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感想 映画 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』

(2008年/アメリカ/コメディ)

▼あらすじ
仕事も恋愛もうまくいっていない中年男性の主人公。
個人融資をする銀行員である仕事柄、NOを突き付けるのがクセになっている。

クレイジーさを感じる友人から誘われた自己啓発セミナーで、質問にはすべて「YES」と答えるように言われ、ビックリするほど素直に従って生活してみるというお話。

最初こそホームレスにお願いされて、山奥まで車で連れて行ってあげたうえ、貸した携帯電話の電池が切れ、ガソリンまで切れてしまう災難に見舞われる。
しかし結果として、ガソリンスダンドで給油中通りかかった女性とそのエピソードで盛り上がり仲良くなる。

コメディなのでちょっと無理のあるエピソードが押し込まれるが、イエスマンになってみることの大切さを伝えようとしている映画。
自己啓発セミナーをうさん臭いし、イエスと答えすぎて面倒ごとに巻き込まれたり災難もあった。だけど彼の人生は明るくなった。っていうバランスの取り方がうまくて主張としても飲み込みやすい。

でもこの山寺宏一さん吹替の主人公がコミカルで、人見知りでなく、嫌みなく、男女分け隔てなく軽快にトークを回せるからこそうまくいったんだろうなーと思ってしまう。
それをいっては元も子もないか。

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