電子申請ならめんどくさい目に合わないとばかり思っていた。

e-taxで賞与の届けを出したい。

会社設立まもなく、給与の支払いすら困難ななか、賞与も設定した。
役員賞与は決めた日付に決めた金額を払う必要がある。しかし払わない自由もあるらしい。
勉強の意味を込めて、設定してみることにした。

そのためには「事前確定届出給与に関する届出書」という書類を出す必要があるようだった。

最初はe-taxのweb版で提出しようと思った。しかしICカードリーダーを持っていなかったので、Windowsのアプリ版を試した。もしらしたらアプリ版ならいらないのでは無いかとおもったのだ。しかし、当然そちらでも電子署名が必要でした。買わずに済むなら買いたくないわけだが、新たにヤマダ電機で1000円程度の安価なICカードリーダーを購入した。
しかし、その安いリーダーはAppleシリコンへの対応が不安だったので、Windowsで手続きを進めることにした。

そこからなんとかことは進んだが、一日という時間をかけた。かけ過ぎだ。

e-taxなどの電子申請は簡便で速く終わると思いがちだが、実際にはネットの情報を基に手続きを進める中でつまづき、時間がかかることが多い。
結局遠回りをして、役所に手渡しに行く、ということもあった。

創業時にも役所への電子届出が一部可能でしたが、freee創業のサポート以外では手を出さないほうがよさそうでした。実際、電子申請の方が難しさを感じることが多いので、うまく行かない場合は早めに諦める方が良いと感じます。

電子申請の罠。逆にめんどくさいことが多い。

申請手続き自体も、オンライン様式は紙のものを再現しているだけなので、役所のホームページからPDF様式をダウンロードし、iPadで手書きして提出する方が効率的に感じることがあります。特に、ExcelやWordでのフォーマットが崩れてイライラするので、iPadの手書きは非常に便利です。コピペもできるし使い回しがきく。

そして印刷して役所に持っていくわけだけど、紙での提出には受け取りが貰えなかったりコピー代を取られる場合がある。1円だって払いたくないので証跡を残したい場合は、2枚の書類を持参し、一方に受け取り印をもらい、もう一方を返してもらうのが良い方法だと思う。証跡ほしいならコピーをもってこいと役所の人に言われたので間違いない。


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