見出し画像

英語・スペイン語学習

誰から学ぶ?ネイティブから?日本人から?

翻訳を目指されている方はいますか。

通訳は難しそうだから、翻訳をと考える人が多いと聞きましたが、通訳も翻訳もプロで働くにはそんなに容易な道ではありません。

翻訳の場合、文化や歴史背景などを知らないと正確に訳せません。日本語も大事です。私はスペイン語の場合、ドン・キホーテやコロン(コロンブス)の生涯など数多くの本を原書で読みながら、スペインの大学で文法、作文、会話などのスペイン語と共に商業、文化、地理などを学びました。

日本人はネイティブ信仰が強く、ネイティブから学びたがる人が多いですが、文法の違い、説明は英語やスペイン語で受けてもわからない場合が多く、私が英語教師をしていたカレッジでは、別のクラスの日本人学生から質問を受けることがありました。英語での説明では良くわからなかったからと。スペイン語の文法は英語以上に数倍も複雑です。

また、ビジネス英語を、修士を持つネイティブが教えていることが多いようですが、どこの国の人であれ、企業で全く働いたことのない人が、どれだけ教えられるのか、学習者の悩みを解決できているのか、はなはだ疑問に思います。そう感じる言動を見聞きしてきました。

職場で外国人対応に困っているから、昇進で必要だから、将来の留学を視野になど様々な理由で外国語を勉強しようとしているのでしょうが、適切なアドバイスをくれそうな人であるかも大事でしょう。

もちろん選ぶのは学習者自身ですが。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?