【健康しが】インタビュー企画「”健幸”を目指して食生活・運動習慣を見直してみませんか?(食と運動プロジェクト~草津ベジランチ&くさつ運動チャレンジ~)」
こんにちは!
立命館大学の豊田です。
突然ですが、この記事を読んでくださる皆さんは、
・健幸について(漢字おかしいのでは?と思った方、ぜひ本文読んでください!笑)
・自分の食生活や運動習慣について
振り返る機会はありますか?
この記事では、草津市健康福祉政策課の吉川さんと健康増進課の木村さんにお話を伺いながら、”健幸”都市づくりと、市民の皆さんが参加できる取り組みとして2022年9月9日から滋賀県・草津市で開催されている「食と運動プロジェクト~草津ベジランチ&くさつ運動チャレンジ~」についてご紹介します。
野菜も運動も足りていない?!
さて、最初の問いかけに戻りますが、普段から健康について意識していますか?健康のために野菜を食べることや運動することがいいことをなんとなく知ってはいるものの、自分が実践できているか意識する機会は少ないのではないかと思います。
現状、草津市では野菜摂取量と運動習慣の2つのデータにおいて、基準よりも下回っているという課題があります。
この現状を見て、明日から野菜を食べる量を増やそうかな、運動しようかなと思った方!ぜひそのきっかけにしていただきたいのが、草津市が取り組んでいる、「食と運動プロジェクト~草津ベジランチ&くさつ運動チャレンジ~」です。
「食と運動プロジェクト~草津ベジランチ&くさつ運動チャレンジ~」
このプロジェクトは、令和元年度より行われている「草津ベジランチ」と令和3年度から行われている「くさつ運動チャレンジ」が、今年度よりコラボしたもので、食と運動の2つの視点から健康づくりを推進しています。
プロジェクトでは「食と運動チャレンジマップ」と言って、草津ベジランチ(120g以上の野菜が入っているランチメニュー)を提供している飲食店と初心者でも運動を始められる運動施設が、市内のどこにあるのかわかるマップを作成しています。このマップに掲載されている食・運動それぞれ1箇所ずつまわりアンケートに答えると抽選で野菜BOXやお米が当たるキャンペーンなどもあります。
"健幸”都市くさつとは
このような取り組みの背景として、「健幸都市くさつ」についてもご紹介したいと思います。
草津市では、平成28年8月に健幸都市宣言を行い、平成29年の3月には健幸都市基本計画を策定しました。草津市の目指す「健幸」とは、「市民が生きがいを持ち健やかで幸せに暮らせること」としています。これは、最近耳にすることも多い「ウェルビーイング」の実現の概念に近く、体の健康(Health)だけではなく、精神面や社会面においても充実した暮らしができるまちづくりを目指しているということです。
「健幸は大事だけど忙しかったりしてなかなか意識できておらず、高齢になってから初めて体の不調を感じたり、仕事を辞めてから生きがいが見つからなかったり、という人が多いのが現状です。そうなってからでは遅く、その前に、若いうちから自分や家族の健幸のためにはどんなことをしたらいいのかを意識して、健幸にお金や時間をかける、そういう行動に移すためのきっかけを行政の役割として作っていきたい。」と吉川さんはお話ししてくださいました。
※草津市では現在、健幸都市づくりについて市民向けにわかりやすくまとめた草津市健幸都市づくり基本方針(くさつ健幸ガイドブック)を作成中です。こちらに健幸都市くさつについての詳細や取り組みの方向性等が掲載されています。素案がHPに公開されていますのでぜひご覧ください。
食生活・運動習慣を変えるきっかけに
吉川さんがお話ししてくださったように、「食と運動プロジェクト」もまさに食生活・運動習慣を変える行動に移すためのきっかけになっています。
例えば、
このように、日常に野菜や運動を取り入れることを目標にしながら、参加してもらえるといいなと思いました。
楽しく”健幸”について考えてみませんか?
最後に木村さんからメッセージをいただきました。
「マップを見ながら、ぜひ一度気になるお店に行って、そこでのヒントを普段の生活に取り入れてもらいたいです。そして一番は楽しんでもらうこと。楽しみながらできる健幸づくりが根付いていってほしいです。」
「食と運動チャレンジマップ」などプロジェクトの詳細については、以下のリンク(草津市HP)からご覧ください。
最後に
インパクトラボのInstagramでは、食と運動プロジェクトに参加してみた様子などを投稿しています。ぜひそちらも検索してみてください!
たくさんの市民の皆さんがこのプロジェクトを通じて、”健幸”づくりに興味を持ってくだされば幸いです!
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