見出し画像

ロンダリングを制する者はこの世を制する

この世の全てはロンダリングで出来ている。
何1つとして「オリジナル」など存在しない。

この体(命)も絶え間ない別の生命に依って成り立っている。
体の細胞は絶えずロンダリングしてる。

ロンダリングを例であげると・・

・マネーロンダリング
不法に得た資金を循環させて洗浄する。

・著作権ロンダリング、コンテンツロンダリング
他人のコンテンツの微妙に改竄して自分のものとして販売する。

・社名ロンダリング
評判が悪くなったら過去を無い事にする為に社名を変える。
モンサント→バイエル ジャニーズ→スマイルアップ

・ソースロンダリング
「噂話に背ヒレ尾ヒレが付く」と言うけど、故意に噂話を流して、それを補強して真実味を持たせたり、ソースの出所を有耶無耶にする。
あるいはそれっぽい肩書きの人を用意して信憑性を持たせる。御用学者みたいな。

・ネームロンダリング
婚姻・除籍、養子縁組を繰り返して別人に成り済ます。
あるいは他人の戸籍を不法に得て成り済ます。

・キャリアロンダリング、学歴ロンダリング
箔を付ける為に実態の無い在籍をして肩書きを得る。

・物件(ルーム)ロンダリング
事故物件は表示義務があるけど、一度 不動産の社員が住んだ事にしてから売り出せば表示義務が無くなる。

・画像ロンダリング
外部から得た画像を専用のAI画像生成モデルで出力させて、出力したものを別のAI画像生成モデルで学習させる。

このようにロンダリングは悪いイメージで使われる事が多い。
しかし検索エンジンやツイッターのRTも立派なロンダリングだ。
クラウドサービスなんて情報の振り込め詐欺みたいなもの。
チャットGPTに至っては、勝手に外部のありとあらゆるコンテンツをロンダリングしてGPTに集約させている。AI画像の学習禁止どころの話では無い。
多くの知見が無断で勝手に利用されてる訳だ。

GPTはまるでクロノトリガーに出てくるラスボスのラヴォス。
地球に寄生してセミの幼虫のように地中に眠りながら、地球上のあらゆる生物の遺伝子特性を自分に集約させている。

GPTに限らず、あらゆるAIサービスが登場してるけど、それらは全て他人のものを勝手にロンダリングして成り立っている。
「学習データは全てオリジナルです」では成り立たない。
商用データや権利関係だって利用しまくってる。だってその方が遥かにAIの精度が上がるのだから、AI提供する側がわざわざ上位の優れたデータを除外する訳無いだろ。建前で「使用してません」と言ってるだけ。
じゃなくちゃ、AI競争に勝てないのだから。

ロンダリングして集める・・スクレイピングとも言うけど、まとめサイトや漫画村みたいなのもそう。GPT始めAIサービスはその最もたるもの。

ロンダリングとは「循環(洗浄)」であり、その目的は自分の手元への「集約」である。だからロンダリングを制する者こそがこの世を制する。

「通貨発行権」は循環で言うと蛇口であり、最大の権力。
故にその権力の攻防を巡って大統領の暗殺が何度も起きている。

日本とて他人事では無い。当時のゲーム産業の突出した発展を見て分かる通り、日本にはIT産業で世界的覇権を取れるだけの実力があった。
だからでこそ、米国は日航事件・プラザ合意にようにTronや一太郎潰し始め徹底とした妨害工作をしてきた。
日本社会でフェミ工作という反日カルトの国力弱体工作が苛烈なのは、今の時代に台頭されると米国にとって脅威だからだ。

パソコンのOSやIT産業のシェアは次の時代の覇権。スマホだって日本ではとっくの昔にGBカメラ・通信機能・ミニプリンタでその原型を実現させてた。
当時のポケベル・たまごっち・携帯ゲーム機普及を見て分かる通り、日本は国際的に見てもトップクラスで技術的に進んでいた。
今では見る影も無い。マイクロソフト・グーグル・アップル・アマゾン・ツイッター・フェイスブック・GPTと全て米国に独占された。

循環(ロンダリング)の意味の大きさを理解せず、マネロンのような違法行為というイメージしか無いなら、その歯車として嵌め込まれるだけ。
多くの人は思考停止して一般的な社会常識に従っている。何の合理性も無く既に破綻してるというのに。
その常識(ロールモデル)とは、まさに人の「ロンダリング」だ。
あらかじめモデルが用意され、その循環に組み込まれているに過ぎない。

丁度、以前話しかけた事があるNoteさんが似たようなテーマを上げてたけど、さすが目の付け所がいい。始まりと終わりはセット、それが嫌(抵抗)、80億人くらい居るのだから・・・中々「循環」の本質を突いている。
まあ、INFP的な限界は感じるけど、こうやって率直に疑問を書ける人は中々居ない。大人になる程、何も分かってないくせして、分かっているフリの上手な人だらけになる。

循環の始点と終点を見定める事、それは要するに絡まった紐を解きほどいてその循環から抜け出すという事だ。そう たくさんの人間が居る中でその循環からひっそり抜け出してもいいよね?というのは、とてもINFPっぽい。

始まりと終わりはセットだけど、個人として見たら繋がってはいない。
妊娠と出産、生と死、お金を出して商品を買ったらお金は戻ってこない。
物々交換でも自分が上げたものは手元から消え(終わり)、代わりに新たなものが手に入る(始まり)。
始まりと終わりを繋げる行為は「究極」そのものだ。
それは自然の摂理から見たら禁じ手に近い。しかし、権力を集中させている者達は始まりと終わりを繋げている。自然の摂理と循環に抵抗してる。
だからでこそ、富と権力が集中する。

投資や経営的観点で見たら、それは「回収」だ。
放出する=循環させる以上はそれ以上に膨らませて回収する。
循環は「利子」をたくさん付着させる為にする。
ホストやカルトが女を放流して売春や女信者と関係してる親族から金を集めさせて回収してるように。これも立派なロンダリング(スキーム)。

100円の商品を100円出して買う。これが自分達に刷り込まれた常識だ。公式で言えば、100円の商品ー100円=-100・・即ち、マイナス100円になる事で商品を得る事が出来る。
それこそが「定理」だと信じて疑わない。
もし100円出したら逆に200円貰えたら? 100円の商品が100円玉1つで3つ買えたら? お金を出さずに買えたら?
いつの間にか、特定の公式「通貨経済」というロンダリング(秩序・法則)に組み込まれている。

この循環の中ではお金の価値は絶対。その数字が特定の定理に則って動くようにデザインされ、数字は多ければ多いほど強い。例えマイナスの数字であってもね。経営や政治権力の世界ではそういうもの。
庶民の間ではマイナスは借金、上の世界では借金してでもたくさん持ってその力を振るったもの勝ち。数字の挙動・・「定理」が階層に依って変わってくる。算数は庶民向けの数学だ。この世には教えられていない全く別の計算方法(公式)が存在してる。

この世に絶対的な秩序(定理)は存在してない。
自然世界、この地球の仕組み法則すら書き換えようと思えば出来る。
「秩序は守るものではなく作っていくもの」
その事を理解しないとこの先、人として生きていくのは厳しいだろう。
既に奴隷ロボットのような境遇に落ちているのだから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?