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月日とのお米2022、販売します!

出雲崎町大釜谷集落でやっているお米づくりも2年目の稲刈りが無事に終わりました。まだその後の処理がいろいろと終わっていないですが、ひとまず一区切り。田植え準備から約5か月間、短かったような長かったような・・・

2年目の米づくり

田植え前の田んぼの準備をはじめたのは確か3月下旬~4月のなかば。あたたかくてさわやかな春の日で、慣れた仲間と機械を動かしながら「お、2年目はなんだか気持ち的にずいぶん楽だぞ!?」と思っていました。
それはたぶん、一通りの行程を体験して、「見通し」がつくようになったから。あと、どこになんの機械があって、どういう手順で作業が始まるのか、だいたいわかってきてくれたメンバーが増えてきたから。

でも、そんなふうに楽だぞと思っていたのは一瞬だけで、1年目には起こらなかったことが起きたり、1年目のことを忘れていてやっぱり大変だったり、ということも多かったのです。田んぼの土の中にガスが溜まって生育がよくなかったり、田んぼのわきから水がもれて、応急処置でビニールを張ったり。ううむ、なかなか手ごわいなあ。人間が米をつくっているわけではなく、あくまで自然のもの(水・土・泥・風)の特性をうまく使ってお米ができるように導いているだけ、というのをしみじみ感じる日々でした。

そして今年はコロナによる制限がだいぶなくなったこともあり、本業が急に忙しくなってしまい、他にも活動をしている私は常にお米づくりに集中できていたかと言われるとそういうわけではありませんでした。もともと「できる範囲で無理なく」という楽しみの活動だったものの、最低限の作業時間は確保しなくてはいけない。面倒を見てくれる農家さんとのやりとりもしなくてはいけない。ピンポイントな日程でしか作業ができず、合わせて来てくれた仲間たちには感謝しかありません。
その結果、みんなでする作業以外の部分だと「草刈り」が少しさぼり気味になってしまいました・・・

それでもなんとかお米はたくさん育ってくれました。穂も充分に長く、ぷっくりふくらんでたくさん実っています。猪にもやられずにすみました。
稲刈りには20名近くの方に手伝ってもらい、はざかけもできました。(やっぱり稲が干されている風景は美しい…!)
同じ出雲崎町でははざかけをしている人があと2人しかいないらしく、そのうちの一人がバインダーという稲刈りの機械を貸してくれました。

今年のお米も販売します!

そんなわけでみんなでつくった月日とのお米、去年と同じく、今年も届けられる範囲で販売したいと思います!(品種はコシヒカリです)
山の水が豊富に湧き出る集落でつくった、みずみずしいお米です。

去年は新潟市内野のお米屋さん「飯塚商店」さんにご協力もいただき、70名以上の方にお米をお渡しすることができました。
皆さんから「おいしかったよ!」と食卓の写真が送られてきて、とても嬉しい日々でした。
去年買った人は今年との違いももしかしたら感じられるかもしれませんし、初めての方はぜひ出雲崎の山のお米を食べてみてほしいです!

昨年と同じく、お米をつくっている場所や活動の様子を書いたフライヤーもお付けする予定。(もしかしたら、同じ集落の梅でつくった梅干しもオマケで少しつけるかも…)
10月初旬から郵送・販売開始したいと思っていますので、欲しい方は以下のフォームにご記入ください^^

皆さんに新米の香りを届けられるのを楽しみにしていますね。お申込みお待ちしています!

よろしければ、サポートをお願いします!地域と迷える若い人の生活がちょっとだけ楽しくなるような、問いを生めるような企画やZINEをつくるのにつかわせていただきます。