅力について、文字に残しておきたい。
猫猫は、花街の中心で育ったにも関わらず、薬や毒にしか興味がない、稀有な存在である。
薬の調合、毒の調査になると目を輝かせるが、色恋、金、名声、地位には興味がなく、あくまで自分が求める薬の調合や毒の調査の手段としか考えていない。
だからこそ、自分の知識や能力(読み書きができる、薬について詳しい等)を人に進んで見せることはない。
人にみせびらかすと、他の人から妬みや恨みを買い、面倒事に巻き込まれてしまうことを、花街で学んできたからである。
私はよく彼女は「能ある鷹は爪を隠す」といっているが、まさにこの点である。
他方、人に全く関心がないわけではなく、人の悩みや苦しみに寄り添う優しい面も描かれる。
誰か一人に対して執着をすることはないが、深く悩んでいる人に対しては、別け隔てなく、自分の知識や能力を使ってアドバイスをする。
1話のシーンなどはその最たる例といえる。両妃に文を残した。
だからこそ、隠そうとしていても、その能力や知識を隠し切ることはできていない。
結果として、後宮で出世をすることにもなるし、多くの人に認められる存在にもなっている。
・自分の好きなことを突き詰める
・他人の悩みに寄り添い、解決する
・他人にその能力を高く評価されているが、自分から自慢・発信することは一切ない。
どれもよくハウツー本で出てきそうな話であるが、なかなか実践することは難しい。
特に3点目は、圧倒的な能力がなければ、自分で発信しないまま人に評価してもらうことは難しい。
自分も好きなことを突き詰めて、圧倒的な能力を身に着けて、猫猫みたいに人助けしたいなーと思う。
そのためにはまず、怠惰な生活に陥りがちな生活習慣を直すことから始めなければいけない………
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