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キツくても…心臓バクバクでも…めいっぱい平気なフリをする

さて、THE FIRST SLAMDUNKを観ましたよ。


観たのはつい先日なので、限りなく海外勢と同じタイミング*での鑑賞となりました。
*日本は2022/12/3公開
2023年に入り韓国、ベトナムなど徐々に封切りされていっております🏀

タイトルの画像は初めて観に行ってからどハマりし、たまたま行った大きめの映画館にまだ残っていたパネルを撮影したもの。ありがてえ。イオンレイクタウン。


まず私のスラムダンク事前知識
としては、はるか昔の🌈アメトーークにて放送された"スラムダンク芸人"で得たもの、たまに放送されるアニメ関連のランキング特番などから得たものしかない状態です。
主人公は桜木花道。不良だったが好きになった相手にバスケットボール部へ誘われ、二つ返事で入ってしまう…。ロン毛の不良がいて、どうもバスケがしたいらしい。安西先生が「諦めたらそこで試合終了ですよ」と言う。ネットミームでよく見る「まだあわてるような時間じゃない」の画像…。「左手は添えるだけ」…。

2月時点で観に行く気配ないしな


そしてそもそも私は運痴💩(運動音痴)。
バスケに対する思い入れはほぼない!
しいて言うなら中学、高校時代に黒子のバスケが好きだったくらい……。そしてバスケのルールをそこまで覚えているわけではなく……。
まあでも楽しいでしょう!なんとかなる!という気持ちで、誘ってくれた友人に二つ返事し鑑賞へ行きました。アニメだしな!二次オタの気分を思い出していくぜ!


なんとかなるどころか

どうにかなっちゃったよ


映画を観たのち1週間ほどかけておかしくなった私


あの、こんな映画観たことなかったんですが……!
スポーツアニメでここまで真摯に描いていたもの、今までにあった?!
アニメパートと3DCGパートがここまで親和性高いもの、今までにあった?!
映画一本まるまる使ってひと試合を描く作品、今までにあった?!
(私の短い人生の中での経験ですので、多分あるにはあるんだろうけど)


黒子のバスケがバスケ漫画の基準だった私からすると、スラムダンクのリアルさにビビり散らかしてしまったんです。黒子のバスケだってもちろん魅力的な作品なんですけど、あれはファンタジーに近いものだと思っていて(キセキの世代とか)、よりリアルになっているのはスラムダンクかな……という印象を抱きました。もちろん桜木花道というど素人が一年生にしてインターハイのスタメンというのはファンタジー以外の何物でもないんだけど、彼は普通に試合中ダブルドリブルとかするしそこでリアルみがあるというか?

だからこそ試合を見ているうちに段々とルールがわかるようになっていくんですよ。黒子のバスケによってある程度下地ができているというのもありますが、例えばシュートした時に入る点数とか。

三井がスリーポイントシュートを入れると3点。
普通にダンクしたりレイアップしたりすると2点。
フリースローが1点。
↑こんなん誰でもわかるだろということなんですが、それがあんまり考えたことがなくてですね…。

私は黒子のバスケで緑間真太郎くんをメインに観ていたのですが、スリーポイントシュートに関してあまり深く考えたことがないということにスラムダンクを通して気付いたんです。スリーポイントは遠くから打つとたくさん点が貰えるんだな…くらいの認識しかなかった。そもそも平常点が2点だからこそ、遠くから入れるスリーポイントは3点なわけで…。中学生当時黒子のバスケを観ていた私には、緑間真太郎という大好きな存在ばかりが目に映っており、バスケットボールのルールにまで考えが及んでいなかった!という仮説です。映画を観ながら、

「えっ、スリーポイントってそういうことじゃん」

と気付く瞬間がありました。本当に今更感。いや、でもこれはちゃんと長く試合を見せてくれて、なおかつリアルに近い映像だからこそ気付けたことだと思うんです。漫画だと雰囲気で理解した気になるのですが、やはりしっかりした視覚情報が得られると理解が早くなる…そんな気がします。漫画だと自身の脳内での補足だけど、映像は本当にその場で物事が起きているので補足が要らない……というか。とにかくそこに気付きを得たんですよね。

あっリアルリアル言ってて井上先生ファンの方に混乱を招くとよくないので、今回のnoteはスラムダンクについて書いてますよ。リアルの話はしてません!(私はスラムダンクよりも先にリアルを読んだ)(そっちいったか)

よく考えたら私はリアルを読んでいました。井上先生がかなり写実的に漫画を描くのだなというのは既に実感済みで、むしろリアルはリアルすぎて読んでて気持ち悪くなったくらいです。主人公が脚を切除することを余儀なくされ…というところから話が始まるのですがそこがまああまりにもリアルすぎて本当にリアル。タイトルそのまま。車椅子バスケットボールの世界…すごすぎる……になっていました。久しぶりに読もうかなリアル……。


はい、桜木寄り道(花道)しましたが、続き。
マジで本当に私って運痴💩なので、体育及び運動、スポーツができる人の気持ちがわからないし、思考回路もわからないのです。
学校の体育での成功体験は無いに等しく、体育は苦痛なものだったので、その延長にある運動やスポーツもそのまま嫌いになりました。楽しくないもん。勝てないし。
勝つだけが全てじゃないのはわかっていますが、体育の授業はほとんど勝ち負けが関わってきたものが多かったと思います。特に競技関係。球技はもれなく勝ち負けがありました。たとえそれがクラスメイトとのミニゲームで、地区大会や県大会がないにしても、負けたら悔しいし、それが続いたら嫌にもなりますよ。だから負けて悔しい思いをしたくなくて(悔しい!が原動力にならないくらい成功体験がないので、苦痛なんですよ)、挑戦するのを辞めました。体育ではできないことを前面に出して、空気になるようにしていました。
そうなってくると競技の中の思考みたいなことは一切しなくなるんですよね。この人にパスを出せば良いとか、ここであえて囮になろうとか…そういうの、マジで考えたことない。そこまで行ってないから。そういう私のスポーツにおける戦略的思考の欠如を思い知らされるシーンがあったんですよ。

木暮先輩投入シーンです。

私はなんで???になりました。あの時、確実に花道と同じことを考えました。木暮先輩は最後の大会だから、思い出作りに出してあげたのか!?と…。だってあのチームはあの5人で黄金メンバーなのに、どうしてここで木暮先輩を入れるんだろう……あのまま皆で押し切ればいいのに……。ここで点取られたら取り返せないじゃん…。

さて、これが戦略的思考のない私の脳内ですが、安西先生は当たり前のように先を見ていました。
ゴール下でリバウンドを奪い返せない木暮先輩を見ながら、安西先生は花道にリバウンドの重要性を説明します。
君ならどうする?ここで君がリバウンドを取ったらどうなる?
花道に対してここで取れれば、こういう風に試合を変えられるよ、と説明するんです。言い方が悪いけど、木暮先輩を見本のようにして使っている。それを見て、君ならこうできるんじゃないかとか、そういうアドバイスをする。木暮先輩は点を取る、ボールを取るなどといった活躍はできないけれど、花道をレベルアップさせるために必要な存在なんだ……と青いイナズマが僕を(自粛)したような、とにかくすごく衝撃を受けたんですよ。メンバーチェンジは対象の選手がダメ(プレーに支障が出たり)だからだけじゃなく、次に繋ぐために一時的に下げたりすることもあるんだな…と学びました。すごいや。控えの選手にも価値があるのだ。スタメンやレギュラーだけが全てじゃない……。
そこから繋げると、めちゃくちゃベンチの仲間たちが映るシーンが多かった気がするんですよね。1回目観た時に(現時点で3回鑑賞済)、すごいベンチ映るな〜と。そしてベンチにいるメンバーそれぞれに人格があるな〜と思ったわけです。それって別に珍しいことではないんだけど、湘北高校黄金メンバー5人を念頭に考えるとわりかし地味なベンチの面々って省略されてもおかしくないとも思うんです。今回の話なんて特に試合のことをメインにしたら試合に出る選手に焦点を当てるじゃないですか。
しかも彼らLINEスタンプにもいるし。

そんな絶妙なモヤりを抱えていた中2回目鑑賞後、このnoteを見かけたわけです。

すげえ…と思った。

私の感じていたものって間違ってなかったのか……と。
井上先生が意識して映していたかもしれないというわけ……⁉️
はあもうすんげえ。私はそのベンチの面々に値しないくらいのところにいるんですが、気分的にはコートを駆け回る5人よりもそちら側により近い存在だと思うので、彼らにカメラが向けられることが純粋に嬉しいですよね。レギュラー以外にも生命を吹き込んでくれたんだなと。なんなら山王工高は層が厚すぎてベンチにも座れない人たちがいるわけで…。そこは湘北高校だからこそみんなベンチにいられるわけで……。終盤で湘北に入って良かった……って涙するところとか、グッときますよね。レギュラーだけじゃなく、メンバーや監督、マネージャー、応援してくれる人たちと勝ち取った勝利だということがすごく感じられたシーンでした。

てか宮城リョータ、ヤバくない?

今回のメインは湘北高校2年宮城リョータ。
私は彼がメインだということも知らず、観に行きました。桜木花道出てこねえな…と思いつつ、沖縄……から始まって、観続けるうちにオタク特有の察しの良さが発動し、今回は宮城リョータメインだと気付きました。宮城家を襲う立て続けな不幸、引越し、親子間のギスギス……。ええ?こんな中でバスケしてたんかい!という驚き。出来の良いソータというお兄ちゃんの存在は宮城リョータにとって良い意味でも悪い意味でも大きな存在だったんだなと思わされました。追うべき背中を失って、引越し先でたまたま出会った三井に彼の影を見て、そして沖縄で彼にようやく対峙して気持ちの整理をつける……。宮城リョータ、あんた……。あんた……。
過去の回想があって、赤木のダンナから声出してディフェンスしろと言われていた(俺はそういうスタイルじゃないと不貞腐れる)ところを念頭に置いて観ると、今回の試合で自分からメンバーに声掛けたりしてるところに成長を感じてしまったよね。宮城リョータと出会って二時間経ってないのに思ったもん。成長してるやん……と。
バスケにちゃんと向き合えるまで喧嘩したり事故したり色々あったけど、マジでリアルにならなくてよかったね……というか、運が良かったね……になりました。
あ、宮城リョータ好きすぎてアニメ放送当時のカードダスとか、韓国の映画の半券(トレカみたいになってる)をちょっとメル狩ったりしたよ。

成長の話だと流川がパス出すとかもそうだよね。


多分ワンマンプレイでなんとかなってきちゃった存在である彼が他のメンバーにパスを回すってすごいことだよ。沢北はパスしねえ……のところでの対比が綺麗だよね。流川は周囲を使うことを覚えたぶん、沢北よりもすごい選手になるんだろうなと思った。たぶん。
でもパス出そうとして花道はプイってしちゃうの、かわいいね〜。そこですぐパスが通らないところがいいよね。ご都合主義すぎない感じ。
だからこそ最後の連携が決まってからのハイタッチ?が沁みるよね。

桜木花道は素人なのがめちゃくちゃ良かった。

素人だからこそトリッキーなことができるし、それこそ相手のデータベースにないダークホース的存在なわけだし。でも最初にアリウープきめるとかさ、そういうところがああ、ただカッコつけて部に入っただけじゃなくてこの4ヶ月でかなり練習して成長したんだなあと思わせてくれたよね。最後の最後もさ、あの静寂シーンで流川からのパスを受ける前に口元が動いていて、にわかの私でもわかった。
「左手は添えるだけ」
練習の成果すぎるじゃん。成長じゃん。努力の賜物じゃん。伏線回収じゃん。
そもそもフィジカルに恵まれている彼はいい感じにリバウンドもできたし、滞空時間長いしで、秘めた才能というかセンスというか。なんかすごいよね。でもダブルドリブルするのいいよね。忘れるよね。わかる。花道という存在は圧倒的技術力のエースではなくて、場の雰囲気を作る精神的支柱に近いんだと思う。会場にハッパかけたり、相手を驚かすだけでなくて、もはや味方ですら予想できないことをする。全ては晴子ちゃんの為なのかもしれないけど、だとしても、ここまでやってきたのがすごいよね。ちゃんと原典の漫画を読まないとな〜!

三井寿はさ、バスケしたいのお前だったん⁉️になったよ

あのロン毛の不良、君だったんか‼️ めちゃくちゃやってくれたやんけ‼️ よくもまあ帰って来れたな‼️ という怒りをある程度は抑えてくれる存在でした。
スリーポイントをめちゃくちゃきめるのかっこよすぎるし、言葉遣いが好き。
「オッケー…」(いい)
「しかし今日の三井寿はいいぜー…」(いい)
なんだ?好きだぞ。
おめえ……中学MVPだったんか……そか……膝が悪いんか……そか……となんかすげえわ。
あの頃というか、昔って結構不良がフランクに学校にいるよね。不良になってケンカするにも才能がいると思うから、三井はそっちの才能もあったんだね〜(?)

そして三井と宮城リョータの関係性は限りなくハイキューの東峰西谷コンビでだな…私はそこのコンビが好きでだな……そりゃあそうという話でもあり、むしろこちらの三井寿宮城リョータコンビが原点である可能性が高くてだな……。

赤木のダンナ‼️

この人スゲーよ。バスケに対して真摯すぎる。頼れるキャプテンなのはもちろんだけど、くさらずに最後までやってきたのがすごい。劇中で描かれていた先輩たちとの温度差とか、心折れそうな瞬間がかなりあったはずなのに続けてくれてありがたいよ。木暮先輩と二人三脚で湘北高校バスケ部を支えてきてくれてありがとう。ほんとに。(誰なんお前)

てか、アヤチャン

彩子……。私、なにも知らないで行ったから宮城リョータがアヤチャンのこと好きなの知らなかったよ。映画観てる間、二人が熟年夫婦に見えて仕方がなかったよ。アヤチャンという存在は宮城リョータにとってかなり大きな存在だと思うよ。男所帯に臆することなくマネージャーをやっているアヤチャン、宮城リョータの手のひらに"No.1 ガード"と書くアヤチャン。あのね、自分のことが好きだとわかっている相手にサッパリスッキリ対応出来るあんたがえらいよ。もう付き合ってんだろこれ。
映画鑑賞後に宮城リョータのアヤチャンLoveを知り、アマプラで初登場回を観て、思ったより宮城リョータ<<<<アヤチャンの構図で古き良き様式美を感じるなどしました。好きを言葉に、態度に表すキャラクターって貴重だよね、今とか特にさ。



てかこの試合、コミックス4冊分くらいあるって後輩が教えてくれた。たしかにこの前試し読みで最後の方の巻読んだら山王戦やってて……。

え?ガチでクライマックスを映画にしたんですか?

そんなこと思わんやん。あのさ、てっきりインターハイ篇があって、いくつか試合がある中の中盤が山王戦で、最後の最後は別の試合があって日本一!だと思ってたんだけど。山王戦がクライマックスだったのかよ⁉️
後輩がかなり思いきったことしましたよね〜と話しかけてきた時は❓になっていたのだが、そりゃあそう思うわ。だって映像化も初めてなわけじゃん……。なにからなにまで挑戦の連続すぎるよ、THE FIRST SLAMDUNK!まんまと引っかかったオタクやオタクがいるから大成功ですよ!

あと私がスラムダンクを絶対映画館で観て欲しい理由は物語性とか、3DCG技術、音響以外にあるんですわ。

それは、試合を見ている観客と限りなく同じ感覚でいられるということです。
舞台は1990年代。誰も携帯電話を持っていない。スマホなんてその存在がない。試合中にスマホを見る人が劇中いないんですよ。当たり前ですけど、でもそれって今では当たり前じゃないですよね。今、スポーツの試合を見る際にスマホをずっと見ないでいられる自信ありますか?私は無いです。ちょっとしたタイミングでもスマホを見てしまう。そうなると注意が試合からスマホに移る。だけど映画館は違います。映画館は半強制的にスマホが見られない状態になる。だからこそ劇中の観客たちと自分たちが同じ状態になるわけです。携帯電話を持たず、情報は雑誌から得たり(山王工高の次の相手校を雑誌を見て確認する観客)、ゲームボーイ的な携帯ゲーム機を手に持つ少年くらいしか、今の私たちに近い存在は居ません。これが配信やDVDになってくると絶対にスマホを手にしてしまうため、観客と同じ感覚にはなれない。だからこそ映画館に行ってほしいのだ‼️
でも本当にね、劇中だれも電話しないのよ。固定電話すら出てこないからアレなんだけど、だれも携帯電話の類を持ってないの。すごく不思議だったよ。あの頃はあれが当たり前だったんだというのはわかるんだけど、すげえなと。時代〜になりました。
とまあね、上記の理由から行くとこの作品は

知らなければ知らないだけ面白いと思います。

試合展開を知らない状態であればあるほど、劇中の観客と一体化できます。
本当に観て欲しい。まだまだロングランしている作品なので、まだ観てなかったというそこのあなた!もう観たあなたも!もう一度劇場に足を運んでください!
今ならタプタプ安西先生ステッカーもらえますよ!













好き勝手書いてるから終わりかと思わせといて続くんだけどさ。

おお〜と思ったところとかてきとうに羅列しておくから、読みたい人は読んでくださいネッ!

・ソータとリョータの思い出バスケットコート
二人が1on1してる時は普通のコートなんだけど、ソータが亡くなってから映るコートのバスケットゴールのネットが気持ちボロボロになってる。このシーンが宮城リョータ事故後沖縄訪問のタイミングだったかどうか忘れちゃった。

・ソータと三井寿の違い
ソータの場合
宮城リョータが1on1しようと持ちかける
ソータに勝ち、もう一度やろうと持ちかける
ソータの友人たちが迎えに来る
また今度な、とはぐらかされる
もう帰ってくるな!から帰らぬ人に
⇒気持ちのベクトルが宮城リョータからソータへ強く向かってる

三井寿
三井が宮城リョータに1on1を持ちかける
三井の姿にソータの姿を重ねてしまう
挑むのをあきらめる宮城リョータ
三井の友人たちが迎えに来る
またやろうぜ、と三井が誘う
もう二度と来ないと決める宮城リョータ
⇒気持ちのベクトルが三井寿から宮城リョータへ向かってる 
結果としてここの二人は再会を果たす
なんか、対比になってませんか?

・三井寿のスリーポイントシュート
静かにしろい…のところのシュート音
小さくミツイ…って聞こえる。
これはガチ。

・沢北の経験していないものをください発言
オタクは察しがいいから"負け"じゃん。とすぐ気付いてしまった。
宮城リョータは夜の森の中でアヤチャンと試合前の緊張やらを共有していたが、沢北は朝の森。
対比?

・桜木軍団のTシャツ
タカノリシミズのブログタイトル?

・劇中歌に関して
ブチアゲ曲が多い。試合にかなり波があるからその都度曲がうまく使われていて感心する。10-FEETさんすげえよ。

・第ゼロ感に関して
歌詞がめっちゃ内容に沿ってると思う。
1度目の鑑賞で熱砂を聞き取った時に、宮城リョータ砂浜ダッシュが脳裏に過ってからもしかして⁉️と思ったがもしかした。思った以上に中身にリンクしてる。
Twitterで10-FEETの方が曲中の獣は宮城リョータのことで、動物園のカワウソに噛まれたところで思いついた的な話をしていたから本当なはず。

・第ゼロ感の元ネタ曲に関して
タイトルにdouble crutchとついていて、フーン…バスケ用語かと思っていたが、3度目の鑑賞でソータの発言とリンクした。
山王工高に勝つ情景を実況しているソータが、ダブルクラッチ〜!と言っていた。どこまで考えて作られてるんだこれ。

・スラムダンクの世界の男子高校生って
脇毛ないんか? 悲しくなってきた

・今回のキャラクター作画変化・声優変更について
特に顕著なのが晴子ちゃんだと思ってます。原本の晴子ちゃんは男が守らなきゃいけないようなか弱い雰囲気があるんだけど、今回の晴子ちゃんは髪型が現代っぽくなっているのと声質が現代に寄ったことで、弱々しさみたいなのがあまりない感じがする。
セル画当時の声質と今の声質って求められているものとかが違うんだと思っていて、過去アニメももちろんいいんだけど、3DCGには今回の声だな〜と思った。木村昴の桜木花道がめちゃくちゃしっくり来たし(草尾さんももちろんよかったよ)、あまり話してないけど神尾晋一郎の流川も良かった。YouTubeに、どあほうの声太っ‼️てコメントあってたしかに、緑川さんの声質から考えると太いかもね……笑


まだなんかあったかもしれないけど一旦ここまでにしとこう。
後で追記するかも。

とにかくスラムダンクすごいよ。
ありがとうスラムダンク。


余談:第1回鑑賞中にスマホをいじり始める不届き者が居たのでタイトルの通り、ソータ、宮城リョータを胸に宿し、スマホやめてください気になるんでと声掛けに行った私のことを、宮城リョータは抱きしめてください。スマホ見たお前、スラムダンクに失礼だぞ。

2023/4/23一旦上げ
翌日 ちょっと追記

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