斯くもオタクは生きづらい! #9
はじめまして、芋の子と申します。
じゃがいもを狂おしいほど愛している二十代クソ陰キャオタクにござります。生きがいはベーグル食べ放題です。
普段はYOUTUBEで実姉と様々なジャンルの配信をしています。
ゲームから性教育まで幅広く取り扱っておりますので、 興味のある方はぜひこちらも遊びに来てやってください。 ちなみにこれは率直に宣伝です。
小学生女児、初夢小説で快楽物質ドバドバ。
最初に夢小説を読んだ時にえげつねえくらいに脳汁ブッシャーした皆様、ブエナスタールデス。
憧れていたキャラクターに名前を呼ばれたり、彼らと自分が背中を守り合って戦ったりするシーンを初めて見てしまった時の衝撃って忘れられなくないですか?芋の子も昨日のことのように覚えております。
前回、夢女爆誕の日について記させていただきました。
姉が友達の夢女から仕入れてきた情報が妹をも夢女にしてしまうという、腐ったミカンは周りも腐らす的な現象が起きましたとさ。
※ディスではない。
それから、私はネットの知識をめきめきと身につけ、ありとあらゆる方法で夢小説サイトを探し出しては読み漁るという日々をおくりました。
あの時はpixivのような宝島はありませんでしたし、ランキングサイトも少なかったので各サイトのバナーやブックマークリンクから飛び飛びしていた記憶があります。
…そういえばサイトとかではなく、そのページ自体が夢小説になっているものもありましたね。
あれ、どういう仕組みだったんだろう。
開いたらポップアップウィンドウが表示されて、
みたいな感じで名前を入力するとそのページの名前が変換されて夢小説が読めるようになるアレ…。記憶がおぼろげです、すみません。
あれはサイトを持たない夢女たちの苦肉の策だったのでしょうか。
鮮明に覚えているorご存知の方はご一報ください。
こうして、夢小説にのめり込みすぎた女児は…
インターネットにはこんなにも素敵な世界が広がっているんだ!
だからみんなも知ってほしい!
そんなことを思うようになっていました。100%善意です。
今でこそ、夢女に理解の無い人間に夢小説を勧めることの恐ろしさは理解していますが、当然ながら当時の私に相手も同じ人種(オタク文化に肯定的な人間)なのかを見極める能力はありませんでした。
鼻息を荒げ、目をキラッキラッに輝かせたハナタレ女児は普段仲良くしている子たちへ手あたり次第に夢小説をおすすめしました。
これがまあダメでした。
当然である。
私が夢女子であることがクラス中に知れ渡り、
αちゃん「芋の子ちゃんってキャラクターと自分の恋愛小説読んで喜んでるらしいよ~」
βくん「マジで?きもっ!」
こんな風な地獄絵図に。
ここで初めて夢小説を読むことは恥ずかしいことで知られてはいけないことなんだという認識を得たのでした。
いや、それにしてもよく分かってないだろう小学生男子から見ても夢女って「気持ち悪い」存在なんだな。
何度も言いますが、夢女という性癖は何ら悪いことじゃないです。趣味ですから。個人の好き好きなのです。大人になった今ならそう思えます。
でも、子供って思ってること素直に言うじゃん?
ってことは、子供から見てもキャラクターとの恋愛を夢見ることは明らかに違和感を感じることなんだなってしみじみと思いました。
ギャルが「趣味はTikTok撮ること~😘❤️」って言うノリと同じノリで「趣味は夢小説読み漁ること~🤔❤️」って言っても通用しないんでしょうな…。
そこには小学生男子から見ても分かるほどに明らかな違和感があるということなのでしょう。ああ、世は無常。
次回、「夢女、初めての夢小説執筆!」
成長と吸収を繰り返し、夢女がたどり着いた先とは…!
しーゆーあげいんっ!
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