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血流障害と線維化

1. 仕組み

仕組み(メカニズム)
 日中の活動で、交感神経を長く使い続けると、細胞の停止期間が長くなり、血流障害が起こります。
 筋肉を使う際には、酸素を運ぶ赤血球は、毛細血管の太さと大きさがほぼ同じなので、赤血球の形状が弁の役割を果たして、血流を一時的に止めて、筋肉の硬直力を生み出す仕組みになっています。

毛細血管の太さ5〜20μm
赤血球の大きさ8μm 柔軟性があるので 7μm前後まですり抜け可能

 補足:赤血球の細胞膜に、硬質のコレステロールが付着して、赤血球の柔軟性が失われ血流障害が起こると説く教授やスポーツ栄養士がいて、魚の脂肪であるEPAで改善すると言うが、それは間違いで、直接的な影響の大差はない。なぜなら魚を摂らない文化圏だと多くの人が血流障害が発生することになるが、実際に血流障害が多いと聞かない。EPAの効果は赤血球の膜ではなく、リンパの流れに好影響を与える。

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