いざ明日はパーティ。やはり格好は大切。

昨夜から東京に来ている。明日1月30日は、建築家・隈研吾さんがリノベーションした東大工学部11号館1・2階の「HASEKO-KUMA HALL」のお披露目レセプション・パーティだ。隈研吾さんはもちろん、東大総長ほか錚々たる方々100名ほどが集まるとのことで、工学部・事務方のみなさんとともに準備を進めてきた。

ぼくたち(北海道の米と汁「U-gohan」東大正門)はケータリング担当である。当日をイメージし、料理やワインリストなど、準備にはかなり手間ヒマをかけてきたから、きっと喜んでいただけるんじゃないかと思っている。

「ドレスコードはビジネスカジュアルで」ということで、「色落ちしていないジーンズと、シャツ+ジャッケット」を準備してきた。しかし、「それはダメでしょ、ジーンズはさすがにダメ」と仲間からチェックが入る。0.2秒ほど「げ」と思ったが、ホント助かった。セーフ。ここまでイケてない自分が恥ずかしい。

ということで、ミーティングとミーティング、移動と移動の合間を縫って、パンツとシャツとネクタイさがし。なんとか夜までにゲット。余計なものまで勢いで買ってしまう。パンツを決めたら、次は靴が合っていない気がしてきた。明日の夕方までに何かしらを探さなければならない。

本屋で本を買うのは、好きだし、最近困ったことはない。でも、服屋で服を買うのは、いまだになんか気恥ずかしいし、難しい。どんな格好でもいいのかと言えば、そんなわけでもないから、本当にぼくという人間はめんどうなヤツだなと思ったりする。

ホテルに帰り、スッとしたパンツやシャツやネクタイを手元におき、靴もいつもとは違う感じのスッとしたやつを明日買おうとイメージしたら、それはそれでワクワクしてきた。

そう言えば、20歳のころ、漫画以外の本などほとんど買ったことがなかった頃、本屋で何を選んでいいかもわからず、居心地があまり良くなかったなぁ、などと思い出した。どんなことでも、やっているうちに慣れてくるものなのかもしれない。そう思うと、少しだけ気持ちが楽になる。

気持ちのいい格好をして、明日を迎えられることになって、結果オーライだ。いざ明日。


追記:「ビジネスカジュアル」ではなく、「セミフォーマル」と伝えられていたらしい。そりゃそうだよね。

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