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日々の思いつきマガジン

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日々のきづき、おもいつきを、定型なく、とりとめなく、つづって留めておく本。
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2020年7月の記事一覧

キャラクターは「セルフ」か?

芸大生と作品制作を通しての対話。考えさせられたのは「セルフと思う写真を撮ってください。ただし、自分の顔以外を写したとして。あなたは何をセルフとしますか?」という問い。そのやりとりの中から出てきた「キャラクター」とは何かについて、考えてみる。 ◇キャラクターとは? キャラを作る、という言葉が生まれたのはいつごろだろうか?少なくとも、私の子どものころには「キャラ」という言葉はあったように思う。ぶりっ子キャラに代表される「何かを意図的に作り出して作成する人格」という意味合いに感じ

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ことばの先にあるもの

・いぬがあるく ・ぼうがある さて? もしかしたら、お読みの方は「あたったのかな?」と考えたのではないだろうか? 人は、なにか「文脈」を読み取ることができる。今回の場合は「犬も歩けば棒に当たる」ということわざを補助線にして、「いぬがあるく」と「ぼうがある」をつなげたことになる。 人の考えにも、「文脈」は存在する。そして、その「文脈」をうまくほかの人に伝えることができたとき、話し手の「伝えたいこと」がうまく伝わることになる。 ことばをうまく操るとは、この文脈を相手が

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「死ぬこと以外かすり傷」の勝手な意訳

わかりづらいかもしれないが、手にちょっとしたけがをしている。小石のような破片が、肉に食い込んでいるので、結構いたい。 これは、海に飛び込んだ時にできたケガ。沖縄のサンゴ礁は素手で触ると結構危ない。 このけがは、遊んだとにふっと「いたいな」と思って気が付いた。 飛び込んで、海と向き合って、自分の身体がエメラルドグリーンに染まっているかのような感覚に陥っているときには、まったく意識に上がってこなかったのだ。 思えば、子どものころはしょっちゅうけがをしていた。膝小僧には

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