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NOKTON 35mm F1.2の哲学
『絶対性能』の先にある感覚的魅力。
『NOKTON 35mm F1.2』
現代に生まれた最新のレンズでありながら1958年当時のデザインと8枚玉レンズ構成で『歴史と官能』を追求したVoigtlander究極の一本。
もはや『工業製品』を超えて『工芸品』の域に到達したと言っても何の違和感も無い仕上がり。
NOKTONは『解放f値1.5以下』の選ばれし者だけに与えられる究極の称号。
この美し
フィルムシミュレーション『Velvia』
『風景写真を撮るなら俺に任せろ』
とカメラから聞こえてきたら迷わずVelviaを選ぼう。
空や森、お花や太陽に至るまで自然の風景を色鮮やかに映す『Velvia』
状況によって
『ちょっと色鮮やか過ぎるなぁ』
と感じる時はPROVIAと使い分けると良い。
寿司やデザート等、色とりどりの食べ物にも効果的。
『動物以外の生き物』
に非常に有効なフィルムシミュレーションと言える。
どちら
フィルムシミュレーション『PROVIA』
私が主力として使っているPROVIA🎞
『富士フイルムのスタンダード』
初めてPROVIAを知った時は
『これは普通の色か。』
と単純に思っていたが、使い込むうちに富士スタンダードの真の意味を知る事となる。
アイスで例えるなら
『バニラは普通だからとチョコやバナナや変わり味を選んで散々食った挙げ句、一周回ってバニラ味が1番美味い!』
という理論と同じと考えている。
『富士フイルム
フィルムシミュレーションの哲学
富士フイルムの武器と言えば筆頭に上がるのが『画質』『フィルムシミュレーション』。
『88年間、写真の色を研究し続けたフィルム屋の実績』
は他の何物にも代え難い圧倒的な価値と言える。
逆にフィルムカメラを使った事がない世代の方には凄く新鮮に映るかも知れない。
カメラの楽しみの要素として
『色を楽しむ要素』
があると思うが、これに関して富士が他のメーカーを圧倒している。
各社共に色を『ビ
Voigtlanderの魅力
『Voigtlanderの魅力を教えて下さい』と言われたら何と答えるだろうか。
私は一言で表すなら
『言葉で説明出来ない』
かも知れない。
どの分野も同じだと思うが感覚的な事で本当に良いと感じるモノは、それが何故良いと思うのかが言語化出来なかったりする。
例えば私の世界一好きな食べ物は『ケンタッキーのフライドチキン』だが、何故これが世界一好きな食べ物なのか説明しろと言われても上手く言えな
NOKTON 35mm F1.2こそ夜間最強
『APS-Cは夜間に弱い』
こんな思い込みを完全に破壊したNOKTON 35mm F1.2。
以前は『三脚にしっかり固定してブレないようにタイマー設定して露出を適正にして...。』
みたいな事にエネルギーを使っていた。
今考えると楽しんでるというか、いかにノイズレスで綺麗な写真が撮れるかコンテストだった気がする。
前回のNOKTON 35mm F1.2についても語った様に、楽しむハズがいつの