狂おしい好奇心
この物語はフィクションです
レイガ:レイガ!アルティメットブラスター!
トレギア:タロウ・・・
グリムドは爆発した
?:トレギア・・・君にはまだ生きてて欲しい
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トレギア:ここは何処だ?
?:・・・ぶ?
トレギア:なんだこの声
?:・・・丈夫?
トレギア:そこにいるのは誰だ?
?:ねぇ、大丈夫?
トレギア:はっ!はぁはぁ・・・
私は目を覚ました
トレギア:ここは・・・何処だ?
?:ここは私の家やで
トレギア:お前は?
?:私は高瀬愛奈
トレギア:一体何がどうなってるんだ?
愛奈:君は私の家の前に倒れてたの
トレギア:そうか。迷惑をかけたな
愛奈:なぁ?名前何て言うん?
トレギア:私はウルトラマントレギア。M78星雲光の国の科学者だ
愛奈:それ盛ってるよな?
トレギア:本当だ!私の体は・・・なんだこれ?
私はブルー族で体が青いのだが、私が見た時は青くなく、近くにいる高瀬愛奈と同じ体の色だった
愛奈:やっぱり、頭打ったんやろ?
トレギア:もしかして・・・愛奈とか言ってたな、ここはなんと言う星だ?
愛奈:えっ・・・地球やけど
トレギア:やはり地球なのか・・・タロウようやく私も地球に行けたぞ・・・
愛奈:さっきから何言ってるん?
トレギア:いや、何でもない
私は手からデバイスの画像を出した
愛奈:それどうやって出したん!?
トレギア:いや、普通に出したのだが
愛奈:もしかして、本当にそのM78星雲光の国って所の科学者なん!
トレギア:まだ疑ってたのか・・・
愛奈:凄いやん!こんな事も出来るんやな!
愛奈は興味津々に近づいて来た
愛奈:なぁ?これは?
トレギア:これはアストラル粒子転換システム。これはウルトラ族が他の生命体と一体化し共に活動する為に作ったアイテムだ
愛奈:へー何か名前が長いな~
トレギア:最初は親友の名前をとってタロウスパークって名付けようとしたのだが親友に却下されてね。そしてその親友が太陽を抱く勇気ある者の意味を込めてタイガスパークと名付けたんだ
愛奈:仲が良いんやな。なぁその親友について教えてくれへん?
トレギア:私の親友ウルトラマンタロウ。宇宙警備隊大隊長の父と銀十字軍隊長の母を持つ宇宙警備隊のエースだ。それに彼はウルトラ兄弟の6番目の戦士でもある凄い親友だ。そして今も地球で戦っている
愛奈:そんな凄い親友がいるって良いやん!てことはトレギアくんも宇宙警備隊なん?
トレギア:いや、私はタロウと一緒に努力したが私の戦闘力では宇宙警備隊に入れなかっただが科学技術局のヒカリ長官にが才能を認めてくださり私は今科学者として平和を守ってるんだ。だから、今地球に来た事を知って嬉しいんだ
愛奈:トレギアくんって色々あったんやな・・・
トレギア:なぁ愛奈。この地球について教えてくれないか?
愛奈:地球について教えてって例えばどんな事なん?
トレギア:何を食べてるのか?やどんな事してるのとか?
愛奈:それなら、今から出掛けへん
トレギア:出掛ける?
愛奈:とりあえず、準備するから待っててや
私は愛奈が準備すると言ってたので待っていた
トレギア:タロウ。私も地球に来れたよ。もしかしたら君に会えるかな
そして愛奈が戻って来たので私は愛奈と共に愛奈の家を出た
トレギア:ここが地球で言う街というものか・・・
愛奈:本当に地球を見たことないんやな。まずは・・・
愛奈は私の方を見た
愛奈:服を買わんとな。トレくん。いやギアくん?それともレギくん?
トレギア:何を言ってるんだ?
愛奈:毎回トレギアくんって呼ぶのも変やからあだ名とか着けようとしたけど難しくてな
トレギア:そ、そうか(地球人とはそう言うのを気にするのか)
愛奈:そうや!あだ名じゃなくて名前を着ければええんや!
トレギア:はっ?
愛奈:そうやな~じゃあ霧矢って呼ぶ!
トレギア:霧矢か・・・何か良いな
愛奈:それじゃ行くよ。霧矢!
トレギア:フフッ(地球人は面白いな)
私は愛奈と一緒に服という人間が着てるものが売ってる所に来た
トレギア:ここは?
愛奈:お洋服屋さん。人はここで服を買うんや
トレギア:これもか?
愛奈:服にも色々あってやな。今霧矢が持ってるのは女性もの
トレギア:ということは愛奈のような女が着るのか
愛奈:そこは知ってるんやな
トレギア:ウルトラ族にもウルトラウーマンがいるからな
愛奈:なるほどな。霧矢が着るのはこっち側
トレギア:どれも同じに見えるのだが?
愛奈:まぁ、霧矢にとってはそう見えるかもだけど色とか柄とかが色々あるからな
トレギア:なるほど?
愛奈:それに組み合わせによって似合ってるとかあるからな~霧矢が似合いそうなのは・・・
トレギア:(服とは面白いものだな)
?:あれ!まなふぃじゃん!
愛奈:お!彩!
彩花:まなふぃがここにいるって以外!
愛奈:それは盛ってるで!
トレギア:親友なのか愛奈?
彩花:えっ!まなふぃこんなカッコいい人と二人でお出掛けしてるの!
愛奈:あー紹介するね彼は霧矢。家の前で倒れてたのを見つけて家に上げたんや
彩花:なるほどね~私は高本彩花だよ!
トレギア:高本彩花か。覚えておくよ
愛奈:彩花はね。私が所属してるアイドルグループの同期なんや
トレギア:アイドル?
彩花:日向坂46。聞いたことない?
トレギア:いや、聞いたことない
愛奈:まぁ知らないんやから仕方ない
彩花:うーん?君カッコいいのに服がボロボロだよね?ここはおしゃれ番長の私に任せなさい!
愛奈:頼んだで!
私は高本彩花に連れられた。そして
トレギア:これが私?
彩花:凄い似合ってるじゃん!
愛奈:(霧矢くん。カッコ良すぎ!)
トレギア:(服を変えるだけでこんな変わるとは・・・人間とは凄いものだな)
愛奈:じゃあ、このまま支払うか
愛奈は別の人を呼んで服についてたものを取ってもらった
トレギア:彩花と言ったな。少し良いか
彩花:何?
私は彩花を連れて、さっき取った服を見せた
トレギア:これ愛奈に似合いそうだと思うんだが
彩花:そうだね!うんサイズも合ってる!
トレギア:これどうすれば良いか?
彩花:えっ?普通に買えば?
トレギア:買うとはなんだ?
彩花:あーなるほど。なら今回は私が払うからまなふぃの所に行ってて
トレギア:わかった
私は愛奈の所に行った
愛奈:どうしたの?
トレギア:買うとはなんだ?
愛奈:こうやって欲しいものをこの機械で読み込ませてお金っていう長方形のだったり丸いのだったりを使って払うの
トレギア:お金か・・・
愛奈は買うって事をやり、お店を出た。そして、数分後彩花も出てきた
彩花:はい!霧矢くん!
トレギア:すまない
愛奈:何買ったの?
トレギア:愛奈が似合いそうな服を彩花が買うって事をしてくれて
愛奈:綺麗なワンピース・・・ありがとうな!霧矢!彩!
彩花:大丈夫!じゃあ霧矢くん頑張ってね!
トレギア:?
そう言って彩花は去って行った
愛奈:とりあえず、次は何処に行こうかな?
トレギア:人間が一体どうゆうものを食べるのか気になる
愛奈:なら、ご飯食べに行こう
すると、地震が起きた。そして地面から怪獣が現れた
愛奈:なんやあれ!?
トレギア:確かあいつは初代ウルトラマンが戦った。テレスドンだ!
するとテレスドンは口から炎を放った
トレギア:危ない!
テレスドンの炎がビルに当たり爆発した。すると
彩花:キャー!
愛奈:彩!
ビルの破片が彩花の近くに落ち、彩花の足が潰され動けなくなっていた
愛奈:彩大丈夫!?
彩花:痛い!
愛奈:今助けるからな!
トレギア:一人では無茶だ
愛奈:持ち上がらない・・・
トレギア:(私は戦えるのか?宇宙警備隊でもない私が・・・)
彩花:まなふぃ逃げて!
愛奈:それは出来ひん!彩は大事なメンバーやから!
トレギア:(いや、今私が戦わなければ!タロウがいない今この私が!)
トレギア:はぁー!
愛奈:なんや!?
彩花:何!?
私はウルトラマンの姿になり、彩花の上に乗ってる瓦礫をどかした
彩花:青い巨人?
愛奈:あれがウルトラマントレギア?
トレギア:タロウがいない今。私がウルトラマンだ!
私はテレスドンに向かい攻撃をした
彩花:あれは?
愛奈:霧矢だよ
彩花:あれが霧矢くんなの・・・
トレギア:よし!これなら!
すると、私のカラータイマーが点滅した
トレギア:もしかして、タロウが言ってたのはこれか
その時テレスドンは炎を放ち私は当たってしまった
トレギア:グハッ!アァ!
私は倒れてしまった
トレギア:やはり、私では・・・
愛奈:霧矢頑張れ!
彩花:霧矢くん!
トレギア:そうだ。タロウは諦めなかった。私も諦めてたまるか!
すると、テレスドンは走って来た
トレギア:これでもくらえ!トレラシウム光線!
私の光線がテレスドンに当たり、テレスドンは爆発した
愛奈:やった!
彩花:凄い!
トレギア:やったのか?私が・・・タロウ見ててくれたか?怪獣を倒したぞ!
私は人間の姿に戻った
愛奈:霧矢!
トレギア:愛奈!
愛奈:カッコ良かったで!
トレギア:愛奈達を守れて良かった
彩花:霧矢くんは一体何者なの?
私は彩花に私の事について教えた
彩花:てことは、本当の名前はトレギアって言うんだね
愛奈:まぁトレギアって呼ぶのが変やから私が霧矢って付けた
彩花:まぁ、でも霧矢くんのおかげで助かったよ!ありがとう!
トレギア:(感謝されるってこんなにも嬉しいものなんだな。タロウ)
?:まさか、記憶が一部抜けてるのか・・・だが、これから思い出させてやる。本当のお前を
私は今回の事から愛奈と一緒に地球で暮らしていた。愛奈は私がわからない事があればすぐに教えてくれた。そして、数ヶ月たった頃
愛奈:地球の暮らしに馴れた?
トレギア:あぁ。愛奈のおかげでな
すると前から手を繋いでいた人間が来た
トレギア:愛奈。何であの人間達は手を繋いでいるんだ?
愛奈:それは・・・あの二人がカップルだからかな
トレギア:カップルとはなんだ?
愛奈:お互いが好きな異性どうしの事かな
トレギア:手をつなぐ事に興味があるな・・・愛奈、やりたいのだが良いか?
愛奈:えっ!もしかして私と!?
トレギア:愛奈しかいないからな
愛奈:わ、わかった///
私は愛奈と手を繋いだ
愛奈:ど、どう?///
トレギア:わ、悪くない
愛奈:そ、そっか///(霧矢はウルトラマンだけどそんなに力入れてないんだ。優しすぎ)
トレギア:(なんだ。この感情は?胸の辺りがドキドキする)
愛奈:(もしかして、私。霧矢の事・・・)
?:仲良くイチャイチャとは人間にもなったつもりかい?トレギア
トレギア:誰だ!?
?:私はグラン。トレギアお前に用が合って来た
トレギア:まさか、お前は宇宙人か?
グラン:ご名答!トレギアお前は光か?それとも闇か?
トレギア:私はタロウと同じ光の使者だ!
グラン:そうか。なら出でよ邪神魔獣グリムド!
グランと名乗る男は怪獣を呼び出した
愛奈:また怪獣!
トレギア:愛奈逃げろ
愛奈:わかった。気をつけてね
トレギア:はぁー!
私はウルトラマンの姿になった
トレギア:愛奈達には手を・・・なんだこいつ何処かで見たことある気が・・・
すると、怪獣は私に向かって来た
トレギア:グハッ!
私も攻撃をしたが怪獣には効かなかった
トレギア:効いてない!なら!トレラシウム光線!
だが怪獣には効かず、怪獣は電撃攻撃を放った
トレギア:グハッ!
すると、カラータイマーが点滅した
グラン:さぁ思い出せ!本当のお前を!
愛奈:霧矢!頑張れ!
トレギア:私は・・・やはり一人では・・・
私は倒れてしまった
愛奈:霧矢!
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トレギア:愛奈すまない。タロウ後は任せた・・・私は光の使者として・・・なんだ?
するとそこに見えたのは光の国にいた私だった
トレギア:ヒカリ長官が失踪!?貴方ほどの科学者が何故!?・・・惑星アーブ・・・
惑星アーブ
トレギア:ヒカリ長官!
トレギア:一緒に光の国に帰りましょう!
ヒカリ:私はもう長官ではない!私は惑星アーブを守れなかった・・・ウルトラマンキングからこのナイトブレスを授かったというのに・・・光の使者失格だ!
ヒカリ:私は滅ぼされた怨念を見に纏い、この惑星を滅ぼしたボガールを必ず倒す!
すると、ヒカリに怨念が集まり鎧が付き、ハンターナイトツルギとなった
トレギア:な!その姿は!?
ツルギ:邪魔をするなら、お前とて斬る!
トレギア:闇と戦うんじゃ・・・なかったのですか!
ツルギ:ウルトラマンヒカリは死んだ!今の私は復讐の為に生きる!ハンターナイトツルギだ!
するとツルギはナイトブレードでトレギアを斬った
トレギア:グハッ!
そしてツルギは惑星アーブを飛び立った
トレギア:ヒカリ長官でも闇には抗えないのか・・・光の力とはこんなにも儚く脆いものなのか・・・
トレギア:なんだこれは!?ヒカリ長官にこんな事が
宇宙移籍ボルヘス
トレギア:ボルヘスに眠る、宇宙創造の時代、混沌よ。今こそ目覚めよ!
トレギアはグリムドを取り込んだ。そしてトレギアはトレギアアイを取り出し、姿を変えた
トレギア:これが混沌・・・邪神魔獣グリムドの力!
トレギア:私があんな姿に・・・
グルーブ:グルーブボルテックバスター!
ジード:レッキングノバ!
トレギア:これが家族の絆か・・・勉強になった!
タイガ:俺はタロウの息子!ウルトラマンタイガだ!クワトロスクワットブラスター!
トレギア:フフッ、アハハ
トレギア:アハハハハハ!
レイガ:レイガ!アルティメットブラスター!
トレギア:タロウ・・・
タロウ:トレギア・・・
トレギア:全て思い出した・・・私は光も闇も両方否定する。全ては虚無だ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トレギア:フフッ、アハハハハハ!
私は立ち上がった
愛奈:霧矢?
グラン:全て思い出したのか!
トレギア:あぁ、思い出したさ。お前のおかげでな~
グラン:さぁもう一度悪のウルトラマンとして復活するのだ!
愛奈:どうゆうこと?
グラン:元々こいつは闇に落ちたウルトラマンだ。光の使者ではない
愛奈:それは嘘や!霧矢は・・・トレギアは私達を救ってくれた!
グラン:だがそれはこいつの記憶が戻る前の事だ
トレギア:さぁ来いグリムド!もう一度我に混沌の力を!
グリムドは私の体の中に入って行った。そしてトレギアアイを取り出し、私は姿を変えた
愛奈:あれがトレギア?
グラン:さぁトレギアよ。共に世界を闇一色に染めようではないか!
トレギア:フフッ、アハハハハハ!君に指図させる筋合いはない
グラン:何!?
トレギア:一人教えてやろう。この世界には光も闇もない。全ては虚無。虚構でしかいなのさ。アハハハハハ
グラン:貴様!ならこの手で消すしかない!
すると、グランはウルトラダークキラーに変わった
トレギア:ウルトラダークキラーか。久しぶりの姿だからな。少し相手して貰おうか
ダークキラーは私に向かい攻撃して来たが私は避けていた
トレギア:おやおや?その程度かい?
グラン:ちょこまか動きやがって!
トレギア:おっと~
グラン:くらえ!キラークラスター!
私はトレラケイルボスで打ち消した
グラン:何!?
トレギア:お得意のダークネスを作るのはどうしたんだい?
グラン:ならお望み通り!
トレギア:なんて、させると思ったかい?
私はダークキラーに何度も攻撃をした。ダークキラーは反撃に出るが私に止められやられていた
グラン:何故だ?
トレギア:はぁ~。そろそろつまらなくなったし終わりにしよう。トレラアルティカイザー!
グラン:ぐはぁ~!
私のトレラアルティカイザーでダークキラーは爆発した
愛奈:トレギア・・・
私は愛奈と同じ大きさになった
トレギア:どうだったかな?
愛奈:トレギア。それが本当の貴方なの?
トレギア:さぁね?まっ!今回はこの辺にしてあげよう。ではさらば
愛奈:待って!
トレギア:うん?
愛奈:私達が今まで過ごしてたのは全て嘘だって言うの!
トレギア:・・・
愛奈:何か言ってよ!
トレギア:嘘ではないさ。私を助けてくれた事、服を買ってくれた事、そして手を繋いだ事全て、嘘ではないさ
愛奈:トレギア・・・
トレギア:愛奈。いつも私をそうやって呼んでなかっただろ?
愛奈:霧矢!また会えるよね?
トレギア:さぁ?でも次会うとすればこの世界が終わる時だね
私は巨大化して地球から飛び立った
愛奈:霧矢。私は信じてる貴方はとても優しいウルトラマンだって事を・・・
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トレギア:やはり、この感情はなんだ?何故愛奈と別れると悲しくなるんだ?仕方ない。その答えを見つけてみようではないか
fin
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