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彼方の未来へ 第11話 復讐の怪獣

この物語はフィクションです

美鈴父:どうすれば怪獣を全て倒せる!

?:なら、俺が手伝ってやる

美鈴父:誰だ!?

?:誰だって良いんだよ。それよりあんたにこれを渡そう

アタック!ネオメガス!

ネオメガス!

美鈴父:怪獣!?

?:こいつはあんたの命令で動くようにした。後はあんたの自由だ

謎の人物は消えた

美鈴父:こいつで・・・俺の復讐が!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

奏太:・・・

僕は音村奏太。僕は前回クイーンモネラにやられてしまったが、大悟さんがウルトラマンティガとして助けてくれて、クイーンモネラを倒す事が出来ました。そして今は美鈴の墓参りに来ていた

奏太:今日で美鈴が亡くなって三年か・・・今までは、過去に囚われてたけどもう大丈夫。僕はこれから先に進み続けるよ

僕は家に帰ろうとした。その頃

史帆:ごめんね。一緒に来てくれて

ひなの:いえいえ、でも史帆さんがお墓参りなんて珍しいですね

史帆:実は今日は妹の命日なんだよね

ひなの:そうなんですね・・・あっ!奏太くん!

奏太:ひなのちゃん!それに史帆さんも!

史帆:奏太くんもお墓参り?

奏太:はい。知り合いの墓参りに来てましてちょうど帰ろうと

ひなの:そっか!

史帆:それじゃまたね!

奏太:はい!

史帆:それじゃ、私達も行こう

史帆達はお墓の前に来た

史帆:あっ、今年もお花がある

ひなの:そうなんですか?

史帆:うん。毎年お墓参りに来ると置いてあるんだよね

ひなの:誰が置いたんだろう?

住職:おや!加藤さん!

史帆:あっ!お久しぶりです!

住職:今年はお友達とですか?

ひなの:史帆さんの後輩の上村ひなのです

住職:おや!そうですか!

ひなの:あの、この花を置いた人って分かります?

史帆:いや、ひなの。別に気にしなくて良いよ

住職:確か、音村奏太くんでしたかな

ひなの:えっ!?

史帆:どういう事ですか!?

住職:このお墓は彼女さんのお墓って言ってましたね

ひなの:奏太くんに彼女が・・・

史帆:明日聞いてみよう

次の日

史帆:奏太くん!

奏太:史帆さん。どうしました?

史帆:実は・・・

大悟:悪い奏太!ちょっと来てくれ!

奏太:あっ!待って下さい!改めてどうしました?

史帆:良いよ。大悟くんの所に行って

奏太:分かりました?

僕は大悟さんの所に向かった

奏太:どうしました?

健吾:実は加藤博士の事でな

大悟:この森林付近で加藤博士の目撃情報が会ってな

奏太:もしかしたらここに隠れて何かしてるかもしれない話ですよね

大悟:あぁ。だから今から向かおうと思ってる

その時地面から怪獣が現れた

海獣 キングゲスラ

奏太:怪獣!?

健吾:あれはキングゲスラ!

奏太:僕行きます!

僕がウルトラディーフラッシャーを呼び出そうとしたその時もう一体怪獣が現れ、キングゲスラに向かって攻撃した

新創獣 ネオメガス

奏太:怪獣が怪獣と戦っている?

すると、もう一体の怪獣はキングゲスラに光線を放ちキングゲスラを倒した

美鈴父:人類諸君!ネオメガスの力はどうかな?

健吾:この声は!

大悟:加藤博士!

史帆:お父さん?

美鈴父:ネオメガスは私が操る人類の救世主なのだ!ウルトラマンの力も必要ない!全てネオメガスがこの人類を救って行くのだ!

するとネオメガスが地面に潜った

奏太:(あなたはどうして!)

莉奈:本当に怪獣が私達を救ってくれるの?

すみれ:でも、ミクラスと同じようにウルトラマンと一緒に戦ってくれるでしょ?

奏太:いや、そうとは限らない

ひなの:何で?

奏太:(きっと、美鈴が亡くなってからずっと怪獣の事を)僕、あの人の所に行きます

史帆:待って!

健吾:史帆さん?どうしたんですか?

史帆:奏太くん。美鈴の事知ってるよね?

奏太:!?

海月:何でその名前知ってるんですか!

史帆:美鈴は私の妹なの

海月:えっ!

奏太:史帆さんが美鈴のお姉さん・・・

史帆:美鈴と付き合ってたんだよね?何があったか教えて!

海月:史帆さん!それは・・・

奏太:大丈夫姉さん。いずれ話さないと行けないから

海月:奏太・・・

奏太:それにもう乗り越えたからさ!

僕は美鈴にあった事を話した

ひなの:そんな事が・・・

健吾:だから、時々暗い顔してたんだな

すみれ:みっちゃんは何時知ったの?

海月:奏太と一緒に別世界に飛ばされた時に

奏太:だから、美鈴のお父さんも怪獣に復讐しようとしてる。それに僕に対しても

史帆:そんな・・・

奏太:史帆さん。僕は美鈴の傍にいながらに美鈴を守る事が出来なくてすみません

史帆:ううん。謝らないで。美鈴さ、私とあった時に楽しそうに奏太くんの事話してたよ

奏太:えっ・・・

史帆:まぁ、その時奏太くんの名前教えてくれなかったけど。美鈴は自慢の彼氏って言ってた

奏太:そっか・・・ありがとう美鈴

史帆:それと、美鈴から

僕は手紙をもらい、その手紙を開けた

美鈴の手紙

奏太へ

もしこの手紙が奏太の所に届いてる時は、きっと奏太を守って亡くなっているかもしれません。私は、奏太と出会ってとても楽しかった!それに、いつも奏太は優しくてカッコ良かったよ。奏太。私が亡くなってもずっと引きずらないでね。私は奏太の未来が良くなって欲しいから!最後にこの手紙には私の家族の手紙もあるから渡してね

大好きだよ!奏太

美鈴より

奏太:美鈴・・・ありがとうな。うん?これ・・・史帆さん。これ史帆さんの分の手紙です

史帆:えっ?

奏太:美鈴は僕だけじゃなく家族の分も書いてるんです

史帆:そうなんだ

奏太:あの!貴方達の母親に会わせて貰えますか?

史帆:分かった!

僕は美鈴と史帆さんの母親に会いに行った

美鈴母:あら、史帆おかえり

史帆:うん。ねぇお母さんに謝りたい人がいるんだけど

僕は顔を出した

美鈴母:貴方は!何でこんな所にいるの!

奏太:突然お邪魔してすみません

美鈴母:今さら謝罪なんて!

史帆:お母さん!

奏太:確かに、貴方の言う通り今さら謝罪なんておこがましいかもしれません。それでも、僕は美鈴の命を奪ってしまった。傍にいたのにも関わらず。だからこの度は申し訳ございません!

美鈴母:・・・

史帆:お母さん。実は美鈴からの手紙があるの

美鈴母:美鈴から?

美鈴と史帆さんの母親は手紙を読んだ

美鈴母:美鈴・・・😢ごめんなさい。奏太くん貴方に辛い思いをさせてしまって

奏太:いえ、それは僕も同じです

美鈴母:奏太くん。私の夫を止めて

奏太:分かりました

史帆:お母さん。私も行くね

美鈴母:気をつけて行って来てね

僕は美鈴と史帆さんの父親のいる森林に向かって行ったその時

太一:奏太?

奏太:太一!久しぶりだな!

史帆:誰?

奏太:あぁ。東村太一。僕の友達です

史帆:私は加藤史帆です

太一:東村太一です。それより急いでいたけどどうした?

奏太:今から加藤博士の所に向かってて

太一:加藤博士・・・それならあの森林の中に向かったのを見た

奏太:そっか!ありがとう!行きましょう!

僕と史帆さんは森林に向かって行った

太一:・・・

森林の中

史帆:何処にお父さんがいるの?

奏太:・・・うん?

すると、僕の胸にポインターが向けられた

奏太:止まって下さい!

史帆:えっ!

美鈴父:感が良いですね

史帆:お父さん!?何処にいるの!

美鈴父:そうだな。そのまま真っ直ぐ進むと洞窟がある。そこに入れ

奏太:分かりました

美鈴父:あっ!変な事したら奏太くんの命は無いからな。史帆

史帆:分かった・・・

僕達は真っ直ぐ進み洞窟の中に入った

美鈴父:いや~久しぶりだね。奏太くん

奏太:はい。お久しぶりです

史帆:お父さん!もうこんな事を止めよ!

美鈴父:止める?そんな事するわけ無いだろ!元はといえば、お前のせいだからな!音村奏太!

奏太:そうですね。だからこそ!僕は貴方に謝りに来たんです!

美鈴父:ふざけるな!今さら謝っても美鈴は帰ってこない!

史帆:でも!こんな事したって美鈴は喜ばないよ!

美鈴父:うるさい!お前達に見せてやるネオメガスの力を!さぁ目を覚ませ!ネオメガス!

するとネオメガスが動き出した。それと同時に上から岩が落ちて来た

史帆:キャー!

奏太:史帆さん!

地面からネオメガスが現れた

ウルトラマンデッカー!フラッシュタイプ!

史帆:奏太くん・・・

ネオメガスは美鈴の父親を降ろした

美鈴父:さぁやれ!ネオメガス!

僕は史帆さんを降ろした

奏太:行くぞ!

ネオメガスは僕に向かって行った。僕はネオメガスにキックした

デッカーモード!

僕はネオメガスにデュアルソードで攻撃した

奏太:どうだ!

するとネオメガスは光線を放った。僕はデュアルソードで防いだ

奏太:クッ!

ネオメガスは近づき、デュアルソードを咥え、僕を攻撃し、デュアルソードを飛ばされた

奏太:しまった!うわぁ!

ネオメガスは突進し、僕は押された

奏太:強い!

そして、ネオメガスに何度も攻撃された

奏太:クッ!だったら!

僕はセルジェンド光線を放ち、ネオメガスも光線を放ち押し合いとなった

奏太:うぉぉぉぉぉ!

美鈴父:史帆。見てるかこれがネオメガスだ!

史帆:・・・バカ・・・

美鈴父:うん?

史帆:お父さんのバカ!何で美鈴の気持ちを分かってくれないの!

美鈴父:分かってるさ!美鈴は俺に復讐をして・・・

史帆:違う!これを見て!

史帆さんは美鈴の父親に手紙を見せた

美鈴父:手紙・・・

史帆:美鈴は復讐して欲しいなんて思ってない!その場で美鈴を助けられなかった奏太くんを支えて欲しいの!

美鈴父:そんな・・・だって彼は!

史帆:お父さん達の言葉で奏太くんは今まで辛い思いしてたの!その結果、ずっと過去を引きずってたの!お父さんも辛いかもだけど、一番辛い思いをしてるのは奏太くんなの!

美鈴父:そうなのか・・・俺は・・・なんて事を!

?:やっぱり、使えねぇな。やれネオメガス!

するとネオメガスは光線の威力を上げた

奏太:押される・・・うわぁ!

史帆:デッカー!

美鈴父:俺のせいだ・・・

ウルトラマンデッカー!ストロングタイプ!

奏太:おりゃ!

僕はドルネイドブレイカーをネオメガスに当てた

奏太:諦めるか!

そして、ネオメガスは爆発し、ネオメガスの棘が落ちた

奏太:やった・・・

僕は元の姿に戻った

奏太:はぁはぁ

史帆:奏太くん!

美鈴父:奏太くん・・・君がデッカーなのか・・・

奏太:はい・・・

美鈴父:今まで辛い思いをさせてしまい申し訳ない

奏太:いえ、こちらも美鈴を守れなくてすみません

史帆:はい。これで仲直り

僕は美鈴の父親と握手をした

美鈴父:奏太くん。私は一度罪を償って、今度は君を助けれるものを開発するよ

奏太:はい。でも、強力な力の使い方を考えて下さいね

美鈴父:あぁ!

こうして、美鈴の家族と仲直りできた。きっと美鈴も喜んでいるといいな

その日の夜。スフィアはネオメガスの棘に集まっていた・・・

続く

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