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嘘つきの始まりは

前から嘘つきだった上のムスメが、前にも増して嘘つきなんですが、どうしたらいいんでしょうか。

オムツで寝ている次女が、誇らしげに「オムツぬれなかったよー!」と起きてきて。
「そりゃぁすごいね!」
「おトイレしてきたらいいよ」と提案すると、素直に「はーい」とトイレへ行って、ウキウキで着替え始めた。

私は、自分の服を取りに一度主寝室のクローゼットへ。

リビングに戻ってくると、次女が泣いていた。
「どしたん?」と聞くと
「おねえちゃんがウソいってくる」と。

「どんな嘘?」と訊ねると
「次女、オムツぬれてないのに、オムツにおしっこしてるって言ってくるの」と言う。
事実、濡れてないのにねぇ。
次女が褒められていることに嫉妬したんだろうな、とは思うけど、口には出さないでいると長女が
「ちがうよ。次女ちゃん、トイレでオシッコできてえらいね、っていったの」
・・・いや、絶対嘘やん。

「なんでそんなうそつくの!!」と大絶叫の次女。
ほんとにね。
なんでなんだろうね。

「ところで、長女ちゃんは、トイレ行ったのかな?着替えの前にオシッコしてきたら?」と提案すると「もういった」と長女。
・・・それも、嘘やん。

もうそういう仕様なのかな。
信じているフリしたらいいのかな。


あれやこれやと「嘘は良くないよ」という話はしてきたけれど、なんだか気付くと1日の8割が嘘っていうことが多くて、正直げんなり。

なんせ長女の性格が、私にそっくりなものだから。
可愛いと思えない時も…(なんでそんなに私の私が嫌いな部分を持って産まれてきたんだ…)

長女:嘘を吐いて、興味を引こうとする。
私 :その嘘にガッカリしちゃう。
長女:更なる嘘や虚勢で、愛情を勝ち取ろうとして、次女に意地悪しちゃう。
私 :仲良くしてよ…。

無限ループ。
しかも、悪化の一途。
これを断ち切るには、私から集中砲火的愛情を与えねば。とは思うのだけど、お互いこじらせているのか、なかなかうまく行かない。


あの手この手で 大事だよ。宝物だよ。愛してるよ。
伝わると、良いのだけど…。

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