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彼方の未来へ 第5話 守りたい命

この物語はフィクションです

奏太:うわっ!

僕は音村奏太。今ウルトラマンデッカーとして怪獣と戦っている。その怪獣とは

大悟:奏太!エレキングの電撃には気を付けろ!

奏太:はい!

僕はエレキングに攻撃をした。すると

すみれ:エリー!元の場所に戻って!

奏太:すみれちゃん?うわっ!

するとエレキングは湖に潜って行った

奏太:逃げられた・・・

僕は元の姿に戻った

ひなの:奏太くん大丈夫?

奏太:うん

大悟:ここ最近の停電はエレキングの影響で間違いないな

奏太:そうですね・・・(何ですみれちゃんがあそこに?)

ひなの:奏太くん?どうしたの?

奏太:あっ。少し考え事をね

僕は楽屋に戻った。そして僕はすみれちゃんの所に向かった

奏太:あっ!すみれちゃん

すみれ:奏太さん!?

奏太:ちょっと・・・

すみれ:ごめんなさい!

すると、すみれちゃんは走って行った

ポカ:まだ、すみれと話せて無いのか?

奏太:うん。でも何か隠してるんだよね・・・よし、あの人に聞いてみよう

僕はある人の所に向かった

奏太:あっ!菜緒さん!

菜緒:奏太くん。どうしたの?

奏太:最近すみれちゃんに相談とか受けてたりしてました?

菜緒:ううん。相談は受けてないよ

大悟:あれ?奏太どうした?

奏太:菜緒さんにすみれちゃんの事を聞こうと思って

大悟:あ~俺も今それを何とかしようとしてるんだがすぐ走って行っちゃって

菜緒:でも、何で私なの?

奏太:すみれちゃんって菜緒さんの事推しで尊敬してるじゃないですか。だから何か知ってると思って

菜緒:そっか。ごめんね、力になれなくて

奏太:いえいえ。大丈夫ですよ

菜緒:そうだ。美玖にも聞いてみたら?美玖もすみれと仲が良いから

奏太:分かりました!ありがとうございます!

僕は美玖さんの所に向かった

美玖:すみれちゃんに相談されたか?

奏太:はい!何でも良いんです!

美玖:ううん。全くそんなのはなかったよ

奏太:駄目か~

ポカ:どうしようか?

美玖:なら後追って行けば?

奏太:いや、そんなストーカーみたいな事・・・

美玖:大丈夫!護衛って言えば良いんだから!

ポカ:やってみるか?

奏太:あまり気は乗らないけどやってみよう

僕はこの事を大悟さんに話した。すると大悟さんは了承をしてくれた

大悟:それじゃ、今日は終わりだから解散して良いよ

莉奈:すみれ。今日・・・

すみれ:ごめんね!じゃあお疲れ様でした!

すみれちゃんは颯爽と楽屋を出た

奏太:僕達も

ポカ:そうだな

奏太:じゃあ失礼します!

莉奈:奏太さんとポカどこに行くんだろう?

大悟:さぁな(頼んだぞ。奏太)

僕達はすみれちゃんにバレないように後を追った。するとエレキングいる湖の近くに来た

奏太:何でここに?

ピンポーン

?:はーい

すみれ:お待たせ。ハルナ

ハルナ:大丈夫。行こう

ポカ:彼女は・・・

奏太:すみれちゃんの友達?

するとすみれちゃん達はエレキングのいる湖にいた

ハルナ:エリー!

するとエレキングが顔を出した

すみれ:もう!勝手に暴れちゃ駄目って行ったでしょ!

ポカ:すみれが怪獣と話してる?

奏太:もう少し近づいてみよう

僕は静かに近づいて行った。その時僕は枝を踏んでしまった

バキッ!

奏太:やべっ!

すみれ:奏太さんにポカ!?

ハルナ:えっ!?

するとエレキングは湖に潜って行った

奏太:あっ、や、ヤッホー

すみれ:どうして!

奏太:ごめん。皆がすみれちゃんの事心配してたから

すみれ:エリーとハルナには近づかないで!

ポカ:もしかして、あそこのハルナって女の子は宇宙人じゃないのか!

ハルナ:バレちゃった・・・

すみれ:例え奏太さんでもエリーとハルナを傷つけるなら許しません!

奏太:待って!僕達は話がしたいだけなんだ!

すみれ:信じられません!だって奏太さんは!

ハルナ:すみれ。あの人に話そう?

すみれ:でも!

ハルナ:あの人はすみれの事を心配してくれてるだよ?それにきっと良い人だよ

僕はすみれちゃんと一緒にいた女の子の家に入った

奏太:お邪魔します

ハルナ:こちらにどうぞ

奏太:ありがとうございます。さっそくなんですがあなたは?

ハルナ:まずは正体を明かさないと行けませんね

すると、女の子の顔が変わった

ハルナ:私はピット星人ハルナって言います

奏太:僕はすみれちゃんが所属しているグループのマネージャーをしています。音村奏太です。そして、ウルトラマンデッカーです

ポカ:おい!お前!

奏太:向こうが素直に正体を明かしたならこっちも素直に言うのが一番だよ

ポカ:そっか、僕は奏太の相棒でAIマスコットのポカだ

ハルナ:貴方はウルトラマンなんですね

奏太:はい。あのエリーって名前のエレキングは貴方の?

ハルナ:はい。エリーは元々この地球に住ませるつもりではなかったんです

ポカ:どういう事だ?

ハルナ:元々私とエリーは一緒に地球を出ようと思っていたんです。ですが地球に覆われてるバリア張られて宇宙に行けなくなって。バリアが無くなるまでこの子を育ててたらあんな大きさになってしまって

奏太:じゃあ貴方もスフィアのせいで辛い思いを・・・

ポカ:でも、何ですみれが一緒なんだ?

すみれ:ハルナとはデスドラゴが現れた時に会って、ハルナが私の事を助けてくれたんです。その時にハルナが宇宙人だって事とエリーの事を知ったんです

ハルナ:すみれはその事を知っても仲良くしてくれてエリーも懐いてくれたりしたんです

奏太:だから、あの時すみれちゃんの声でエレキングは湖に逃げたんだ

ハルナ:エリーの事許してください!エリーは私にとって大切な家族なんです!

すみれ:私も!お願いします!

奏太:・・・分かった。エリーとハルナさんの事は許すよ

ポカ:おい!それだとこの先も停電が続くぞ!

奏太:それでも、ハルナさんもエリーもスフィアの被害者だよ。だから、僕はハルナさんもエリーも助けたい

ポカ:全く、奏太らしいな。よし!俺も奏太と一緒にエリーとハルナを助ける!

ハルナ:ありがとうございます!

奏太:うん。エリーに会わせてくれないかな?朝、攻撃した事を謝りたいから

ハルナ:はい!

僕はエリーのいる湖に向かった

ハルナ:エリー!

するとエリーは顔を出した

奏太:エリー!朝は攻撃してごめんね!これからはエリーも守るから!

するとエリーは頷いた

奏太:ありがとう!エリー!

僕はこれを機にすみれちゃんとハルナさんと一緒にエリーに会いに行っていた

すみれ:奏太さん。今日もありがとうございます

奏太:大丈夫だよ

ポカ:まぁ、奏太にとってすみれは推しだからな

ハルナ:そうなんですね

僕達がエリーのいる湖に着いた時

スラン:ここに怪獣がいるって聞いたが・・・

バロッサ:間違いない。ここにはエレキングがいる。そのエレキングを使って暴れさせれば良いんだよ

スラン:だがどうやって?

バロッサ:エレキングはな強力な電圧を浴びせれば暴れるんだよ!

奏太:お前達何してる!

スラン:人間がここにいるとは

バロッサ:邪魔はさせない!

奏太:すみれちゃん達は下がってて!

宇宙人達は僕に向かって来た

奏太:おりゃ!

バロッサ:バロバロ!お前なかなかやるな!

スラン:ですが私達二人の相手が勤まるかな?グハッ!

奏太:大悟さん!

大悟:大丈夫か!

奏太:はい!

大悟:行くぞ!

僕達は宇宙人達と戦っていたその時、エリーが湖から出てきた

奏太:エリー!隠れてろ!

バロッサ:今だ!

すると、宇宙人はエリーに電撃を流した

奏太:止めろ!

スラン:させるか!

大悟:クッ!

奏太:うわっ!

バロッサ:完了だ!

スラン:ここは引くぞ

すると宇宙人達は逃げた。そして、エリーは暴れていた

ハルナ:エリー!止めて!

すみれ:エリー!

奏太:大悟さんとポカは二人を!

すみれ:奏太さん!エリーを倒さないで!

大悟:すみれ!お前何を言って・・・

奏太:勿論!エリーは必ず助ける!

大悟:おい!お前!

僕はエリーの方に走って行った

奏太:僕の推しを泣かせる訳には行かないんだ!

僕はウルトラディーフラッシャーのボタンを押し、カードをセットした

ウルトラディメンション!

そしてクリスタルを展開させた

奏太:輝け!フラッシュ!デッカー!

ウルトラマンデッカー!フラッシュタイプ!

僕はウルトラマンデッカーに変身しエリーのしっぽを掴み引っ張った

奏太:落ち着け!

するとエリーはしっぽから電撃を放ち僕は吹き飛ばされた

奏太:うわっ!

エリーはしっぽで攻撃し、僕は防いだが湖から電撃を放った

奏太:うわっ!

するとエリーは僕のエネルギーを奪っていた

奏太:力を貸して!ミクラス!

モンスディメンション!

ミクラス!

ミクラスが現れ、エリーに体当たりした

奏太:ありがとう。ミクラス!

エリーはミクラスの足にしっぽを巻き付け電撃を放った。そしてミクラスは消えた

奏太:止まれ!

僕はエリーに攻撃した。そしてチョップをする時エリーは怖がった

奏太:あっ

するとエリーは手を上げた

奏太:真似してる?

僕は両手を上げるとエリーも両手を上げた

奏太:じゃあ、光線のポーズ

エリーも光線のポーズをした

奏太:おぉ!凄い!

僕が拍手したらエリーも拍手した

奏太:よしよし偉いぞ~ナデナデ

僕はエリーに撫でてた。その時エリーから攻撃をくらった

奏太:イタッ!

そしてエリーは僕を投げた

奏太:落ち着いたんじゃないのかよ

するとエリーは角から電撃攻撃をした

奏太:うわぁ~!

そしてエリーは僕の体にしっぽを巻き付け、電撃を流した

奏太:うわぁ~!・・・このままじゃ!

すみれ:エリー!もう止めて!

ハルナ:エリー!お願い!

奏太:まだだ。ハルナの家族を・・・すみれの友達を助けるんだ!頼む、奇跡を起これ!

すると、カードが現れた

奏太:これは?

僕はカードを掴んだ

奏太:これは・・・うおぉ~!不思議な力が体に!よし!

僕はウルトラディーフラッシャーのボタンを押し、新しく手に入れたカードをセットした

ウルトラディメンション!

そしてクリスタルを展開させた

奏太:飛び出せ!ミラクル!デッカー!

ウルトラマンデッカー!ミラクルタイプ!

すみれ:消えた!

ハルナ:あそこ!

大悟:新しい姿・・・

僕はウルトラマンデッカーミラクルタイプに変わった

エリーは全身から電撃攻撃を放ったが僕は電撃を一ヶ所に集めた

奏太:これならどうだ!

僕はプロテクターからゲートを出しエリーから放たれた電撃を全部吸収した。そして、エリーに光線を放ちエリーを小さくしハルナさんの所に送った

ハルナ:エリー!ありがとう!ウルトラマン!

僕は元の姿に戻った

ハルナ:奏太くん。ありがとう

奏太:どういたしまして

大悟:お前達。エレキングと一緒にいたのか

すみれ:大悟さん・・・

奏太:大悟さん。エリーもハルナさんもスフィアの被害者なんです。スフィアさえいなければこんな事は起きなかった。だから今回の事は許してください

僕は大悟さんに頭を下げた

すみれ:私もお願いします!

ポカ:僕からも!

大悟:はぁ仕方ない。今回は目を瞑ってやる

ハルナ:あの、エリーがまた大きくなりすぎないようにお手伝いして貰えませんか?

大悟:分かりました

そして、次の日

ひなの:この子がエリーちゃんか~!

莉奈:可愛い~!

陽子:餌上げても良いですか!

ハルナ:良いよ。あっでも与えすぎないでね

ポカ:エリーもメンバーの皆に人気だな

奏太:そうだね

大悟:お前もまた成長したな

奏太:ありがとうございます

すみれ:奏太さん!

奏太:どうしたの?

すみれ:今まで、逃げるような態度とってすみません

奏太:大丈夫だよ。僕はすみれが笑顔になってくれたら良いからナデナデ

すみれ:ありがとう!奏太お兄ちゃん!

奏太:えっ!?お兄ちゃん!?

すみれ:はい!これからもよろしくね!奏太お兄ちゃん!

そう言ってエリーの所に向かった

大悟:良かったな。推しにお兄ちゃんって言われて!

ポカ:さすが、相棒だな!

奏太:すみれのお兄さんか~えへへ~

あの後ずっとニヤニヤしてたとさ

続く

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