マーケティングデザイン

モノ思考ではなく行動思考をもとに考える。24種のジャムと6種のジャムどちらが購買率が高いか。24種→3%、6種→30%
顧客はパンを食べる人、非顧客は食べない人。非顧客の中にも朝食は白米を食べる人とそもそも何も食べない人など複数に分かれる。これらに焦点を当てて新たなアイデアが必要になる。

焦点を当てる際に必要なこと
①他社や業界常識を頭から外し、顧客体験をする。それにより新しい施策を考える。
②既存概念を壊し、新しい視点でモノを見る。
→モノ思考にデザインを加えることにより行動思考へシフトする。

例)課題:ワイン市場の拡大による日本酒市場の縮小
モノ思考だと…ラベル変更・価格見直し・PR
行動思考だと…日本酒とワインのくくりではなく、さっぱり料理に合う酒・コクのある料理に合う酒、という表示の仕方。

ジャムの例では、
ジャム(What)とパン(What)の組み合わせはモノ思考
ジャム(What)と朝食(Why)の組み合わせが行動思考
→ジャムを売るためには朝食に関連した何かを売ることが有効。

自社への応用

以下の3つを考えるべき。

Value:自社の提供している価値は何か。
Obstacle:その価値を下げているものは何か。
True-Reason:その価値を下げている代替品を選ぶ本当の理由は何か。

Value     Obstacle     True-Reason
カメラ    スマホ      内側カメラ
美容院    差別化がない   SNS投稿(撮影ブース)
映画     Netflix      リラックス / 隙間時間 
民泊     ホテル      高級感 / リラックス / 食事

民泊に対する施策を考えるなら、ホテルのような格付けや近隣レストレンとの提携などが考えられる。

まとめ

顧客に関する概念や商品価値を破壊する。
破壊と創造の組み合わせがデザイン

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