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可愛い子には、早くともかく早く旅をさせよ

今日は、久々に、XGやNumber_iのコンテンツやMVをじっくり見直した感想と愛するビーファーの海外戦略について辛口コメントする。

冒頭から一言で結論めいた事を言うと、ビーファーの世界での展開は長く遠い旅路になると認めざるを得ない。

ビジュアル、語学。


この二つ、そろそろちゃんとした形になってないと話にならない。

デビュー当時からメンバーはみんなすごい洗練されたけど、Bestyの周りで、いまだに、ビーファーに入り込めない理由に、ビジュアルをあげる人いませんか?少なくとも、我が家では、歌もいいし、、ダンスもいいけど、、ビジュアルが、、、と家族がファンなりたがらない。悲しいけど、現実は現実。

Bestyの目には可愛く見えても、彼らを知らない人たちの最初のハードルは、なんだかんだとビジュであることを受け止めて、メンバー、スタッフさん、みんな頑張ってほしい。本気でギアアップしないと、話にならない。

ビーファーでは英語はリョウキとマナトに任せればなんとかなる。他のメンバーも流石に勉強していると思うけど、なかなか音楽性などの深堀った話になると、リョウキやマナトの語学力を持ってしても簡単ではないだろう。

ワンオクのTAKAさんは全く英語が話せなかったのに、今はベラベラ。しかし、そんな彼も音楽性について深い話をしたい時、なかなか英語では話し尽くすことはできないと言っている。

しかし、あるコンテンツで、TAKAさんの語学力が徐々にアップしていく姿をまとめた人がいて、最初は通訳に全部訳してもらい、いつのまにか、通訳の人に言葉に行き詰まるときだけ、助けを求めるようになり、今日見たコンテンツでは、彼は発音も、文法も、英語の字幕スーパーが出ていても、正しいし、世界ツアーをする中でもしっかりとした英語のインストラクターをつけて基礎を作りあげ、海外ツアーの中でその土台にバリエーションを乗せてきたのだろう。

XGは3カ国語ガールズで少なくとも韓国語は問題ないレベルに達しているだろうし、全曲英詩で歌うのだから、英語もなんとかなっていると思う。当然、インター卒のMAYAがいるから、安心感もある。

海外広報的な?日韓コラボ

あまり期待していなかったこのリミックス。実はすんごいかっこいい。特にAKLOさんはやばかった。

このリミックスについて細かく書くとキリがないが、
SKY-HIがアチズとビーファーのコラボをやったのと、サイモンがXGの「WOKE UP」で日韓のラッパーに母国語、英語をとり混ぜて、好きにラップさせるという、アプローチ。方やガチでコラボ、もう一方はビートに乗せて日韓のラッパーを繋いだ。


日韓の垣根を超えて、アーティストが音楽を届ける
シーンを当たり前にしていきたい気持ちは、
SKY-HIもサイモンも同じ気持ちなのであろう。

リミックスは8人の選ばれた日韓ラッパーだけで完結。XGメンバーは入ってない。つまり、「WOKE UP」のビートで日韓のラッパーに好きなように遊んでくださいスタイル。 

アチズとビーファーはグループ同士が個性を出しながらも、ハーモナイズさせる形でそれぞれの良さを魅せた。

どちらの良さもあるが、サイモンが「WOKE UP」を使ってまさかの日韓ラッパーを巻き込んできたのには驚き。参加したラッパー達はXGのラップラインの実力もこの楽曲の凄さにも共鳴して作品に参加したのではないだろうか。

どうやって海外展開していくか?

どの道を通っても遠回りにも見えるし、近道にも見えて、それは最終的には、それぞれのアーティストの「ありたい姿」に達するための道筋だから、いくつものルートがあるし、正しい道を選んだとしても、そこにはTry& Errorは付きものだ。


ビーファーはこの11/3でデビューして丸三年。
今年は四大ドームツアーが12月中旬から始まり、京セラまで、9公演が終わるのは2025年2月2日。

その後はファン待望のワルツが始まるのだろうと期待している。

正直、ビーファーの海外展開の遅さには、うんざり通り越してがっかりしているので、私個人は既にドームの成功は当たり前だし、

ドーム公演はさっさと確実に終わらせて、はやく海外に行ってほしい。

チケットはSSは3万。絶賛抽選応募中だ。お土産が沢山ついてる。Bruno MarsのVIP SSでもお土産もらったけど、ドームの会場にはセンステも作らず、、綺麗に2時間ぴったりで、メインステージだけでライブをするわけで、、VIP SSはかなり価値を感じる内容だった。

ビーファーの3万円は、世界で名をo馳せたアーティストレベルで、正直仰天だ。
個人的にはほとんどグッズに興味ないので、海外アーティストのSSチケットを買うつもりで申し込みをした。

今年3月の「Mainstream-Masterplan」の東京ドームのステージングとは違い、センステは円形になっていて、それを囲むようなSS席は花道側だろうとメインステージだろうと、より近く見える席になっているように思う。またムービングステージでスタンド席にせり出すステージも今回も登場するとなると、SS席は後ろ姿を応援することになり、お土産はこのバランスを取るために、沢山つけているのだろうか?私はどちらにしても、推しが確実に見える席が取れれば、もうなんでもいいの境地。
ご覧いただければ分かると思うが、S席は全部。見切り席にならないギリギリのA席。むしろ、このA席こそが争奪戦なんではないか?

まあ、デビュー3年のグループのSS、三万はぶっちゃけありえない。BMSGもここで観客を満足させなければ、BE:FIRSTというブランドが毀損する。つまり、相当な覚悟と自信がないとできない選択だ。今回のドーム9公演がこのチケット料金で、観客が満足し、更に、チケット代以上の何かを生み出さなければ、成功とは言えず、それを見て、ライバルグループもチケット代を上げるかどうか悩むだろう。

BMSGは常にファーストムーバー

彼らのやることを他のライバル達はよく見て見極め、時に追随して、失敗どころかより良いスキームも考えることができるし、SKY-HIの決断力と日本の音楽シーンを盛り上げたいという、私的成功から公的成功に精神が移っているレベルで、彼は彼のミッションを背負って向き合っていて→ここ、尊敬してる。

今やMOALAで顔写真付きの電子チケットが、BMSGは当たり前だし、リセールも座席が分かる前に行うから、もう、転売ヤーから買う人も減ってきたはずだ。
座席はリセール期間終了後の2時間後に分かるシステム。

さてさて、BE:FIRSTの3年間の軌跡は果たしてどう評価されているのか。いや、ズバリXG、Number_iとどう比較されるのか。


XGとNumber_iについて、どの人も、どの音楽評論家も、大絶賛、「かっこいい」「ぶっ飛んだ」で、その後は誰しも興奮状態でそのかっこよさの理由を語りだす。本当にその通りだし、異論は全くない。

しかし、これほどの大絶賛を聞くと、胸にモヤモヤするものがあって、自分の中にビーファーに母性みたいな気持ちが半分存在することに気がついた。

正直、さまざまなな音楽雑誌で取材を受けているグループだけに、音楽性や日本の音楽シーンを盛り上げたいという大きなミッションをもつ音楽大好きな7人も、アリーナ公演での実績、追加での東京ドームと京セラドームの成功も霞むくらい、XGとNumber_iのヒット曲、パフォーマンスに、誰しも両手を上げてバンザーイなわけで、ビーファーに強火になりすぎる現在のわたしは、今、2つのグループの存在は、少し辛い。

BE:FIRSTの平和に見えて、実はすごい水面下でバタ足している、だからこそ、毎回、前回のライブを超えてきて、ファンは感動するわけで、そんなビーファーが、XGやNumber_iの凄さに霞むとしたら、どう受け止めていいかわからない。

Number_iの『NO.I』のアルバムの大成功

はお見事のレベル。ラップよし、ダンスよし、コミカルなセンスを散らしたMV、「透明になりたい」は平野くんのたっての希望で、Vaundyからの楽曲提供が叶い、「ICE」という楽曲も音源で既に100万回超えている。歌唱もいい。さらに、岸くんもソロ曲を出すとのことで、いよいよ、ビーファーとかぶるなー。
ジュノンとレオもソロ曲出してる。

私は、「GOAT」の段階で、一発目の楽曲だし、と少し彼らの実力や本気度を低く評価していたと思う。今や、出す楽曲全て大当たりなんだから、すごいとしか言葉が出てこない。この3人の才能は計り知れないし、エンタメ性にも富んでいるから、笑いを交える余裕すらあって、さすがすぎる。

Coachellaには88Risingからだったので、アジアの顔見せ的なステージでのパフォーマンスだったものの、残した爪痕は大きかったし、、正直、このインパクトを残せたことが、今の彼らの全ての成果に繋がっている。
彼らの海外ツアーはおそらく、フィリピン、台湾からではなかろうか。

平野くん、岸くん、神宮寺くんの個性丸出しのラップははっきり言って、ほんとに上手すぎる。

ビーファーも、マーゼルも、楽曲プロデュースにかなり参加してもらっているMONJOEさんはNumber_iの3大ヒット曲「GOAT」「BON」「INZM」をプロデュースした。

『RollingStone』11月号で、BE:FIRSTの特集とは別にMONJOEさんの記事がかなりページを割いてあって、これが今のJ-POPの未来なみたいなことがわかるような深い話あり、彼が関わったアーティストの一覧と楽曲、制作年月も一覧にされてて、ビーファーの楽曲制作をSKY-HIと一緒にやることがきっかけとなり、韓国のソングキャンプ、またNumber_iの大ヒット曲へ繋がる流れを考えると、個人的にはMONJOEさんの2023-2024のビーファーからNumber_iの流れ。すごいなと思った。

正直、言葉を選ばずに言えば、ちょっと悔しいと思うし、なんなら、Number_iの成功体験をBE:FIRSTにまた持ってきて、いい楽曲を一緒に作ってください。

ともかく、ビーファーもNumber_iもMONJOEさんというプロデューサーと共に、各々のグループの個性ややりたい楽曲にこだわり貫くことがどうやら、J-POPの新しい勝ち方のようだ。
イメージ作り、コンセプト作りに惑わされず、今やりたい音楽に向き合って、誰かに決めてもらうのではなく、自らの意思で、それに寄り添いプロデュースをしてもらう。プロデューサーとアーティストが互いに協力し合うスタイルに変化してきているのだ。

XGはフル海外制作陣で固めていて、英語でしか歌わないので、J-POPを背負う存在ではない。その意味では、XGはBE:FIRSTとNumber_iのかっこよさの定義とは違う。

さて、ビーファーの未来予想図

だが、ドームツアーも2025年2月2日に京セラが終わって、その後、通常なら、3-4月にシングルが出る。これはアルバム『2:BE』からシングルアウトするのだろうと思うけど、万一新しい楽曲を、出そうもんなら、その宣伝活動で引っ張りだこになり、、更にはゴールデンウィークから春夏フェスが続く。

2025年2月から5月までの3か月でアジアの国でフェスに参加するのか、台湾、インドネシアなど、BE:FIRSTの海外ファンが比較的多い国々のファン達に会いに、ライブを行うのか。

いつビーファーは海外に行くのか、行く行く詐欺なんじゃないか


と本気で私は深刻な気持ちなっている。正直、4大ドームの成功と動員数よりも、ズタボロでも海外で何か掴み取って日本に帰ってきてほしい派。なので、

かなりモドカシイ、いや、ある意味イラッとしてる。

とはいえ、ドームツアーはやり切るしかないし、そのあと海外、アジアでの活動にシフトしていくことを考えると、Number_iのように、ガツンと知名度を一気にあげるイベントに出ない限り、ドサ周りをしながら、活躍の道筋を、探しながら進むことになり、、私の個人的な予測は、アジアでアリーナクラスのライブをやるには、早くて3年はかかるような気がする。

BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEは2022年からタイにて活動の拠点を置いているし、PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEも2022年から半年間、タイで活動していた。

LDHはかなりタイに若手を送り込み、海外拠点でグループを育てていて、日本でドームツアーを行うほどではないものの、PSYCHIC FEVERの『Just Like Dat』はラッパーのJP THE WAVYさんをfeatしてかっこいい楽曲になっている。

D.U.N.Kを通じてビーファー以外のボイグルについて知ることができたのは良かったけど、実はPSYCHIC FEVERも、当然Number_iもいない世界でのダンスパーティなので、やっぱり2025年は凌ぎを削るグループとビーファーとの絡みも見てみたいし、そうでないと、心温かいBesty達の生ぬるいお湯に浸かることになる。

ビーファーはドームアーティストとして成功、三年そこそこで名誉ある金字塔を建てたけど、アジアに行ったらどうなのよ、言うたら、今日も推しに厳しくなるけど、こんなに世の中が楽曲の軸にラップを置く時代になるとは思ってなかったし、しかし、やっぱりラップは自分でバースを書くならかっこいいし、となると、ビーファーはリョウキとSOTA、そして、シュント。SOTAは歌唱経験なしから、この三年で上手くなって、ファンは胸熱だけど、BMSG FESでのシュントのラップはずば抜けてかっこよく。正直、SOTAにはもっと狙ってほしい。
NovelCoreと、リョウキとシュントの三人でのユニット曲「MF」のシュントのラップは話にならないレベルになっていた。当然ラッパーのコアは別格だし、リョウキは既にラップを自由自在に操るビーファーのリードラッパーと言っても過言じゃない。

そんな中、海外活動に、語学、圧倒的なラップスキル、ダンス、そして、一部のルッキズム派のファンに向けてもビジュアルも強化するとなると、なんだかんだで、自分たちが納得する海外ツアーが見えてくる、海外のファンダム形成を含めて、2028年ごろなのではないか。(アジアだけで)

SOTAは先日の『アナザースカイ』で、HHI(HipHop International)でもう耳タコだが4度の優勝の経験があり、ただ一つ取っていない”アダルト部門”での優勝を必ず手にして見せると言い切った。

souchin(SOTAのダンサー名)ファンとしては喜びしかないが、
ダンスのSOTAで海外ツアーで名前を覚えてもらえても、ラッパーはどうなのよ、英語は話せるようになってきた?一年の半分を海外にダンスインストラクターとして駆け回っていた18から20歳くらいまでのダンサー時代、英語が、全く話せないままやってきたというのには私は面食らったが、、たしかにレッスン動画を見ると、言葉は不要だった笑

とはいえ、自分のダンス、音楽論みたいなことを自分の言葉で語れるレベルにはなってほしい。最低でも、ワンオクのTAKAさん並みに話せないと、ビーファーのSOTAとしては海外ファンや海外のインタビューを受ける時にダンスだけ注目され、なんかダンス好きなSOTAを私も大好きだけど、それを理由に歌唱、ラップのスキルを、誰よりも多く磨く時間は取れるのだろうか?結果、ダンスで貢献して、歌唱とラップはそれなりにでは、ザストから自らに課してきたものはどうなるんだろ。英語、ラップ、歌唱、ダンス、ダンス、ダンス、、、死んでしまうわ、、こんな過密なスケジュールにこんな頑張ってできるんかい。

BE:FIRST、Number_i、XGを見つめると、

BE:FIRSTは、国内で、もはや、国民的なグループになったけど、Number_iのように、国民的なグループになることより、自分たちのヒップホップをしっかりやり通す揺るぎない存在感、少なくとも音楽評論家みたいな人には、彼らの楽曲やラップスキルの評価は、いろいろなコンテンツを見る限り、ビーファーより上回る高評価が散見する。それには、今回のNumber_iのアルバム『NO.I』が全曲すごい成績を収めていて、これはもうビーファーやXGすら刃が立たない。「GOAT」に至ってはMVは7400万回を超えた。音楽評論家的な人たちの絶賛は数字にも表れ、紛れもない成功路線、ある意味新しい海外への扉を開いたと言えるかもしれない。韓国でのデビューをしなくても、そのまま海外のファン達が彼らについてくる。

参考までに、BE:FIRSTのYouTubeフォロワーは83万人、Number_iは94万人、XGは320万人。

SKY-HIもBE:FIRSTも想定はしていただろうが、まさか一年足らずでのNumber_iの偉業は圧倒的過ぎる。

彼らのやり方はある意味新しい海外戦略なのかもしれない。たった一度のCoachellaで、スケールの大きくユニークなMVでJ-POPの楽しさを伝え、海外ツアーに行かずとも、彼らの注目度は日本以上に海外のファンを惹きつけている。

この円安の時代、海外ツアーに出て、果たして採算が取れるのか、むしろ、海外ファンに日本に来てもらうのが正解だったりする。経済効果的にも。

見方によっては、ヒップホップに軸足を置きながら、ジャンルレスであるビーファーの宿命で全方位型であればこそ、アイドルのような幅広いファンダムを形成していて、歌唱もラップもダンスもハイクォリティなのに、アイドルっぽいし、XGとNumber_iはエッジを効かせたことにより、ファンダムは彼らの音楽性、ダンス、ビジュアルによって、熱狂的なファンダムを形成していて、マニアなホンモノ好きのファンがいるアーティスト的立ち位置?

今のところ、Number_iが2歩も3歩もリードしていて、彼らの爆走を超えるスピードでBE:FIRSTは切磋琢磨しなければならない。

今こそが、凌ぎを削るステージになってきて、さて改めて問いたい、「このアーティスト活動を通して、あなたは何を実現したいですか」

年齢は体力とやる気のバランスに等しいと思うけど、ジュノンとレオは2028年は30歳。海外ツアーの波をうまくサーフィンしないと、ザストで誓った、ありたい姿のマスタープランを書き換えなければならないだろう。

「鉄は熱いうちに打て」、「可愛い子には旅をさせろ」、土俵で塩を撒き、制限時間いっぱい睨みあった自らのライバルと戦うお時間に、この4大ドームツアーは彼らにとってどんな意味をもたらすのか「急がば回れ」の気持ちで、悠々と日本での成功を盤石にして、その後、一気に海外での知名度を上げる壮大な仕掛けがプランされているのだろうか。

あと一年、待てばいいですか?
その一年、ドーム公演やってる間に、若手の台頭も激しくなるのではないですか?



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