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彼方の未来へ 第10話 大悟の覚悟

この物語はフィクションです

奏太:加藤博士はネオマキシマ砲の開発に成功か・・・

僕は音村奏太。日向坂46のマネージャーを勤めながらウルトラマンデッカーとして戦ってる。そして、今は僕はネットニュースを見ていた

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美鈴父:お前のせいで!娘は!

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奏太:やっぱり、昔の事今でも思ってるのかな・・・

ひなの:どうしたの?

奏太:ううん。何でもないよ

ひなの:あっこのニュース知ってる

すると、ひなのちゃんは僕のスマホを見るために近づいた

奏太:(顔近い///でも、ひなのちゃんって)可愛いよな

ひなの:えっ!///

奏太:あっ!///ごめん!いきなり!///

ひなの:う、ううん!///(奏太くんが可愛いって言ってくれた!)

大悟:奏太

奏太:大悟さん。健吾さんもどうしました?

健吾:何か大悟が加藤博士の所に行くって言っててな

大悟:それでなんだけど、俺と健吾と菜緒さんの三人で行くつもりだから、ここは任せようと思って

奏太:わかりました。気をつけて行って来て下さい

健吾:あぁ

そう言い大悟さんと健吾さんは楽屋を出た

ひなの:何か大悟さん達真剣な顔してた

奏太:多分、ネオマキシマ砲について聞いて来る感じだと思うよ

ひなの:でも、何でネオマキシマ砲を作ったんだろう?

奏太:(ひなのちゃん達にはまだ言えないな)何でだろうね?

ひなの:奏太くんもわからないんだね

奏太:うん

ひなの:そう言えばさ、この前◯◯さんだっけ?こっちに来たよね

奏太:うん、そうだね。まさか◯◯さんとまた一緒に戦うとは思わなかったな~

ひなの:じゃあさ。向こうに飛ばされた話聞きたいな

奏太:そうだな~向こうの世界の麗奈ちゃんに告白されたかな

ひなの:告白!?

奏太:まぁ、断ったけどね

ひなの:良かった~

奏太:後は・・・

ドレミ島の研究施設

美鈴父:良く来て下さいました。いつも娘がお世話になっております

菜緒:娘?

健吾:加藤博士は史帆さんのお父さんでもあるんだ

美鈴父:では、今日はどう言ったご用件で?

大悟:ネオマキシマ砲を何故作ったか気になりまして

美鈴父:簡単だよ。怪獣を倒す為さ

大悟:だが!ネオマキシマ砲の実験映像を見ましたがあれは危険過ぎます!

美鈴父:確かに、ネオマキシマ砲は危険だ。でも、それを制御出来るロボットを開発したのさ

健吾:これは・・・

美鈴父:電脳魔神デスフェイサー。こいつにはウルトラマントリガーのデータをインプットし自動で怪獣と戦えるようにしたのさ

菜緒:トリガーって事は・・・

健吾:俺のデータをボソッ

大悟:ですが!もしこのデスフェイサーが暴れたら!

美鈴父:暴れる事はないさ。だって私が作ったデスフェイサーだからな!

大悟:そんな根拠は何処に!

美鈴父:しつこいですね。彼らを連れてけ!

すると警備員が三人を連れ去った

大悟:あの力は人間が使うのには危険過ぎる・・・

菜緒:大悟・・・

健吾:でも、俺は良いと思ってしまう所がある

大悟:お前!

健吾:人間自身が自ら、戦おうとしてるんだ

大悟:でもな!

健吾:分かってる。だからこそ強い力の使い方を考えて欲しいって思う

大悟:健吾・・・

健吾:別の方法を考えよう

菜緒:そうやな!

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美鈴父:デスフェイサーがあれば二度と同じ事を!

デスフェイサー発進します

美鈴父:なんだ!?

助手:博士!デスフェイサーがハッキングを受けました!

美鈴父:なんだと!

助手:今は早く逃げましょう!

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すると地震が発生した

大悟:なんだ!?

菜緒:地震!?

すると、岩が上から落ちて来た

大悟:危ない!

健吾:未来を築く、希望の光!ウルトラマントリガー!

ウルトラマントリガー!マルチタイプ!

健吾はウルトラマントリガーになり岩を破壊した

健吾:一体何が?

すると、デスフェイサーが現れた

健吾:デスフェイサー・・・まさかな・・・

デスフェイサーはトリガーに向かって行った

大悟:やっぱりか!

菜緒:ねぇ!あそこ!

大悟と菜緒が見たのは船で避難する加藤博士達だった

美鈴父:早く出ろ!

すると、船は島を出た

菜緒:なんや!私達を残すなんて!

大悟:もしかして、嵌められたのか!

デスフェイサーはガトリングを放った

健吾:クッ!天空を駆ける、高速の光!

ウルトラマントリガー!スカイタイプ!

ヒュドラム:トリガー行きますよ!

健吾:あぁ!

マキシマム!ブートアップ!ヒュドラム!

ヒュドラスト!アローストライク!

トリガーはヒュドラストアローストライクを放ったが防がれた

健吾:何!?

デスフェイサーはデスシザースを伸ばしトリガーの首を掴んだ

健吾:うっ!

大悟:健吾!

デスフェイサーはトリガーを投げた

健吾:やっぱり、トリガーのデータが入ってるから強い・・・

すると、デスフェイサーは宙に浮き胸部から主砲を出した

健吾:まさか!

大悟:ネオマキシマ砲!

菜緒:そんな!

健吾:宇宙を照す!超古代の光!ウルトラマントリガー!

グリッタートリガーエタニティ!

デスフェイサーはネオマキシマ砲を放った

健吾:せめて二人だけでも!

そして、ネオマキシマ砲は島の大半を消滅させた

大悟:無事?

菜緒:健吾くんは?

すると、菜緒と大悟の近くで健吾が倒れてた

大悟:健吾!

菜緒:もしかして、私達を守る為に・・・

大悟:奏太に連絡しないと

その時

ウルトラマンデッカー!ミラクルタイプ!

奏太:皆さん!僕の手に乗って下さい!

僕は大悟さん達を連れて、病院に向かった

未来虹:健吾・・・また無理して・・・

大悟:ごめん未来虹。健吾は俺と菜緒さんを守ってこんな目に・・・

菜緒:奏太くん。来てくれてありがとう

奏太:いえ、デュアルソードが危険を知らせてくれたので

ひなの:何があったんですか?

菜緒:実は・・・

僕は大悟さん達の所で起きた事を聞いた

ひなの:そんな事が・・・

未来虹:加藤博士酷すぎる!

奏太:おかしい・・・何で美鈴の父親だけ行方不明なんだ?

ひなの:美鈴?

奏太:あっ!何でもないよ!それよりデスフェイサーは僕に任せて下さい!

菜緒:分かった

大悟:・・・

すると、大悟さんは病室を出た

菜緒:ちょっと大悟!

奏太:大悟さん・・・

ひなの:今はデスフェイサーを倒す方法考えよう

奏太:そうだね。大悟さんは菜緒さんに任せよう

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大悟:はぁ~

菜緒:どうしたの?

大悟:俺にティガの力が残ってたら健吾はあんな状態にならなかったのにって・・・

菜緒:それなら、私もそうだよ。エックスの力があれば健吾くんが傷つく事はなかったのにって。でも、仕方ないよ。私達は今は普通の人間なんだから

大悟:そうですけど・・・

菜緒:だからこそ、今は私達の出来る事をしなきゃ

大悟:菜緒さん・・・

子供:あー!僕の絵が!

すると、大悟達に向かって絵が飛んで来た

大悟:よっと!

大悟は絵をキャッチした

大悟:よし!ってこれ・・・

菜緒:どうしたの?って・・・

大悟がキャッチした絵はティガが描かれていた

子供:僕の絵!

大悟:あぁ!はい!どうぞ!

子供:ありがとう!お兄ちゃん!お姉ちゃん!

母親:すみません!もう!いきなり走らないの!

子供:ごめんなさい。僕の絵が飛んで行っちゃったから

大悟:なぁ、僕。その絵ってウルトラマントリガー?

子供:ううん!この絵はトリガーを助けた。トリガーに似てる巨人!

菜緒:じゃあ、僕はウルトラマンティガが好きなんだね

子供:ティガ?

菜緒:このウルトラマンの名前だよ

子供:そうなの!?カッコいい名前だね!

菜緒:実はお姉ちゃんもティガ大好きなんだ!

子供:じゃあ、ティガについて沢山話そう!

菜緒:良いよ!

母親:ちょっと!すみません息子が

大悟:いえいえ、でも何であの子はティガが好きなんですか?

母親:実は少し前に偽物のトリガーが街を破壊してた時に巻き込まれそうになったの。その時にティガが来てくれて以来好きになっちゃってね

子供:ねね。トリガーはロボットとの戦いに負けちゃったんでしょ?

菜緒:うん。そうだね・・・

子供:ティガは来てくれる?

菜緒:それは・・・

大悟:来てくれるよ

菜緒:大悟・・・

大悟:もし、デッカーもやられちゃって。君が助けを呼んだら必ず来てくれるよ

子供:本当に!?

大悟:あぁ

すると、その時地震が起こった

菜緒:地震!?もしかして!

そして、地面からデスフェイサーが現れた

大悟:早く逃げましょう!

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奏太:デスフェイサー!

ひなの:奏太くん!頑張ってね!

奏太:うん!

僕はウルトラディーフラッシャーを呼び出しボタンを押した

ウルトラディメンション!

奏太:弾けろ!ストロング!デッカー!

ウルトラマンデッカー!ストロングタイプ!

僕はデスフェイサーを持ち上げ、投げた

子供:あっ!ウルトラマンデッカー!

大悟:頼んだぞ

僕はデスフェイサーに向かって行き押し合いとなった

奏太:ストロングタイプでも押される・・・でも!

僕はデスフェイサーの右腕を切り離した。さらにデスフェイサーの左腕も切り離した

奏太:どうだ!

するとデスフェイサーはネオマキシマ砲を放とうとしていた

奏太:ネオマキシマ砲!

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奏太:デスフェイサーを倒すにはネオマキシマ砲を何とかしないとね

ひなの:でも、ネオマキシマ砲ってエネルギーをチャージしないと撃てないよね?ならその隙に攻撃すればどうかな?

奏太:そっか!ひなのちゃん!ナイスアイデア!

ひなの:ありがとう!

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奏太:今だ!

僕はネオマキシマ砲に向かってパンチをしネオマキシマ砲を破壊した。そして、デスフェイサーを空に投げデスフェイサーは爆発した

ひなの:やった!

大悟:よし!

そして、僕は空に飛んで行ったその時、地面から触手が現れ僕に巻き付いた

奏太:なんだ!?

すると地面から宇宙船が出てきた

?:ようやく貴様も現れたな。ウルトラマンデッカー

奏太:何者だ!

モネラ:私達はモネラ星人

奏太:モネラ星人?何が目的なんだ!

モネラ:君たち人類の絶望さ!その為にあの機械を使ったのだが使えなかったな!

奏太:そうか!デスフェイサーはお前が!

すると宇宙船から沢山の触手が生え、宇宙船は巨大な怪獣となった

モネラ:我が名はクイーンモネラ!人類を絶望させるものだ!

僕は触手をちぎったが、触手が両腕に巻き付き、クイーンモネラの腹部の檻に閉じ込めた

奏太:クッ!離れない!

クイーンモネラは僕に電流を放った

奏太:うわぁ!

僕のカラータイマーが点滅した

奏太:まずい・・・

僕は何度も電流をくらった

奏太:クッ!・・・うわぁぁぁぁ!

そして、カラータイマーの光が消えた

ひなの:奏太くん!?

菜緒:デッカーが!

大悟:負けた・・・

すると、クイーンモネラは頭部から拡散光線を放った

子供:デッカーは死んじゃったの?

菜緒:大丈夫。デッカーはまだ生きてるよ

大悟:(俺はこのまま見てるままで良いのか・・・いや!俺だって!)二人をお願いします

菜緒:大悟!何処行くの!

大悟:俺の出来る事をやる!安心して!俺は必ず・・・菜緒の所に戻って来る!

菜緒:大悟・・・

大悟はクイーンモネラの方に向かって行った

菜緒:二人とも行きましょう

大悟は走っていた

大悟:俺だって諦めてたまるか!

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健吾:お前の中に・・・光はある・・・

未来虹:健吾?

健吾:光になれ・・・大悟・・・

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大悟:ティガ!もしお前の光が俺の中にあるなら!俺はもう一度皆を守る為に戦いたい!頼む!力を貸してくれ!

すると、ブランクキーがティガのハイパーキーに変わった

大悟:ありがとう。ティガ!

ウルトラマンティガ!マルチタイプ!

ブートアップ!ゼペリオン!

子供:助けて~!ティガ~!

大悟:ティガー!

ウルトラマンティガ!マルチタイプ!

すると、クイーンモネラの前に光が集まった。そして光がウルトラマンティガに変わった

ひなの:あれって!?

未来虹:もしかして!

子供:ウルトラマンティガ!

菜緒:大悟!

モネラ:まだウルトラマンがいたのか!

大悟:行くぞ!

ティガはクイーンモネラの檻に向かって行った

大悟:今から助けるぞ。奏太!

ティガはクイーンモネラの檻を破壊した

大悟:光を受け取れ!

ティガはデッカーに光を送った。するとデッカーのカラータイマーが青になった

奏太:うおぉぉぉ!

僕は触手をちぎり、檻をちぎった

大悟:大丈夫か!

奏太:その声!大悟さん!ウルトラマンになれたんですね!

大悟:あぁ!奏太!一緒に行くぞ!

奏太:はい!輝け!フラッシュ!

ウルトラマンデッカー!フラッシュタイプ!

僕はフラッシュタイプに変わった

モネラ:消えろ!

クイーンモネラは触手から光線を放ったが僕達は避け、光弾を放った

子供:頑張れ!ティガ!デッカー!

ひなの:頑張って!奏太くん!大悟さん!

僕達はクイーンモネラの光線を避け、左の触手は破壊した。すると、地面から触手が現れ、僕達の首に巻き付いた

奏太:うっ!

大悟:クッ!

ブートアップ!ライトニング!

すると、触手に電撃が当たり、触手がちぎれた

大悟:今のは!

奏太:健吾さん!

触手を攻撃したのは未来虹さんに支えられた健吾さんだった

健吾:行け!奏太!大悟!

大悟:あぁ!

僕達は空に飛び、クイーンモネラにパンチをした

モネラ:これで消えろ!

大悟:奏太!トドメだ!

奏太:はい!

僕と大悟さんは合体光線を放った。そしてクイーンモネラは消滅した

ひなの:やった!

子供:ウルトラマンが倒した!

菜緒:勝てたね!

子供:うん!

そして、僕達は元の姿に戻った

奏太:やりましたね

大悟:あぁ

健吾:大悟!

ひなの:奏太くん!

すると、健吾さん。未来虹さん。美玖さん。ひなのちゃんが来た

大悟:健吾、サポートありがとな。それより大丈夫か?

健吾:あぁ。このくらイッ!

未来虹:もう~無理して来てるんだから!

ひなの:奏太くん!もう心配したんだから!

奏太:ごめん・・・

ひなの:おかえり

奏太:ただいま

美玖:あれ?菜緒は?

菜緒:大悟~!

子供:お兄ちゃん!

大悟:大丈夫だったか?

子供:うん!お兄ちゃんの言った通りだったね!僕が助けを呼んだらティガが来てくれた!

大悟:良かったな!どう?ティガカッコ良かった?

子供:うん!

菜緒:良かったね

母親:今日はありがとうございました

大悟:いえいえ

子供:お兄ちゃんまたね!

大悟:またね!

そして、親子は去って行った

大悟:あれ?

菜緒:ティガの力が残ってる!

大悟:これからも一緒に戦ってくれるんだな

菜緒:良かったね!

大悟:あぁ。菜緒

美玖:うん?今菜緒の事呼び捨てしたよね?

大悟:あぁ。言われて見たらそうですね

菜緒:私は嬉しいよ。大悟!

大悟:じゃあこれからも菜緒って呼ぶよ

菜緒:勿論!それにタメ口も続けてね!

大悟:あぁ!

美玖:ちょっと!大悟くん!私は許さないよ!

大悟:ヤバッ!菜緒!行こう!

菜緒:うん!

大悟さんと菜緒さんは走って行った

美玖:待ちなさい!

ひなの:ちょっと美玖さん!

健吾:二人が進展したな

未来虹:そうだね

奏太:うん?

僕がホルダーを開けるとティガのカードが入っていた

奏太:大悟さんの光がカードになったのか・・・

デッカー。トリガー。そしてティガ。僕達が力を会わせればどんな敵にも勝てる。そんな気がする

続く

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