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SNSがなければ手がかりが掴めない

2018年公開の映画「serch」をDVDで観ました。

<ストーリー>
幼いときに母親を亡くした16歳の女子高生マーゴット。ピアノの練習や学校の生活を楽しんでいたのですが、ある日突然姿を消します。
兆候がまったく無かった為父親デビッドは動揺しますが、家出なのか誘拐なのか、何かの事件なのかわかりません。
デビッドは、娘の友人をまったく知らないので手がかりが掴めないのですが、探る方法はSNS内にありました。娘マーゴットのPCが家に残っていたのでログインを試みますが、パスワードがわかりません。
想定されるパスワードでログインが可能になるのですが、そこにはいつもの知っているマーゴットとは違う姿が見えてきます。
次々と犯人の可能性のある人物が浮かび上がりますが、なかなか事件の真相が見えてきません。
そしてラストは意外な結末へ・・・

あまり知られていない映画のようですが、ある本で紹介されていたので観てみましたが、これは傑作でした。

全編PC画面で作られているというのがまた斬新で、電話、テレビ電話、メール、テレビ中継、防犯カメラなど全てがPC画面内で繰り広げられます。

普段我々が行う検索でどこまで謎が解けるのか。まさに自分が主人公になって検索し、ヒントを得ながら謎を解ていくような感覚がありました。
実際にこのようにSNSがあるからわかること。そんな社会になっているのかもしれません。
アメリカは電話番号とか平気でSNSに登録してるのか?と少し疑問に感じましたが。

最後まで飽きずに観ることができ、そして意外な結末も良く出来ていていました。

決して大きな金額がかかっているとは思えませんが面白い。作り方のうまい作品だと思いました。

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