僕たちは、自分の身体の「ネイティブ」か?
ネイティブとノンネイティブの違いは何か。
『ダーリンの頭の中』(小栗 左多里, トニー・ラズロ)のなかに「崩し字が読めないトニー氏」の例で出ていたものが非常に腑に落ちている。
ネイティブは「規格外」であっても解かるのだ。
もっとつきつめて言えば、「細かな違い」を見分けることができるのが「ネイティブ」だと言える。方言と共通語のイントネーションの違い、用語の使い方、などなどの「細かな違い」も感覚的に把握できるのは、ネイティブだからであろう。感覚の細かさを、ひとつの指標として