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彼方の未来へ 第3話 自分の戦い方

この物語はフィクションです

奏太:えっと、トリガーの戦い方は・・・

皆さん、こんにちは。音村奏太です!僕は前回、日向坂46のマネージャーとして活躍する事になりました。そして今、僕はトリガー戦い方を見てます

大悟:何でトリガーの戦い方を見てるんだ?

奏太:僕の先輩の戦い方を知っておこうと思って

大悟:そうか、まぁトリガーの戦い方はそんな簡単なものじゃないからな

奏太:でも、トリガーに似た巨人がいましたよね。ほら、トリガーと同じ姿を変えられる

大悟:俺の事か

奏太:そうそう、大悟さんの事・・・ってえっ!?

大悟:何だよ?

奏太:大悟さんってウルトラマンだったんですか!

大悟:まあな。でも、今は変身出来ないけどな

奏太:じゃあ、トリガーがどう戦っているか詳しく教えてくれませんか!

大悟:何で、トリガーの戦い方を知りたいんだ?

奏太:だって、トリガーの戦い方を真似すればどんな相手でも勝てるじゃないですか!

大悟:・・・なら、今からの仕事は俺を真似しろ

奏太:わかりました?

そして、仕事中僕は大悟さんの真似をしていた

大悟:よいしょ!

奏太:よし!うっ!重い・・・

大悟:これと・・・後これか・・・

奏太:おりゃ!っておっとっと!

大悟:危ないな。少し持つから

奏太:すみません

カタカタカタカタ

奏太:タイピングが早い・・・僕も

カタカタカタカタ

奏太:これでどうだ!あれ?壊れた?

大悟:変わって

奏太:はい

カタカタカタカタ

大悟:これでよし

奏太:すみません。ありがとうございます

大悟:気にするな

奏太:はぁ~

ひなの:どうしたの?

奏太:仕事中の大悟さんの動きを真似してたら、ほとんど失敗して・・・

ひなの:まぁ、ドンマイ

奏太:ひなのちゃ~ん。何か可愛いポーズして・・・

ひなの:いきなりの無茶振りは止めてよ~

その頃

?:そろそろ試してみるか

アタック!ゴモラ!

?:来い。ゴモラ!

ゴモラ!

奏太:怪獣!?

ひなの:いきなり!?

奏太:よし!早速試してみよう!

ウルトラマンデッカー!フラッシュタイプ!

僕はウルトラマンデッカーに変身した

奏太:えっと・・・確かこうだったよね!

僕はトリガーのポーズを取った

ひなの:あのポーズって・・・

未来虹:トリガーのポーズ・・・

大悟:あいつまだ分かってなかったのか・・・

僕はトリガーの動きを真似しながら怪獣に攻撃をした。だが、怪獣に攻撃が当たらず反撃を受けた

奏太:うわっ!

ひなの:奏太くん!

奏太:ならトリガーと同じ光線を!あれ?出ない?

すると、怪獣が突進して来た

奏太:うわぁ~!

そして、カラータイマーが点滅した

奏太:うっ!

すると、怪獣は地面に潜って逃げた

奏太:逃げられた・・・

僕は元の姿に戻った

ひなの:奏太くん!大丈夫!?

奏太:ごめんね。大丈夫だよ

僕達は楽屋に戻った

芽依:大丈夫やった?

奏太:大丈夫ですよ。ほらこの通り!

すると、未来虹さんが近づいて来た

奏太:どうしました?

バチン!

僕は未来虹さんにビンタされた

未来虹:何今の戦い方!

奏太:いや・・・僕はトリガーの戦い方を真似した・・・

未来虹:ふざけないで!トリガーの戦い方はあんなんじゃない!それに真似をしたって?トリガーを・・・私の大切な人をバカにするな!

僕は未来虹さんに押し倒された

奏太:イッテ!

未来虹:貴方はウルトラマンじゃない!

そう言って未来虹さんは楽屋を出た

奏太:何なんですか?トリガーの真似しただけで怒るなんて?

大悟:奏太。今回に限ってはお前が悪い

奏太:それはどういう事ですか!

大悟:俺の動きを真似して何も感じなかったのか?

奏太:えっ?

大悟:やっぱり、分かってないんだな。それじゃウルトラマンとてもマネージャーとしても失格だな

奏太:そうですか・・・なら良いです!

僕は楽屋を出た

彩花:・・・

僕は屋上に来ていた

奏太:なんだよ。僕が悪いって・・・戦えるのは僕だけなのに文句言うなよ・・・

彩花:何カリカリしてるの?

奏太:彩花さん。何ですか?

彩花:奏太くんに話がしたくてね

奏太:お説教なら嫌です

彩花:そうだね。少しお説教だね

奏太:・・・

彩花:未来虹が何で怒ったか分かる?

奏太:トリガーの真似をしたからですよね

彩花:まぁ、ほとんど正解かな

奏太:ほとんど?

彩花:トリガーってね。私達にとって大切な人なの。でも、メンバーの中で一番大切に思っているのが未来虹なの

奏太:それと何の意味が?

彩花:未来虹はね何度もトリガーと離れ離れになった時があるの。一回目は卒業式。二回目は地球を守る為に。そして三回目はスフィアを止めに

奏太:そんなに・・・

彩花:でも、トリガーは未来虹の所に必ず帰って来てたけど

奏太:スフィアがバリアを張ったせいで帰って来れなくなった

彩花:うん。それを知った時。未来虹はとても悲しんでたの。それくらい未来虹にとってトリガーは心の支えだったの。だからこそそんなトリガーをバカにされたと思ったから奏太くんに怒ったんだよ

奏太:そうなんですね・・・

彩花:奏太くんに質問ね。私と奏太くんは人間でしょうか?

奏太:はい・・・

彩花:正解。じゃあ私と奏太くんは同じ性別でしょうか?

奏太:いいえ・・・

彩花:正解。じゃあ奏太くんはウルトラマンでしょうか?

奏太:はい

彩花:正解!じゃあ奏太くんはトリガーでしょうか?

奏太:いいえ

彩花:正解!

奏太:あの?これの意味って何ですか?

彩花:最後の質問でさ、奏太くんはトリガーではないって答えたじゃん

奏太:はい

彩花:トリガーの戦い方って、トリガーにしか出来ない戦い方なんだよ

奏太:トリガーにしか出来ない戦い方・・・

彩花:同じチアガールをやってた。瑶季ちゃんと理央ちゃんでもさ、瑶季ちゃんのやり方と理央ちゃんのやり方があるの

奏太:はい・・・

彩花:皆が皆同じやり方で出来る訳じゃない。それぞれのやり方があるから出来るの。奏太くんだってトリガーの戦い方をしたら勝てなかったじゃん。だから、奏太くんは奏太くんなりの戦い方をして欲しいの

奏太:僕なりの戦い方・・・

すると地面から怪獣が出てきた

彩花:怪獣!?

奏太:(そうだ。僕は何をしてたんだ!)

僕は走り出した

彩花:どこ行くの!?

奏太:怪獣を倒しに行きます!

彩花:そっか・・・頑張ってね!

奏太:教えてくれてありがとうございます!彩姉さん!

僕は怪獣に向かって行った

彩花:彩姉さんねぇ~手間の掛かる弟が出来ちゃったな~

奏太:(僕は何を考えてたんだ!僕は・・・僕は・・・)

奏太:僕は音村奏太!ウルトラマンデッカーだ!僕は!僕の戦い方をやるだけだ!

僕はウルトラディーフラッシャーを呼び出しボタンを押した。そして、ホルダーからカードを取り、ウルトラディーフラッシャーにセットした

ウルトラディメンション!

そして、レバーを引きクリスタルを展開させた

奏太:輝け!フラッシュ!デッカー!

ウルトラディーフラッシャーを顔に近づけボタンを押した

ウルトラマンデッカー!フラッシュタイプ!

僕はウルトラマンデッカーに変身した

奏太:見せてやる!僕の戦い方を!

僕は怪獣に向かって飛び膝蹴りをした

大悟:あいつ・・・

未来虹:・・・

僕は怪獣の攻撃を防ぎながら、怪獣にパンチをした

奏太:行くよ!ミクラス!

モンスディメンション!

ミクラス!

僕はミクラスを呼び出し、ミクラスは怪獣に突進をした

奏太:よし!トドメだ!

すると、スフィアが現れた

大悟:スフィア!?

スフィアは怪獣に纏わりついた。すると怪獣は姿を変えた

奏太:スフィアが怪獣と融合した・・・

大悟:スフィア合成獣・・・

僕は怪獣にパンチをしたが効かず、怪獣の攻撃を受けた

奏太:うわっ!

彩花:奏太くん!

僕は怪獣のしっぽを掴んだが投げ飛ばされ怪獣の突進をくらってしまった

奏太:うわっ!

医者:速く逃げるんだ!

奏太:まだ避難出来てないのか!

僕は怪獣の突進を止めようとしたが、押されて行き投げ飛ばされた

大悟:スフィアの力でパワーが上がってるのか!

すると、怪獣は光線を放ち僕は吹き飛ばされた

奏太:まずい、このままじゃ・・・

大悟:奏太にパワータイプのような力があれば!

未来虹:やっぱり、健吾がいないと・・・

ひなの:諦めちゃ駄目!

大悟:ひなの・・・

ひなの:私は奏太くんを信じてる!奏太くんはまだ強くなれる!

奏太:力が・・・力があれば!

すると、カードホルダーからカードが出てきた

奏太:この力は・・・うおぉー!何か力が弾けるように感じる!よし!

僕はウルトラディーフラッシャーに新しく手に入れたカードを入れた

ウルトラディメンション!

奏太:弾けろ!ストロング!デッカー!

ウルトラマンデッカー!ストロングタイプ!

大悟:あれは・・・

未来虹:デッカーの姿が・・・

ひなの:変わった!

奏太:これなら行ける!

僕は怪獣に向かって行った。そして怪獣と押し合いになった

彩花:奏太くん。頑張れ!

奏太:うおぉ!

僕は怪獣にパンチをした。怪獣はしっぽで攻撃したが僕はしっぽを掴み、怪獣を投げ飛ばした

奏太:どうだ!

すると、怪獣は光線を放ったが僕は腕に炎を集め光線を防いだ

奏太:これでトドメだ!

僕は腕にエネルギーを溜め、怪獣に近づき光線を放った。そして怪獣は空に飛ばされ爆発した

ひなの:やった!

大悟:よし!

僕は空に飛び去った

奏太:ストロングタイプか・・・デッカーの力ってまだまだ分からない事があるな

ひなの:奏太くん!

奏太:ひなのちゃん!彩姉さんに未来虹さん!大悟さん!

ひなの:奏太くん!とてもカッコ良かったよ!

奏太:ありがとう

僕は未来虹さんの前来た

未来虹:何?

奏太:ごめんなさい。僕は未来虹さんがトリガーに対してどんな思いがあるか分かっていませんでした

未来虹:・・・

奏太:だから、トリガーをバカにさせたと思わせてしまってすみませんでした!

未来虹:はぁ~。もうトリガーを真似するのは止めてね

奏太:はい

未来虹:でも、今回は私も言い過ぎちゃった。ごめんね

奏太:謝らないで下さいよ!

未来虹:奏太くん。これからもウルトラマンとして皆を守ってね

奏太:はい!

大悟:それに、マネージャーとしても頑張って貰うからな

奏太:勿論です。これからもよろしくお願いします!

彩花:全く、君達は世話が焼けるね~

奏太:すみません。彩姉さん

ひなの:彩姉さん!?

彩花:また、何かあったら頼りなよ。奏太

ひなの:呼び捨て!?

大悟:いつの間にか仲良くなってるな

未来虹:そうだね

僕は僕なりにマネージャーとしてウルトラマンとして皆を支えて行こうと思う

続く

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