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苦手なことして人生変わったおはなし。

今日は苦手なことをとことん書く、
そんな日です。

わたしは『営業』されるのも、するのもとても苦手でした。
今でも若干苦手だけど・・・

なぜ苦手だったかと言うと、
▶断る勇気が出ない
▶トークスキルに自信がない
からでした。

でも、今はハッキリ思います。

別に断る勇気が出なくたっていい!
トークスキルに自信がなくたっていい!


どうしてこういう考え方になったのかについては
後ほど出てきます。


まず、
断る勇気が出なかったことについて。

これはわたしの性格的な要因も大きいのだけれど、
声をかけてくれる人や営業をしてくれている人が
“あ、●●っていう商品を売りたくて今一所懸命なんだなー”
というのが分かるからです。
そして、
“断ったら申し訳ない”
と思っていたから。

でもね、
営業を受ける側は「断る権利」を持っているし、
「断る義務もある」んだと分かったのです!


もう何がなんでもノルマ達成してこい!!、とか
商品が売れるまで絶対に帰ってくるな!!、みたいな企業の営業さんならまた話は別として
モノを買ってくれる人が満足して進んで買ってくれる方が何倍も嬉しいものです。

だから気の進まないものを
“人との付き合いだから…”とか
“断るのが申し訳ない…”とか思われてモノを買われる方が
余程営業さんに申し訳ないことしてます。

それゆえ、
「断る義務もある」のだと思います。

なので、
断る勇気が出る出ないに関わらず、義務とか断る権利を思いきり使いましょう!!!


次に、
トークスキルに自信がないことについて。

わたし自身のちっちゃなちっちゃな価値観だと、
営業さん=トークスキルがめちゃくちゃ高い!
というイメージがどうしてもありました。
(※今は違います)

実際、今まで出会ってきた営業さんはもれなくみなさんトークスキルが高いですし。

ところで、
営業さんがモノを売るときに必要なスキルってなんだと思います?


・・・・少しのシンキングタイムをどうぞ!


それは、
営業さんご本人次第です。
つまり、
トークスキルは必須で必要なものではない、ということ。

もちろん、トークスキルが高くてモノをバンバン売っている人もたくさんいますが、
中には、只管にお客様(になりえる人もふくめ)のお話しに耳を傾けて、最後の最後に一言二言お話しする、
それでモノをバンバン売っている人だってたくさんいます!


この事実を知った時にはめちゃくちゃビックリしました笑

ここで自分自身のお話しを失礼します。
もう何年も前に販売(という名の内勤の営業)のお仕事をしていたときのこと。

当時入社した会社の先輩たちはみんなトークスキルが高いし、もうどんどんモノを売りまくっていて、販売のお仕事初心者すぎるわたしは手も足も出ない状況でした。
(もちろん勝とうとした訳ではない)

そもそも、
わたしは話をすることそのものが苦手だし、人見知りだし、トークでお客様にモノを売るのは向いてなかったのです・・・。
そんな自分を変えたくて販売のお仕事についてみたものの、、、難しいままでした笑

そこで考えました
“こんな私でも周りと同じようにモノを売ることができるようになることはないだろうか・・・?”

それで考えついたのが
相手の話をとにかく聞きまくること。


昔から人の話を聞くことがすごく好きだったし、
年代問わずにいろんな人とお話ししてきた経験があったので
“これならいける!!”と思ったのもあります。
考え方が楽観的すぎかもしれませんが…。

でもね、
トークでどうにかモノを売ろうとするよりも、
お客様のお話しを只管に聞いて、
その上で『これが必要かも、これがあった方がもっと良いかも』と思ったことをお伝えする。
それだけで面白いくらいにモノが売れるようになっていきました。


これを読んでくださっているあなたは
話をすることと、話を聞くこと、
どちらの方が得意ですか?
また、好きですか?

どちらも営業さんにとって強い武器になりますよ!!


だいぶ話がそれましたね。失礼しました。
わたし自身は苦手なことからとことん逃げまくる生活をしてきたのですが、
あえて苦手なものに身を投じてみるのもいいものだなーと感じます。

あえて取り組んでみると
案外食わず嫌いみたいな状態だったと分かるかもしれないし、
やっぱりムリだ、向かないわって実感するかもしれないし、それはどちらの感想を持ってもあなたにとってはよかったことですもんね!笑


わたし自身は、
自分が営業のお仕事をやってみたことで
営業に対する苦手意識とか食わず嫌い感がなくなりました。
そして、営業の中でも“この業務はちょっと苦手だから次に職場を変える時には選ばないようにしよう”というのも分かってきました。

好きなことを自覚するのももちろん大切だけど、
苦手なものごとを自覚することだってものすごく大切なことです。

最後にかなり抽象的なことを書かせていただくのですが、
生きているうちは常に何かしらの選択を迫られます。
だからこそ、苦手なことをあえて取り組んでみるのも
自分の判断基準を明確にするためには大切なのだなーとつくづく思うのです。

長くなってしまいましたが、
ここまでお読み頂きありがとうございました^^*

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