78歳になりました。
タイトルの通りです。
この度、わたくし小浦慶也は78歳になりました。
しかし、お会いしたことがある人は違和感を抱いていることでしょう。
どう考えても78歳なわけがないと。
それもそのはず、私が生まれたのは1994年。
Mr.Childrenが「innocent world」や「Tomorrow never knows」をリリースし、一世風靡をしていたあの頃。
大谷翔平や羽生結弦の爆誕と時を同じくしてこの世界に産み落とされた尊い存在こそが、この私なのです。
なので普通に計算すれば30歳ですよ。
にも関わらず今朝、目が覚めると私は78歳になっておりました。
もちろん悔しくないと言ったら嘘になります。
せっかく節目の30歳だと息巻いていたのに、一足飛びに７８歳ですよ！？
せめて77歳のゾロ目ならもう少し受け入れられたかもしれませんがね…
いきなり78歳になったって感慨もクソもありゃしませんわね！
とはいえこうなるに至るまで、思い当たる節はいくつかあります。
焼き鳥を串から外したり
到着したばかりの唐揚げにレモンをかけたり
とりあえず一杯目は人数分の生ビールを注文したり…
もちろん良かれと思ってやったことですよ！？
ただ、振り返ってみるとこれが突然78歳になった要因なのかなぁと思います。
とにかく効率重視とのたまい、皆の同意を得る前に行動していたのがいけなかったのでしょう。
なんて、どれだけ後悔してももう遅いですよね…
でもね、悪いことばかりでもないんですよこれが。
視力はメガネ無しでも10km先までくっきり見えるようになったし、
身長も約3倍に伸びていたり、
片手の握力だけで権力だって握り潰せる。
IQは測定不能だし、
人のオーラも見えるようになったし、
若干、宙に浮いてるもん。
全ての動物たちは俺に懐くし、
5分先の未来までなら改変できるし、
あらゆるパラレルワールドなんかも往来出来るよ。
なによりも、「愛してる」の響きだけで強くなれるし、
君と2人ならどんな困難も乗り越えられるんだからね。
そう考えると78歳ってのもいいかもしれないよね。
このnote.comを読んでいるあなただって、もしかしたら翌日目が覚めると78歳になっているかもしれませんよ？
その時、喜べるか後悔するかは皆様次第です。
自分だけが時を超えてしまったような感覚に寂しさを覚える方もいるでしょう。
もし、あなたが少しでも後悔するならば悪いことは言いません。
今を全力で生きてください。
全力で動き、全力で学び、全力で遊び、全力で休んでください。
いつ78歳になっても後悔しないように、今を全力で生きるのです。
そうして時が経ち、77歳を終え、真に78歳になった時、きっとあなたは良い顔をしているに違いありません。
私みたいに29歳から78歳になっても分不相応な力に飲み込まれるだけですよ。
皆さんはちゃんと1年1年を噛み締めるように生きて立派な78歳になってくださいね。
もうすでに78歳になってしまった同志は私と代々木公園でゲートボールをしましょう！！
それでは私はこれから年金の申請に行ってくるのでね。
またどこかのシニアクラブでお会いしましょう。
小浦 慶也
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