きっと、、、

今の置かれているあしもとをみているから、悲しいし、苦しいのだ。
いい時は、足元なんて見ない。
上ばっか、前ばっか見て、置かれている場所なんて、見向きもしない。
けれど、暗くて、先が見えなくて、不安で、落ち込んだ時にやっと、今の自分は、本当は何を思っているのか、何を感じているのかをようやく見る気がする。
不安を感じることも、苦しみを感じることも、迷いを感じることも、今の場所を再確認するためのことであって、悪いことじゃない、ダメなことじゃない。
きっと、起こるべくして起こってて、次に進むためのジャンプの前の踏み込みをさせられているだけで、きっと、大丈夫なんだと思う。
きっと、大丈夫なんだと思う。
現実で、そう見えてるだけ。
そう受けとってるだけ。
何も生まれも、起こりも、初めから何も無く、初めから全てある。
ただ生まれ、ただ亡くなるだけ。
ショーが終われば、舞台袖にはけるだけ。
ショーの間、何をしようと、何もしなかろうと、何も変わらない。
どっちもどっちで良いのだ。
ただ、今を感じて、体が動くまで。自分の意図とは関係ないところで動いている私の身体が止まる時まで、今を感じて、尊い命を感じるだけの時間。
思いに揺さぶられる自分を許して、誰かに依存してしまう自分を許して、思いが分からなくなる自分を許して、ただここに存在しているだけ。

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