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読書記録

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感想文を書くのはなかなか苦手なのですが極力書くようにしています。
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2020年9月の記事一覧

「嫌われる勇気」感想④ 世界の中心はどこにあるのか

自分と他者(世界)の関係はどう考えればいいのか。 他者が気になって仕方が無い人は、他者の事を考えているというのか、 それとも自分の事を考えているのか。 どうすれば自信をもって生きていけるのか。 今回はそんなことがテーマです。 1.個人心理学アドラー心理学の正式名称は「個人心理学」といいますが、これはどういうものなのか? 人は人、自分は自分と、自己中心的とか個人主義というわけでは無いのです。 「人間をこれ以上分割できない」という意味で個人心理学と言っています。 例えば、

「嫌われる勇気」感想③ 自由に生きるために!ついにあのキーワードが登場

第3章(第三夜)前回では、「すべての悩みは対人関係」であるということで、劣等感に関することを考えるうえで、いかに自分に問題があるかということを示しました。 今回はさまざまな時に起きる「他者に認められようとする心」のアドラー流の解釈です。 ①「他者の課題を切り捨てる」 人は誰しも他者から承認されると嬉しいもの。 そうすることで自分に価値あるものと認識することになります。 しかし、認められよう、承認されようと思っていると、承認されなかった場合に不満という気持ちが起こります。

「嫌われる勇気」感想② 劣等感はあくまで主観

第二章(第二夜) すべての悩みは対人関係(トップ画像)読みながら付箋を貼っていくとこんなになってしまった(笑)もちろん返却するときは剥がして返します! さて、「嫌われる勇気」第2回目。 この章のテーマは「対人関係」。 いよいよ人間関係の登場です。 では早速いってみましょう! ①自分の短所について◆短所ばかりが目についてしまうのは、自分を好きにならないでおこうと決心しているから。 ◆他者から嫌われ、対人関係のなかで傷つくことを過剰に恐れて、そのような事態にならないために、誰