東大正門で新店舗がプレオープン。「あたりまえを更新しよう」とするボクたちが大切にしてきたこと。

今日は、北海道の米と汁「U-gohan」東大正門、のプレオープンの日。

8月下旬から取り組んできて、ちょうど5ヶ月。厳しかった条件・状況をどうにか乗り越えて、まずは、この日を迎えられたことにホッとしている。

今日はランチタイム90分の限定販売。おかげさまで予定していた45食+3食の48食が90分で完売した。

店舗のグランドオープンは2月1日土曜の朝10時。その前に、明後日30日には店舗が入っているHASEKO-KUMAHALL(U-gohanと同じく、東大教授でもある建築家・隈研吾さんの設計監修)のオープニング・イベント、翌31日にはU-gohanのプロジェクト関係者や身内の方々へのお披露目会が予定されている。

今週が終わるまでは、まったく息つく間もない。関係者一同、ベストを超えるベターを目指し、日々ベストを尽くし、心を合わせてここまでやってきた。

運営母体は、北海道石狩郡当別町に拠点をおく社会福祉法人ゆうゆう

東京大学との約束で、店舗オープンの時期ははじめから決まっていたため、ぼくたちに与えられている時間はそもそも限られていた。しかし、だからこそ「なぜこれをやるのか」を探索するために、とりわけ最初の1ヶ月余りはひたすら対話を重ねた。

そうして、「あたりまえを更新しよう」というスローガンが生まれた。

「あたりまえ」を更新しよう。

福祉の、飲食の、現代日本の「あたりまえ」。ぼくたち一人ひとりの「あたりまえ」。

プロジェクトに関わる社内外のメンバーは日を重ねるごとに増えていったが、その誰もが、目の前にある世界の「あたりまえ」を更新しようとしながら、同時に、自らの内なる世界に存在している「あたりまえ」を更新することにチャレンジしてきた。

事業計画をつくるときも、店舗名を決めるときも、建築設計施工のあらゆる細部を詰めるところでも、メニュー開発のときも、採用活動のときも、東京大学との話し合いのときも、あらゆる瞬間あらゆる場面で。

そうしたプロセスの積み重ねの結果が、北海道の米と汁「U-gohan」東大正門として、まもなく衆目にさらされることになる。

おかげさまで、今日のプレオープンにお越しいただいた皆さんからは、とても好意的なお声をいただいた。「こうしてもらえると、もっといいんしゃないか」など、改善点についても幾つもコメントをいただいた。有難いなと思う。

ぼくたちは「今日できていないことを、どうにかして、明日にはできるようにする」というプロセスをひたすら積み重ねてきた。その結果が、今日のプレオープンであった。

これからもぼくたちは「あたりまえ」を更新していきたいと思う。そのプロセスを重ねていきたいと思う。そして、それは自らの「あたりまえ」を更新し続けていくことでもあり、ぼく個人としては、その点に最も尊い価値を感じている。


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