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「どうする家康」が終わりました
ここ数年は、毎年大河ドラマを観ていますが、徳川家康の事は所々ピンポイントでは知ってはいるけど生涯を通してはぼんやりとしか知らなかったので個人的には良い題材となり楽しめました。
説明のいらないほどの有名な武将、徳川家康。
しかし、その役が松本潤で大丈夫なのか?まったくイメージが違う・・・
タイトルが変?
タイトル通り、内容的には少々頼りない家康です。特に前半。
正室瀬名と息子信康の死後、徐々に強くなっていく様相が描かれます。晩年の姿もかなり老人らしいメイクで(最終回の腕なんかもかなり老人らしい手をしてました)技術も発達しているなと感じました。
本能寺の変(信長の死)、小牧長久手の戦い、秀吉の死、関ケ原の戦いと幾多の困難を乗り越え、最後に乱世を終わらせることになります。
波乱万丈の家康の生涯を描くには一年のドラマはちょうど良かったかなと思いますがそれでもなかなか描き切れないところはあったとのではないかと思います。
それにしても、最新の映像技術はテレビドラマとは思えないリアルさ。そこが大河らしくないとの声もあるようですが。
徳川四天王の配役も良かったし、岡田准一演じる織田信長の怪しさ、豪傑らしさあふれる阿部寛の武田信玄。何より異様な雰囲気のムロツヨシの秀吉はかなりドラマのスパイスになったように思います。
さて、現代のことを考えると今でも続く戦争。時代は違いますが戦国時代を重ね合わせて考える人も多かったのではないでしょうか。
ドラマで家康が言ったように(戦は)「この世で最も愚かで醜い人の所業」。戦争の歴史はろくでもない人間の歴史です。
大坂の陣も時代が違えば家康は非難をされるでしょうが、結果的には乱世の世を終わらせた偉人となり、神と崇められるようになりました。
最終回で家康は死後に世の中に伝えられる様が描かれていましたが、やはり偉大だったのでしょう。その後260年、戦の無い日本を作ったのですから。
しかし、徳川に敗れた側はそんなに単純なものではないでしょうけど・・・
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