医療と生と死を考えさせられる(ヴェジタブル・マン 渡辺淳一)
新潮文庫の渡辺淳一著「ヴェジタブル・マン(植物人間)」を読んだ。
この本は文庫オリジナルで、奥付(発行)は平成8年11月1日となっているので今から27年も前である。
なぜ今この本を読んだのかというと、確か出版当時は僕が書店に勤めていたときであり、母親に頼まれて買い、その後母が読んだあとに勧められて借りて本棚に今までずっと残っていたのだった。
いつか読もうと思い約27年(笑)。ようやく読んでみた。
渡辺淳一の著書を読むのはたぶん初めてだ。著者は医者であり作家であることが有名