RICOH GR3ってどんなカメラ?何が良いの?
コンセプトは『究極のスナップシューター』
GR3をご存知ない方はきっとこう思うに違いない。
『ただのシンプルなコンデジなのに何がそんなに凄いの?』
と。
結論から言うと
『呼吸をする様に自然に素早く取り出し撮りたいモノを撮り、撮り終えたらすぐにしまえる。』
GRを実際に使った事が無い人には結論だけでは凄さが伝わらない。
私は居合い道を習っていたので刀に例えると分かりやすい。
居合いとは素早く抜刀し敵を斬り、素早く納刀する事。
刀は素早く抜刀し最小限の力で相手を斬り、素早く納刀する為の究極の形になっている。
このコンセプトをそのままGRに置き換えると本質が見えてくる。
一眼カメラを持ち出したものの出すのが面倒でシャッターを切る回数が少なくなっている人に刺さるカメラだ。
一眼ではボツになるであろうカットもGRだと何故か良く見える。
ピントがズレてもGRだと何故か良く見える。
不完全さを楽しめると言うか何と言うか。
子供の頃に夢中で撮った『写るんです』の様な何の気負いもない気軽でワクワクした感覚になれる。
コンパクトなデザインに注目されがちだが、このカメラの最大の武器は抜刀、斬る、納刀までのスムーズさにあり。
一眼カメラを外へ持ち出したが出すのが面倒臭くて結局ほとんど撮らずバッテリー満タンのまま帰って来てしまう人へ是非伝えたい。
『GRは良いぞ』
と。
ありがとうございました。
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