見出し画像

カノピッピライフ(シミュレーション型小説)

「なるほど。まさか当日にパスタをまとめ買いに行くとは思いませんでした。
沸騰した鍋の中心温度は97℃、表面で70℃といったところでしょうか。
まだ・・パスタを食べようとしておられるようで」

!?


これは風くんとその彼女、その子どもたちが取り巻く物語。
(*以下はキャラクター選択画面です。選択したキャラクター視点で物語が進行していきます。貴方の手で未来を変えましょう!)

風くん INTJ 魔王。数多の陰の叡智を持ち、超能力が使える。暴言大好き女叩き厨。「真の最強をその身に刻め」

ふなっしー INTP 眷属。その辺で拾った謎の動物。お尻が大きいのでよく風くんのサンドバックにされてる。「ぎゃあああああああ」

アルファ ESTJ 第一夫人。みんなのまとめ役。ベランダや屋根の上に登りがちな厨二病。「それが・・貴方の選択なのね」

包帯少女 INFP 第二夫人。緑髪の胸が大きなメンヘラ。成長期!
「風くんの好みってこういうのなんだ・・」

千歌音 ESTJ 第三夫人。みんなの天敵、百合厨。処女膜を指でぶち破ってくる。「二枚貝ってね、互いにぴったり合うのは一つしかないの」

姫子 INFP 第四夫人。千歌音に凌辱された被害者。
「自分の指や大人の玩具で処女喪失した人と・・どっちがマシかな?」

ナヒ INFP 第五夫人。風くんに虐げられがちな500歳のひよこババア。
「何でわたくしが第5なのよ!解せないわ」

子供達 現在、各々彼女が産んでる最中で子供の数はまだ15人。現行の子供達の最高齢が6才なので家の中が託児所と化してる。
「パパはどうしてよくママ以外の女の人と裸で抱き合ってるの?」

Mさん INFP 暗殺業を営む裏取引業者。普段は田舎に潜伏して作家に偽装してる。ノースリーブで相手を油断させてペンで屠る。
「ノースリーブしか勝たん」

Tさん INFP 風くんの奴隷。風くんに虐げられる余り性的興奮を覚えるようになってしまった。今は逆NTRに目覚めるよう調教されてる。
「大切な事なので3回言います。エロ、エロス、官能・・」

ESTJ・・・天敵です。出会った瞬間すぐに分かります。今までの経験のせいで全細胞がコイツはESTJだ!!逃げろーーー!!!と警報を鳴らすことが何度かあります。まーじで好かれた試しがない。まぁ、こっちも好きじゃないからおあいこだね!
職場にこのタイプがいると100パーセント、目を付けられるので本当困ります。こちらとしては苦手だと感じたら極力関わらないように努めるのだが、ESTJの厄介なところは自分から全力で関わってくるところである。ことあるごとに、俺ルールを発動して私の重箱の隅をつついてくるのである。もうやめてくれ・・・。infpのライフはゼロよ・・・。個々の価値観をそれぞれ大切にしようねというスローガンを掲げる自分としては、ESTJの自分の価値観こそが正しい。違うやつは可笑しい。迫害してやる!!っていうスタンスが本当に無理です。怖すぎます。
ESTJは仕事ができるし、ジャイアン力を発揮してお局としてグループに君臨することが多いです。ですので、対立した場合高確率でお局グループ対infpになります。多勢に無勢です。1匹のアリンコにロケットランチャーで挑み、そのあと殺虫剤を撒きまくるくらいオーバーキルなんだよ!!!いい加減にしろ!!!
とまぁ・・・、現実で散々辛酸を舐めさせられている相手なのでここぞとばかりにこき下ろしました。正直infpがどんなに頑張っても絶対に勝てない相手なので出会ったらすぐに逃げることをお勧めします。奴らはヒグマです。無力な人間はヒグマには勝てません。つーか逃げても執拗に追ってきます。もう死ぬ気で逃げてヒグマが生息しない場所で暮らすしかないです。

https://note.com/bunntyou/n/n041297f30016

風くんの朝は早い。彼らは遥か彼方、北方の地で生活していた。
朝4時前から起きていた風くんは緑茶を飲んでからヨーグルトのフルーツ和えとEAAを摂って颯爽と家を出た。時刻は4時ピッタリだった。
彼にパジャマを着る習慣は無かった。20年以上と白の半袖、グレーの短パンという全く同じ格好をしていた。夜襲に備えて普段着のまま寝てるのだ。
どうやら彼にファッションという概念は無さそうだ。動きやすさ、実用性が第一なのだという。

早朝は動物たちの世話と畑の時間、そしてそれらを兼ねた見回りと鍛錬の時間でもあった。
まずはシベリアンハスキーの太郎丸の元へ向かった。
太郎丸「ワン!」
晩秋で今朝の気温は1℃まで冷え込んだ。地面には霜が降りており、太郎丸の吐き出す息も白くなってた。
風くん「ゆくぞ」 太郎丸「WAON!」
太郎丸はイオングループの回し者のような鳴き声を上げた。

風くんは闇夜に紛れて犬の散歩と朝のランニングを兼ねて家の外周をぐるりと回る。
バリケードが壊れてないか、侵入の気配はないか警戒して辺りを見渡す。
太郎丸を連れてきたのは犬の鋭い嗅覚に依る異変の察知とヒグマ襲撃に備えての事でもある。既に家の周りには動物や侵入者が容易に入れないバリケードを敷いていたが、怪しい野生動物や人の痕跡は無いか鋭く目を光らせていた。太郎丸は何も考えてなさそうに明後日の方向を見ながらヘッヘッヘと息を荒げる。

敷地はかなりの広さでバリケードは2重3重に施されていた。
柵の手前には絡まった糸の塊があり、更にその手前はやや窪んだ堀が掘ってあった。これにより積雪の時期でも多少の窪みが出来て、柵の糸を引っ張れば積雪時でも雪の表面に出てくる仕組みだ。糸は野生動物や人が侵入すると絡まるように出来ており手前が窪んでるせいで余計に障害物となるよう出来ていた。窪みから上がった直後には柵があり、更にその奥にもう1つの柵がある。柵と柵の間にもまるで蜘蛛の巣のように糸が張り巡らされていた。
柵は敷地内手前の方が低く出来ているのでハシゴでの侵入も困難な構造になっている。

仮に夜間に雪が降り積もろうと柵から垂れ下がっている糸が絡んで侵入を阻むだろう。野生動物は糸が絡む事を嫌がる。積雪自体が天然の要塞として機能する仕組みにしていたのだった。
柵の近くにはモーションセンサー式のトレイルカメラが一定距離毎に設置してある為、侵入者がもたついてる間に察知して対応出来る。

これは彼の性格を表している。こんな奥地では警察も近隣住民も頼りにならない。敵襲があってはひとたまりもない。20☓☓年の日本は外国人グループの犯罪が増え、ヒグマも増加の一途だった。
対ヒグマ、対強盗グループの襲撃も想定して備えておく必要がある。
何が何でも大切な彼女や子供たち、そして動物たちを守るという意識の表れだった。
北方は他国の軍隊が上陸してくる可能性もあり、軍事研究と対軍隊を想定した対策も進めていた。

まだ気温が低く鳥の鳴き声も乏しい。彼らが走るに連れて霜を踏み潰す音が静寂の中に響き渡る。
彼女と子供達の安全を守るべく警戒やメンテナンスを怠らない。これが朝の日課だった。そして、いつも最後にTさんが寝てる部屋の近くへと来る。

怪しい痕跡は無いか、入念に目を凝らす。
彼は特段、Tさんに強い好意を抱いてる。
Tさんが日々辱めと痛みを受け入れる度に彼女への愛着も強まっていた。
Tさんは奴隷の身分でありながら、妻たちを差し置いて、朝風呂の時間にひっそりと誰よりも可愛がられていた。
風くんはTさんが朝の身支度を終えてお風呂へ来れるよう、窓をコンコンと叩いて合図する。この時間がいつも早朝の4時40分頃だが、補修作業のチェックで遅れる事もあった。故にTさんはこの合図に合わせて朝の準備をしていた。

牛舎では牛たちは待ち切れなさそうにモォ~と鳴いていた。
牛舎には牛だけでなく、馬、羊、ヤギ、ニワトリ、ウズラ、ウサギ、猫が居た。
風くんが牛舎へ入ってくると守衛犬の柴犬、太郎子がワン!と一吠えした。
動物たちに異変が無いか確認しながらお世話も簡単に、それぞれへ挨拶を済ませる。本格的な世話は子供達が担当する事になっている。

5時過ぎ、畑の手入れをする時間だ。
霜が降りているので寒冷紗で作物を保護しているが、畑シーズンもこれで終わりだろう。
立体畑やガーデニングの簡単な手入れとチェックをする。
植物の世話は彼女たちが請け負っていた。
彼がやる事はこうした全体像の把握、そして外周工事や牧場の構築など力仕事だった。

アルファ「おはよう。朝から精が出てるわね」
風くんが杭を打ってる後ろにアルファが現れる。
風くん「筋トレ代わりに杭打ちをやろうと思ってな」

アルファ「最もシンプルで最も合理的な方法ね。貴方らしいわ」
風くん「ふっ・・」
風くんは背後に居るアルファに近づき、突然 アルファの首根っこを掴んだ。そのまま掴んだ腕を押してアルファの上半身を屈ませる。
彼女はそのまま胸をまさぐられて息が荒くなる。
アルファは他者に厳しく気の強い性格で他の女性達から恐れられている存在だ。しかしそんな彼女も風くんの前でかしづき、雌犬のように従順だった。
それもそのはず。毎朝こうやってアルファは躾けられていたのだから。
これは性行為と言うよりもマウントの一種であり、リーダー格の彼女を服従させる事でそれ以下を効率よく統率しようという訳だ。
風くんは誰に教えられるでもなく組織運営のノウハウを理解していた。
こうして作業を終える頃には朝5時半を過ぎてる事が多かった。

風くんは急いでお風呂へと向かう。脱衣所には身支度を終えているTさんが待っていた。彼女は彼の命令でいつもここに待機してるよう言われてた。
風くんが来るまでの間、本を読んでいるのが習慣だ。
2人は言葉を交わす事もなく無言で服を脱いでいく。そのままお互いに裸を見ないようにしながら浴室へと入って体を綺麗にする事から始める。

お風呂は縦長で25mはある温めのお風呂、熱めの小さなお風呂、そして水風呂があった。広いお風呂にはジャグジーも備え付けられており、ここでデスクワークの疲れを癒やしたり、簡単に泳げるようになっていた。
風くんは泳ぐのが大好きで別にプールもある。

体を綺麗にした2人はお風呂の縁に腰掛け、足湯の状態で話を始める。
風くん「Tさんは今日も綺麗だね☆」
彼女は思わずタオルで裸を隠して顔をうつむいて恥ずかしがる。
Tさんは身も心も千石撫子に似てて幼さが感じられ、激情を秘めてる子だった。幼さ、生真面目なところ、そして何より恥ずかしがり屋で奥手な態度が風くんの欲望を刺激した。

嫉妬深く独占欲の強いところに手を焼いた事もあったものの彼女のそんな面も好きだった。風くんにとってTさんはその仕草1つ1つが情欲を掻き立てられ、何もかもが魅了される存在だった。風くんは好意を抱いた相手にほど、意地悪や辱めをしてしまいがちだった。これは彼がエニアグラムでいうタイプ8気質で信頼関係を結びたい相手にほど、その対価として痛みや犠牲を欲するからだろう。

過去に幾度となく2人の関係に危機があったものの、それでもその関係が引き裂かれる事はなく、Tさんはいつも風くんの近くに寄り添っていた。

2人は湯船の中で抱き合い絡み合うようにゆっくりと唇を交わした。
風くんはTさんに強い欲望を抱いているものの、こうやって抱き合う時は腫れ物を扱うよう優しく触れ、静かに求め合った。
普段の彼女に対する仕打ちを考えれば意外な態度だったが、Tさんの体や心に触れる時は大事にしたいという想いがその強い欲望を上回っていた。

湯船の中で身も心も十分に交わした2人はお風呂から上がり、脱衣所で水気を拭き取る。そのまま大きな鏡の前で抱き合う。お風呂上がりのしっとりした肌で密着するととても心地が良い。体が温まって血行も良くなる事で女性ホルモンが活性化してTさんはより風くんとの触れ合いを敏感に感じ取っていた。このまま脱衣所で行為に及ぶ事もあったが、今日は時間が遅かったのでそのままそこで2人は別れた。時刻は6時半手前だった。

朝早く用事を終えた時は朝食まで読書などインプットに当てる事もある。

朝食は6時半から自由に食べられる決まりになってる。
子供たちは朝遅くに朝食を求めて起きてくる。それまでの時間は彼女たちとの交流の時間という訳だ。

夏場は朝10時くらいまで動物の世話や作物の手入れに追われる事が多く、食事の時間はみんなバラバラだった。

お風呂から上がると朝食の支度がされていた。
この家では食事はビュッフェ方式を採用している。
人に依って体質も食べる量も求める栄養素も違うのだから、柔軟に好きなものを好きな時間に食べられる仕組みがいいと決めていた。

朝6時半~夜の23時までがビュッフェの営業時間で朝昼晩と若干メニューが差し変えられる。これならいつでも好きなだけ食べられる。
朝は果物・サラダ・スープ・スナック類など胃に優しい軽めのメニューが多い。

風くんは朝からスムージー・シェイク・アイスクリーム・ヨーグルト・果物・プリン・フライドポテト・フィッシュバーガー・サーモンサラダ・カマンベールチーズとガッツリ食べる。

姫子(えええ~・・あんなメニューお腹が冷えそう・・。)
今朝の気温は1℃である。
風くんのトンデモ理論ではアチチ体質だからお腹をうんと冷やした方が返って胃腸を温めようと血流が集まって胃腸の働きが良くなる!・・らしい。

冷えた陰性食品をたくさん食べた風くんは満足そうに外へ出て北風へ当たりに外へ涼みに行った。

千歌音(やはり、我が主は只者ではなさそうだ・・)

時計の針は7時過ぎを指している。
朝食をしっかり食べた風くんは朝の二度寝タイムだ。
この時間は子供や彼女も二度寝する子が多いので、一緒に寝てあやしたり、遊び相手になる時間でもある。

午前10時に目覚めた風くんは果物とヨーグルトをほおばりながら、子供の教育を兼ねた稼ぎ活動を始める。
この時間はランチタイムを挟んで14時過ぎまで続く。
子供に教育を施しながら実践を取り入れ、お金稼ぎまでさせていた。
子供の教育は経営と並んで風くんに一任された大きな役目である。
2時過ぎまでの教育の後も夕方から夜中にかけて必要な限り、その時間を割いた。

この時間は子供だけでなく、彼女にも防衛訓練等、学校の体育に相当する指導をする事もある。これは熊や強盗などに襲われた時に各自自衛出来るよう体術や道具の使い方を教えるものだ。
敷地内各所には相手の行動力を奪って無力化する捕獲ネットや撃退用の武器が置かれていた。

この時間、彼女たちは事業の作戦会議をしてる事もある。

昼食は眠くなって教育の妨げにならないよう軽めの糖質(炭水化物)・・サンドイッチ・ライ麦パン・トルティーヤ・スイーツ類などを食べる事が多い。

風くんは玉子サンド2つ、ツナサンド1つ、ポテトサンド2つ、ハムレタスサンド2つ、シュークリーム2つ、チーズケーキ2つ、レアチーズケーキ3つを牛乳のお供にたいらげた。
ふなっしー(風くん、相変わらずよく食べるなっしー・・)

14時過ぎまで子供達の教育を終えると午後は裏取引の時間だ。
風くんは近所に住んでいるMさんと落ち合う。Mさんは凡そ田舎の田園風景には似つかわしくないセクシーな格好をしていた。それもそのはず、彼女は作家のフリをした暗殺業を営む闇社会の住人だった。

Mさん「ミートソース」
風くん「ニートソース」
2人は意味深げに頷いた。これは裏取引の開始を意味する独自の暗号だった。

風くん「さて・・はじめようか」
Mさんはビニール袋に無造作に入れているブツを差し出す。
Mさん「今日はこれで・・」
そこには15個の瑞々しいトマトが入っていた。
風くん「くっくっく・・お前も中々のワルだな。まさか人様から貰ったものを転売して取引材料に使うとはよ」
Mさん「だって余っちゃったんだもん!」
風くん「だが、それで足りると思うか?」
風くんの傍らにはホールのアップルパイと3切れのレアチーズケーキ、そして搾りたて牛乳1L瓶2本が置かれていた。更に子供達が作ったドライフラワーのリースまでその隣に横たわっていた。
Mさん「・・・・(アップルパイおいしそう🥺)」
彼女はヨダレを垂らして今にもアップルパイへ飛びかかりそうな雰囲気だ。
しかし、確かに15個のトマトと等価かというと微妙なところだった。
風くん「・・仕方ないな。残りはお前の体で払って貰おうか。」
そうに言って風くんは下卑た顔でMさんの体を舐め回すように見る。
Mさん「・・っ」
Mさんは耐えて従うしかなかった。
風くんに引っ張られるように連れられ、薄暗い家屋の中へと招かれる。
風くん「それじゃ、よろしく頼むわ」
そうに言って風くんはそそくさと去ってしまった。
Mさんは薄暗い家屋の中に1人取り残される。
Mさん「・・・・・・」
牛たちが放牧され、誰も居ない牛舎の中、彼女はデッキブラシを片手に黙々と掃除に励むのだった。

裏取引を終えた風くんは愛しのTさんに会いに行く。
風くん「Tさ~ん!」
風くんは遠くから駆け寄って嬉しそうにTさんのことを呼ぶ。
Tさんは木の下の木陰で読書をしていた。
Tさん「風くん・・」
Tさんは朝の営みを思い出して切なさそうに憂いを含んだ表情で風くんを見つめる。
風くん「今日はね、怪しい露出狂の女と裏取引してきたの! 露出狂に相応しい変な歌を口ずさんでてドン引きしたよ! まさか、この自分がセクハラされた気分になるなんて😞」
心を許してるTさんの前では無邪気になる風くん。
Tさん(え・・? 露出狂の女? ・・セクハラ?)
Tさんは風くんが知らない女と、それも露出した格好の女と会い、ワイセツな歌を聞かされている場面を想像して激しく嫉妬した。

Tさん「なんでこんな田舎に出没する露出魔の女は助けるの? Tの事は助けてくれなかったのに!!!!」
Tさんは感情を爆発させた。そう 彼女はまるでニトロ爆弾のようでいて嫉妬深く、そして涙脆い性格のヤンデレ女の子だった。
風くん「Tさん、落ち着いて!!!!!」
風くんはTさんを力強く抱きしめる。
Tさん「Tだって風くんが大好きなのに!!!!!!」
Tさんは風くんの腕の中で大爆発して荒ぶる。
風くん「大丈夫。ナイスな仕上がりのくびれを手に入れたところで無力だって分からせるから!」
そうに言って風くんはTさんのくびれをくすぐった。
Tさん「あはは・・はははは・・やっ・・やめて・・きゃはは」
Tさんは呼吸すらままならずに笑い悶えてしまう。
風くん「さてと・・」
笑い転げてぐったりしてるTさんを後に残して風くんは次なる使命の地へと向かった。

そう そこは「お風呂」であった。
15時過ぎは2度目の入浴時間で、子供達と入る事が多い。
キャッキャとお風呂の中で遊ぶ子供たちの安全を見守りながら、じゃれ合ったり話し相手になったりする。

風くんに社会的規範を尊重する意識は全く無いので、別に子供の目の前で彼女とセッをしてもかまわないのだが、この時間は子供に充てると決めてたので、子供達が求めている事を優先した。

お風呂上がりは軽く栄養補給してからお昼寝タイム。
夕方に差し掛かり、時計は16時を示していた。
起きている子供達にとっては遊ぶ時間、お昼寝する子供にとっては風くんと一緒に寝る時間だ。
午前中10時~夜21時くらいまではこうして子供達の相手をする。

お昼寝が終わるのは夕方の17時~18時頃で、この時間は動物が活発に動き出す。なので動物や子供の遊び相手をする。

そして夕食の時間である。
そこには裏取引したトマトが置かれていた。

包帯少女「今夜はミートソースパスタでいいですか?」
風くん「なるほど。トマトでミートソース・・」
彼は思わず裏取引の暗号を思い出したが、何事もなかったかのように平静を装った。
風くん「確かにトマトは加熱すると旨味のグルタミン酸が増す。ポルチーニのクリームパスタならやはりキノコから豊富な旨味が滲み出てくる。
だが待ってほしい。本当に『パスタ』でいいのか!? この物語は理想の生活を描いたシミュレーション小説。うちも普段ならパスタや牛丼を食べる事が多い。だが、パスタは米同様、胃に重たい。ここは夕方も胃に軽くてグルタミン豊富なスーパーディナーにすべきだ。そうすれば夜も多くの活動時間を割けるようになるはず!」
風くんは確信した。

包帯少女「えっと、それじゃどうすれば・・」
風くん「ブイヤベース!!!! シーフードにはセッミネラルと呼ばれてる亜鉛が豊富に入っていて魚介類は吸収率も高い。セッは粘膜を削る行為・・そのミネラルという事は粘膜を丈夫にして修復するという事だ!
ブイヤベースはそのシーフードの栄養をスープにする事で余す事なく摂れる。しかもトマトの旨味とビタミンCで亜鉛の吸収が促され、玉ねぎの硫化アリル効果に依って栄養が滞りなく全身に行き渡る。キノコを入れる事だって出来る。これはもうブイヤベース一択なんだよ」
包帯少女「は・・はい」
包帯少女は風くんに気圧されて頷くしかなかった。
風くん「あ ブイヤベースの貝殻は取り除いておいてね。子供が欠片で怪我したら危ないから」



こうして夕食にはブイヤベースが出てきた。

風くんはブイヤベースの他、プリン・ア・ラ・モード、パフェ、からあげ、白身魚フライ、イカフライ、タコフライ、ホタテフライ、タルト、ジャージー牛乳、シェイク、ソフトクリームなどをたいらげた。
ナヒ(揚げ物と冷たいアイスばかり・・有り得ないわ)

こうして子供達とは2度目のお風呂から夕食を挟んで夜21時までは教育と稼ぎ活動に充てている。
風くんは夜に軽く寝て、更に夜中から独自に学習や活動をする。
彼は立場的にはリーダーであり、経営者である。
最新の技術調査部門を設立し、それを子供達と学びながら風くんの高い把握能力や創造性を用いて応用を検討する部門だ。
これは最新技術を子供の教育に取り入れる試行錯誤も兼ねている。

こうして夜21時を過ぎると子供達は寝る時間となって各自寝床へと戻っていく。ここからは大人たちのアダルトタイムだ。
風くんは22時~0時辺りに一度は寝るものの、その前後は彼女たちとアダルトな事を始める。
場合によっては彼女たちと3回目のお風呂に入ってハーレムごっこをしたり、お風呂上がりに6Pをする事もある。
しかし大抵は彼女の何人かが子供を寝かし付けている。

そして夜もふけた頃・・

カノピッピ達が集結する

彼女達は風くんに鍛えられ 陰の叡智を授けられる事で常人離れした力を手にしていた さながら精鋭の戦闘集団である

   アルファ「心配無いわ。既に子供達は寝かしつけてある。
奴らに逃げ場は無い」

 包帯少女「全て主様のご賢察通り」
   千歌音「その遠慮深謀には感嘆の言葉しか浮かびません」
 姫子「皆、主様の号令を待っています」
   ナヒ「また見識を広められそうね☆」

風くん「ふっ、いいだろう」

そして彼はある魔法を唱える

風くん「I need more power」

風くん「我が目指す頂きは1つ」

風くん「ゆくぞ」

彼女たちの正体
  この世界線の謎
     彼らの目的
 その全てがまだ謎のままペールに包まれている

        解き明かされる時 知るだろう

その恐ろしき深慮遠謀と人ならざる超能力の存在を

<つづく>


▼おまけ
炭水化物の重さランキング
パイ・キッシュ・サンドイッチ>パン>フィッシュバーガー>>>>>うどん>パスタ>>>>>米

・ブイヤベース
・クラムチャウダー
・キッシュ
・パンプキンパイ アップルパイ
・ミートパイ
・サンドイッチ 玉子サンド ツナサンド ハムレタスサンド
・フィッシュバーガー フライドポテト シェイク
・からあげ フライドチキン
・ホタテフライ イカフライ タコのからあげ
・トルティーヤ 生春巻 サーモンとキャベツの包み チキンとキュウリ
・タルト
・サーモン
・シーフードピザ
・グラタン
・チーズケーキ
・レアチーズケーキ
・シュークリーム
・乳酸菌飲料
・ジャージー牛乳
・プリン・ア・ラ・モード
・パフェ
・カマンベールチーズ ナッツ類 小魚
・寿司 サーモン
・焼き肉 牛タン カルビ
・肉まん あんまん 海鮮まん
・アイスクリーム
・ヨーグルトブルーベリースムージー
・グァバとアサイー和えのヨーグルト
・パイナップルとマンゴーとシークワーサーのトロピカルジュース
・人参ジュース
・酵素ドリンク
・柑橘類
・桃 りんご 梨
・メロン スイカ
・梅ジュース

食事メニューリストです。
一部、今回の物語に出演出来なかった食べ物さんたちも居ましたが、ご容赦ください。