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イライラするのは子どものせい?

最近どうにもイライラが止まらない。原因は多分これ。
自分の時間を持ちたいのに子どもが邪魔をする。


自分時間を持ちたいのに子どもが邪魔をする


この感覚は何だろう。こう言ってしまった途端に感じる罪悪感はなんだろう。おそらく言ってはいけないことを言っている自覚がある。
イライラの矛先は当然のように子どもに向かうが、どうもしっくりこない。子どもにあたってはいけないことなんて百も承知。そして子どもにあたった分はきっと将来倍返しで自分に返ってくることも予想できる。すでに怖くて仕方がない。

なぜ夫ではなく私だけが子どもに邪魔をされなくてはならないのか?という疑問。これが私のイライラを加速させている。

自分時間を持とうと思って朝4時過ぎに起きる。ひと通りの家事(軽い身支度、朝食の段取り、洗濯機の手配)を済ませてコーヒーを入れて、さて自分時間で本業以外の勉強をしよう!と思った矢先、子どもたちが起きてくる。5時前だけど。え?

まず子どもが早起きすぎて困る。そして「早く起きられなかった!」と泣き始める下の子。十分早いですが?
一般的には夜寝なくて困るという声が圧倒的に多い中、検索してみると稀に早起きすぎて困るというケースもあるようで、対策はやってみた。夜遅くまで起こしておくとか、もう一度寝るように促すとか。でも効果なし。というかもう一度寝るように促すっていうこと自体、私の時間はとれなくなるということになる。ちなみに6時に起きると寝坊したと言って泣く。ちなみに夜型の夫は6時に起床する。

別に早起きしておとなしくしてくれるなら早起きしていただいてもかまわないのだけど、これはどうすればいい?あれしたい!これしたい!これはどこ?などまぁまぁいろんな要望が出てきて、ひとりで色々考えたり本を読んだり……ということはまずできなくなる。やっていてもちょいちょい話しかけられる。

私の朝のゴールデンタイムが消える……。

ならば夜にやればいいじゃないと思うのだけど、私は朝型。泣く泣く夜やったりもするけれど。そして7時間は寝ないと翌日のパフォーマンスがよくないことはもうすでに年月をかけて学んでいる。朝の時間は使い物にならないことを受け入れるとして……これ自体がストレスそのものだけど100歩譲って受け入れるとして……。

素朴な疑問


・なぜタイムスケジュールどうするか、生活リズムを変えようか悩むのは私なのか?(夫ではなく)
・なぜ子どもたちは私に話しかけるのか?かまうのか?(夫ではなく)
・そして子どもに対して損な役回りをするのはなぜ私なのか?(夫ではなく)

このあたりがどうにも解せない。また「私だけが」ということ自体ももう少し冷静な検討が必要そうである。これらの疑問の分析と考察はどうにも長引きそうなので、今日は自分のイライラへの処方箋を考えることにする。それぐらいイライラが身体にきている気がする。でもこれはいずれ決着をつけたい課題だ。

イライラへの対処法

1、素直に子どもに謝る、そして自分が不完全であることをそのまま認める

時々子どもに感情的になってしまうのはしょうがないと諦め、言い過ぎたな、感情的な態度だったなと思ったときは、子どもに対してそのまま素直に謝ることにしている。できるだけ具体的に。感情的になりすぎてごめんなさい、ママは××がよくなかった、この発言が違っていた、でもこういう気持ちが抑えられなかったのごめんなさいと。本当に感情的にならないママを尊敬する。優しい言葉を常にかけてあげられるママ、子ども第一に考えられるママを……。尊敬はするけれど、私はそうできないし、できない自分を責めるつもりもない。正確にいうと責めている余裕さえない。だから素直に謝って前を向いて、できるだけ……できるだけ、次は冷静にいられるように……神様お願い!という気持ちを高めることにしている。

2、イライラを具体的に書き出して認める


まさに今。ちゃんとイライラモヤモヤしたことを、なかったことにしない。「子どもが邪魔をする」と暴言まで吐いているし。そして本当の矛先は子どもではなくてパートナーに向いていることも自覚している。
ということは、パートナーと交渉する必要があるということ。書くっていいなぁと思うのは、書いていくうちに視覚化されて次が見えるということ。

このイライラの件は、「本業でも家庭でも余暇でもなくて、自分の時間が3時間ほしい、将来のために」という私の願望にも由来している。できればベストコンディションのときの密な3時間。週末にどかッとまとめて数時間じゃなくて、毎日3時間。この希望は夫にしかと伝えることができた。朝が無理ならその時間には本業のうちあまりときめかない系のタスクをやって、昼間のどこかで自分時間を設定する。

3、本に助けを求める


イライラ解消ストレス解消の手段、手数は多い方がいい。これはあらゆるところで言われている。美味しいものを食べる、別の場所に行く(旅行とか)、物理的に距離を取る、仲のいい友人に話を聞いてもらう、趣味に没頭する……。でも、本当はストレスの根源を叩いて壊してしまいたい。だからすがるように本をとってしまう。というか、図書館で借りてきてたまたま読んでいた本と相互作用するような形で素朴な疑問への回答を模索しようとしている自分がいる。このイライラの一端をジェンダーの観点から見ようとしている自分がいる……。時間が……。また寄り道が……。

子どもが邪魔をしているわけではない。本当はわかっている……


もう一度イライラの原点に戻ると、本当は子どもが悪いわけではないのに(というか100%悪くない)、なんでこんなにイライラモヤモヤしながら対処しないといけないんだろうというやるせなさが1番つらい。その場凌ぎで対処していくノウハウはおそらく情報としてかなりの量があるし、何となくうまく付き合っていくこともできるのだと思う。でも、そんなモヤモヤイライラ自体をもう少し減らしていきたい、さもなければ自分の時間が、キャリアが、身が削られていく気がしてならないのも事実。今日言えるのはここまでです。

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