書き出し祭り関連で頂戴したFA等まとめ
智子が第16回と第20回で頂戴したFAを散逸しないように。連載時のモチベアップのために。イラストや、企画ものとして追記いただいた感想については、当記事にまとめていきます。
第16回参加作品(2-20 僕とママと世間の不健全な関係〜死んだはずのママを探しにいきます〜)
反省の記事はこちら……
個人的には好きな作品なんですよ……
Jint さん
第十六回参加時はFA文化に疎く、イラストを依頼しようにも受付開始後、秒で埋まる勢いだったので、お一人の方にしかお願い出来ませんでした。
トシロウ君とビッグマザーの関係性を表した見事な一枚です。
長らくこのアイコンでお世話になっております。もうぼちぼち。アイコンの更新となる予定です。でも、ビックマザー気に入っているんですよね。
ありま氷炎 さん(作者当てのご褒美)
作者を当てました。ご褒美としてイラストをかいていただきました。
目下、別の作品の連載を準備しているため。後回しにはなっている作品なのですが。ありまさんの作風や狙いとするテーマを受けて「ありまさんは16回の作品が好きになってくれそう」という妙な期待とともにお願いしました。
好感をもって、受け止めてもらえたようです。非常に制限のある文体(トシロウという少年の感情的なラインに乗った描写)であるため、イラスト化することが非常に難しい作品だったと思います。
頼んでから「やってもうたぁ」とは思いましたが。後の祭りでした。
この作品は当時もそうですが。皆さんもそれぞれ色々ご想像頂いていました。
母が母であること。父が父であること。といったように「ロール」が存在することによって自己を規定し続ける人。それに陶酔した人を「批難」するような社会の世界観で作り込んだ作品でした。
私は非常に保守的な思想の持ち主であるため。男性が男性らしく。女性が女性らしく。家族愛。といったものが大好きなんですが。
世の中の「リベラル」な考え方からすると、これらは旧態然としていて、非進歩的な考え方らしいです。
じゃあ「リベラル」が主流となった世界観で「家族愛」の物語をやろう。として作ったのが。この作品でした。
母と似た顔つきの女性がいる。失踪した母。といった部分や、トシロウを確保しようとする子ども院の大人たち。
といったように「設定を抜き」で作る構成でした。
トシロウとヤヨコにどういった「縁」があるのか。家族愛に包まれていた「トシロウ」と「母と同じハグをするヤヨコ」の二人が、繋いでいく物語を予定しています。
イラストありがとうございました。励んでいきます。
第20回(3-19 オソガル少年の嫁取り物語 ~乳のデカい女をもとめて~)
書きたいものを書こうじゃないか。
ということで「おねショタ師弟×課題婚×シュール・コメディ」が爆誕しました。
反省記事はこちらです。
Jint さん
月猫ゆめや さん
鵜鷺乃鈴芽 さん
さらさらしるな さん
https://twitter.com/unlcky_Lady611/status/1752276797885157409 (Twitterカードが反映されないので、URLで)
悠井すみれ さん(作者当て、景品による感想)
実は……智子は上記の企画にて作者を当てました!
よって、次の作品についての「感想」をご用意いただきました。
『3-19 オソガル少年の嫁取り物語 ~乳のデカい女をもとめて~』
おお。良かったです。主人公の「欲望のもたせ方」の部分で、キャラの立て方を考えていたので。狙いが上手くいったようで嬉しいです。
やはり。少年や少女を主人公に設定すると、その向きの期待感があることは皆さんの感想で実感しています。
勘違いもの。というくくりをあんまり考えていませんでしたが。確かに、そういう期待を持てる序盤でした。今となって、眺めてみると。ナラティブ(読者に約束する面白さ)の部分が、二人の関係性のみにとどまっていることは少々悪さをしているようにも思っています。私が「キャラクター」が乗り越えるべき課題の情報提示を優先しているため、こういった展開になったように感じています。
プロットやイベントの整理のときに、参考にしていきます。
ご指摘の点、他の方からのご意見でもお見受けしました。主人公の存在に対峙する形で「ヴァジナ」の存在感を出したことで、驚きはあるんですが、読み下すためにカロリーが必要となっている部分は感じていました。
行きつ戻りつといった動きが発生しているようです。
「予想は裏切って、期待を裏切らない」といった塩梅を目指していたのですが。ヴァジナの「成長」に関する要素までもたせると、テーマが広がり過ぎて、コメディ作品として、期待される要素からは「外している」ようにも感じています。
ザクッと。オソガルの成長に主眼をおいて、ヴァジナの件についてはサブテーマとしての情報量に収めることも検討してみます。最初に「ヴァジナ」の設定や格が大きすぎると「今後の展開」へどこに注力するべきか。その部分で迷いを与えてしまったようです。
この発想はなかったので、新鮮でした。なるほど。おねショタが並ぶのであるから、ショタからのデレや心酔といったものを序盤に示す。そういう考えもあるんですね。
その方法を採用したなら、もっと「ヴァジナとオソガル」の物語であることが、イメージを誘導できそうです。
肝心なところで弟子が言うことを聞かない。というラインを目指しながら、書いているので、ちょっとうまいこと考えてみます。
おお。励みになります。頑張ります。
そんな魔法みたいな方法があるんですか!?
タイトルは耳にしたことがあります。近所の中華料理屋に並べてありました。私はロトの紋章ばかり読んでいたので、触れる機会はなかったのですが。そんな魔法みたいなキャラクターが登場するとあれば、参考にするために触れてみようと思います。
悠井さんのおすすめするコミックで、印象深かった作品があります。
書き出し祭りだったか。何かの作品の感想の話題のときにおすすめされたのをおぼえています。信頼と実績のある悠井さんからのおすすめなので、当該キャラクターを確認してみます。
おすすめありがとうございました。執筆頑張ります。
天崎 剣 さん(作者当てのご褒美)
想像以上にヴァジナです。
作者当てのご褒美を頂きました。もしも、私がオソガルならば、旅に出ることなく物語を終着させてしまいかねない位にはヴァジナでした。
出 万璃玲(momo_Ö) さん(作者当て、景品による感想)
作者当てのご褒美を頂戴しました。
祭りの期間中はどうにかして、ご褒美のある方を暴いてみせようと躍起になっておりましたが。ご褒美関連を見落としている方もちらほらいたようです。
このようにご連絡を頂きまして、助かりました。
色々と感想に指定ができるようで、お言葉に甘えました。
智子も「感想を書く」側としては、どこに注力している作品であるのか。といったことを事前に仕様を知っているのと、知らないのとでは読み下すうえで随分と勝手が変わってくるものです。ということで、もりもりお願いしました。
お願いした要素
感想の残し方:なろうへの感想欄を希望
感想に関しての希望その1:女性読者への嫌悪感や忌避感を排除する形でセットアップを組んでいる。読後感としてはいかがだったか。伺いたい。
感想に関しての希望その2:·連載を視野にいれた作品であり、今後の展開に対してどのような期待感を持てたか。伺いたい。
頂戴した感想が次の通りです。
嬉しい言葉です。そうなんですよ。智子の書く小説とか小話って面白いんですよね。
的確な感想です。私が書き出し祭りを見つけて、16回及び20回(計2回)の参加、感想を書き散らしてようやっと手に入れたメソッドをスパッと言語化されていて、驚きました。
概ね、狙い通りの効果を発揮できたように思います。
楽しみ方を提示する。ムードを確定させる。というのは、エンタメのコンテンツとして大事な要素だな。と痛感したのが20回の参加にあたっての学んだことでもありました。
やはり、タイトルやあらすじから示すムードが確定していることが、よい効果を与えることができたのだと。手応えです。
やはり、少年の「乳に対しての執着」がないあたりも、効果があるように思います。なんで、彼は乳に執着がないのか。なんてことを今更ながらに考えていたんですが。乳がデカい師匠が、あんなに近くにいたら感覚も麻痺するわな。と、今更ながら思っています。
タイトルとあらすじで「ログライン」が予想できる情報量まで書き出すこと。の大事さを感じています。
主人公が「どの方向性」に成長していくのか。という部分を重きに描いてます。
智子が気にしていた部分が「オソガル少年」がどのような活躍を示すのか。というのを全く見せない形で冒頭を作り込んだので、どう影響するだろうか。というのも不安感はありました。
ログラインを示せば、ある程度「主人公の行動原理」のみでも、どうにか補完しながら読み進めてくれるように感じることができました。
この点はかなり悩みながら、書き出しで作りこみました。
オソガル少年には「若人らしい成長」というテーマを与える事になりました。
対するヴァジナは「若人をスポイル」させる「良くない大人」としての像を付与することで、弟子からの追求であったり、批難や、軽蔑への恐れなど。様々な部分で懊悩をさせたいと考えています。
主人公の成長に伴い、焦る師匠といった相乗効果を狙って用意した関係性でした。予想以上に可愛く仕上がりました。
このシーンが好きだったりします。彼女にはずっと墓穴を掘って、焦っていただきたい。おそらく、書き出しを読んだ読者の方も「このムードを約束しつづける」ことを期待していると思っています。
ヴァジナに組ませていた設定について、十分に効果を発揮できたようで嬉しいです。
実はここの感想は結構驚きました。当時はどうにかして「次の展開」に関してや、全体像や、世界観への含みを与えたいというのがありました。
しかし、この部分がどれほど効果を発揮できていたか。汲み取りかねていました。この感想を拝読するに「おお、効果あったんだなぁ」と驚いていました。
蛇足ではあるんですが。智子の「連載に向けて」のメモ書きに近い要素として書き出しておきます。
この作品は「戦争」に関する物語を予定しています。
ヴァジナが興した里についても過去に「戦争難民」達を率いて、各国からの干渉を跳ね除け、自治を行い続けるために「隠れ里」として集落を作りました。
「異世界のスイス」みたいなイメージですね。
各国の要求の全てを跳ね除けるためには、圧倒的な武力と、完全独立の自治、攻めるに困難な急峻な里、といった「戦うための里」として、そこに住む人達全てが兵員となれるように、徹底的に「自治独立」の気質をもたせたコミュニティです。
そんなところで英才教育を受けた「オソガル少年」が「乳のデカい女」を求めて、旅に出るわけですが。10歳の少年が、武闘大会で大人達をなぎ倒し「乳のデカいお姫様を連れて帰ります」なんて言おうものならば、周りはてんやわんやです。
そして、乳のデカい(?)お姫様の偽乳疑惑、富国強兵策の一貫として、オソガル少年を抱きこもうとする陰謀だったりといったものを絡めて、展開する予定です。
もちろん、道中、乳のデカいお嬢さんが山賊に悩んでいるかもしれませんし、乳のデカいお嬢さんが川で溺れているかもしれません。
とにかく筋としては「戦争」をイベントの基軸として用意していたので、上記の感想について「効果はあったのだ」という部分で自信をもって、書き出しの情報を整理していきたいと思います。
私がやろうと思っていたことを全部、丁寧に見透かされてる感が気持ちいいです。
行動原理がはっきりした序盤のエンタメコンテンツは大事ですね。その期待の通りに、展開をさせていくこと。を意識しながら、執筆に励みます。
おお。きた。そうですよね。そうですよね……
仰るとおりです。「~乳のデカい女をもとめて~」というサブタイトルからわも分かるように。このタイトルに惹かれた読者の皆さんは「おね×ショタハーレムもの」としての期待感を持って、読みに来るはずなんです。
しかし、そのおねショタハーレムを約束するような描写も見当たりませんし。ヒロイン(課題をもたせた女性キャラクター)との関係性についても、明示してはいるのですが。カップリングとしての押し出しも少ないというのは自覚しているところでした。
上記においても語っていたように「サブテーマ」として持たせている「戦争」に関する要素だったり、言外に語ろうとする設定の要素が多めになってるんじゃないか。という反省があります。
もっと。もっと。ヴァジナの可愛さを。報われなさを。オソガルからの癒やしを。オソガルがヴァジナに何を与えているのか。そっちに注力して、ラブコメ要素マシマシにする方が「タイトルあらすじ」で期待した「おね×ショタ」を約束できたように思っています。
連載の際には、文字数との絡みを調整しながら考えてみます。参考にさせていただきます。
皆さん。ヴァジナを好んでもらっているようで嬉しいです。
お気に召して頂いておりますので、彼女の話やキャラクターについて。メモを残します。実際、裏話的な要素にはなるので。差し障りがあるならば。読まない方が良いかもしれません。
結構使いやすい組み合わせだと思うんですよね。
未熟な師匠に。成長途上な弟子っていうのは。
これも私の中の「物語中のキャラクター」の結末に関してですが。
「苦み走った結末」って良いですよね……
勝利とも敗北とも言えない結末。そういうのが好みだったりします。
オソガル少年に関しての「セントラルクエスチョン」は「彼は乳のデカい女性を妻にできるのか?」という外的な課題を付与しつつも「彼はどうして結婚したがるのか? 結婚をすることで、コミュニティからの承認を得られると勘違いしている精神性」という内的な課題を両立させました。
ヴァジナに関しての「セントラルクエスチョン」は「彼女は彼女を打倒できる武芸者と出会うことはできるのか?」という外的な課題を与えています。それを達成させることも、視野にいれながら「里」を運営し、守ってきたという側面もあります。
そして彼女が「強い男でないと嫌だ」という「ある種の選好(これは非常に当たり前の女性としての感覚ではあるんですが)」に関してを「内的な課題」として整理しています。
「弱い男」でも受け入れる。までの葛藤を含めたストーリーを考えています。
「ヴァジナ」に与えているストーリーラインや成長要素が「フェミニスト的」な強さを手に入れていく話にはなるんです。
しかし、この狙いは「エンタメ作品」としては両刃の剣的な要素があると考えています。
エンタメコンテンツを好む「男女」の思想については「保守的」な要素を内包した価値観の人々が読む傾向があると見ています。
女性向け作品に登場する男性達は「スパダリ」と呼ばれる「全てを兼ね備えたスーパーマン(金もあり、地位もあり、権力もある)」に愛されることをコンテンツの楽しみ方としています。
「強者に愛される」という「楽しみ方」は非常に「保守的な楽しみ方」です。男尊女卑的というと、少々トゲがあるんですが。でも、皆さんこの楽しみ方が好きなんです。
このエッセンスを保ちつつ「女性」の権利への高い意識まで持つ。といったスパダリが大事だったりします。
二つの「相反する思想」のいいとこ取りが「現代に求められるエンタメコンテンツ」の作り方だと考えていて。それじゃあ。ヴァジナはどのように作り込むべきか? といったことを考えました。
彼女は「強い男ないし強い女を伴侶としたい」と熱望しています。
それは「現代の女性たち」も強い共感を持てる願望です。
コミュニティにおいて「私の旦那は、私の妻はこんなに素晴らしい人なんだ」と自慢したい。といった考えが少なからず存在します。トロフィーワイフ的な感情ですね。
婚活市場において、男性や女性をマッチングしていくときに。
相手の年収であったり、家族構成であったり、条件をデータ化し「自分が納得できる」ラインまで落とし込みながら、伴侶を探し続ける。といった挙動も観測できます。
仕事を失い、ヤケクソとなっている旦那を放逐する。といったような凋落についても、人生やってれば「お見かけ」することは珍しくありません。
そういった諸々の「生涯の伴侶の価値をデータ化する」といったものが、現代の「婚活市場」の側面があります。
まさしくヴァジナは「現代的な強い女性像」なのです。男に頼らず、全てを差配し、里を守り切る。女傑も女傑。
里に生まれる赤子。
死にゆく老人。
全てが彼女をおいて流れていく。
強い彼女が「弱い男」を愛せる様になるのか。愛することを彼女が許せるのか。この部分をエンタメ的に「成長要素」として「強い女性像」の新しい選択という形で提案できないか。といった狙いで作っています。
この部分もあって「女性読者」の皆さんの感触を知りたかったのです。
当時は智子は「感想依頼の受付」を見つけたら、飛び込むようにして依頼を掛け続けました。さすがに「未成年」と分かるお方には恐れ多くて、お願いはできなかったんですが。見かけた方には全てお送りしたと思います。
皆さんの感想を受けて、刺激を受けながらメモが積み重なっています。
これだから、おねショタは辞めらんないですな。書きたいテーマと社会の像が一致しすぎている。
長くなりました。
励みになります。頑張ります。連載が開始したら、どこかで皆さんにもお披露目しようかと思います。その時は違うアカウント名(西向く侍)なので、混乱させるかもしれませんが。よろしくおねがいします。
感想ありがとうございました。
ナナシマイ さん
音楽関連について、学校の先生の温情で「真面目で頑張ってるから」という理由で、通知表に3をもらっていた智子です。
何がいいのか。悪いのか。全くわからない人物ですが。この音楽について、「ヴァジナをイメージしている」という部分から考えるに、この力強さはなるほどヴァジナである。と納得しながら聞いていました。
様々なものが立て込んでおりますが。この曲を聞きながら、全てなぎ倒していこうと気持ちを盛り上げています。
作者当てのご褒美ありがとうございました。執筆頑張ります。
はに丸 さん
最高のご褒美を頂きました。
このアプローチできましたか! 乳が頭に乗っている! 作品の魅力を訴求するとき。どこを切り出すか。
ここだ! といった構図で、智子はにんまりです。のっかる乳に動じず、武闘大会の手配書を嬉しそうに眺めるオソガル。最高の構図です。オソガル少年。可愛く書いてやるからな!
はに丸さんありがとうございました。智子のモチベはうなぎのぼりです。今なら空も飛べそうです。頑張ります。
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