openAIの出したAGI(人間並に汎用的なAI)に至る5レベルって、AIの成長が結構遅くない?
open AIが出したレポートによると、AGIに至る5つのレベルとして以下があるようです。
レベル1: 現在のチャットボット(ChatGPTなど)のレベルです。基本的な会話や情報提供ができますが、複雑な問題解決能力は限られています。
レベル2: 博士号を持つ人間と同等の基本的な問題解決能力を持つシステムです。OpenAIはこのレベルに近づいていると主張しています。
レベル3: ユーザーに代わって行動を起こすことができるAIエージェントです。より高度な自律性と判断力が求められます。
レベル4: 新しいイノベーションを生み出すことができるAIです。創造性と独自の問題解決能力が必要とされます。
レベル5: AGIの最終段階で、人間の組織全体の仕事を遂行できるAIです。OpenAIはAGIを「ほとんどの経済的に価値のあるタスクで人間を凌駕する高度に自律的なシステム」と定義しています。
なお、現在はレベル1であり、2027年くらいにレベル2になるのではないかと噂されています。
しかし、このペースって意外と遅くないか?と思ったんです。
レベル3まで2030年までかかるってこと?
2027年になって、レベル3の「どうやったらこんなに賢い論理を作れるAIに自律的に研究をさせられるんだ!!」って悩んでる段階なんですかあ。
2027年って、3年くらい先じゃないですか。
3年後に、ようやく、「賢い論理作れるようになったね〜だけど自律的には考えられないけどね〜」ってなってるって、かなり自分的には遅い。
いやあ。2024年にはシンギュラリティなんだ!人間はAIに駆逐されるんだ!って話だったのに。
どーも2027年になっても、かなり賢い人間ができるくらいで、こいつが全然自発性ないなあ〜みたいな感じですかあ。
レベル3って、じゃあ2030年くらいですか?自分なりにコツコツ動いてくれて、なんか出してくるけど、そこまでイノベーティブじゃないなあ、普通だなあってくらいですか。
これもどうなんだろうなあ。まあ、でも、確かに、普通の科学者が駆逐される感じだから、これでも相当凄いってことになって、世の中はたいへん騒ぎになるのか。
しかし、イノベーティブじゃないと、そこまで驚けないってのは困る。
レベル4以降は凄そう
レベル4は確かにやばそう。イノベーションがガンガン出て当たり前な世界になったらこれは凄そう。2035年とか?もっと早くて2033年とかかな?これでエネルギー問題とか不老不死とか解決にガンガン近づいたら凄そう。
レベル5は、これもう確かに人類はAIにバトンパスって感じしますねえ。
感想
ってことで、なんか、適当に年代を振ってみましたけど。
レベル2までが兎に角遅いなあ。2027年までもかかるんかあって思いました。
レベル3でようやく、2030年だとしたら、厳しいなあと。
なんか、AGIがどうこうみたいな騒ぎをするのは、レベル3が達成されてからの方が感情的に揺さぶられなくていいのかなあって感じがしました。
正直、2022年末にchatGPTを見たときに、2024年くらいにはAGIくるんかな〜って思ってました。
しかし、2023年末にようやく画像認識レベルで、う〜んって感じの速度に感じました。
2024年の今は、まともにまあまあな感じになるのが2030年なのかな?と、結構絶望的な気分です。
人類が救われるのは、まだまだ時間がかかるんですねえ。
なんか、AGI開発も、核融合と同じで、夢の技術だけど、開発に時間がかかる技術なんだなって気がようやくしてきました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?