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結局僕らは、直接的にはどうもできない

台風10号が接近しています。

昨日からソワソワ、台風情報とにらめっこのここ数日。
明日と明後日に備えて…ということで、僕自身今日はoffだったのですが、そりゃあまあ落ち着かない。
買い物に行ったり、なんやかんやしておりました。

9月6日(日)午後7時からは防災特別番組「そなえるラジオ」を放送します。

元々は収録放送で、今年7月の豪雨について振り返る内容の予定でした。
しかし、この状況で「リアルタイムの防災情報が必要」という判断の元、生放送に切り替えとなりました。

小さい頃に聴いた、停電で真っ暗な中聴くラジオというのは、自分の中で一番最初の「音」の記憶かもしれません。
だからこそ、こういうときのリアルタイムでの情報を大事にしたいという想いは、強いほうだと思っています。
こういったときに情報を入れる仕事をしたいという気持ちが、僕が「局アナ」に(今のところ!笑)こだわっている理由でもあるので、今回担当させてもらえることはとてもありがたい。

最近、アナウンサーとして災害情報を伝える経験を重ねるうちに、ただ情報を伝えるだけではダメなんだなと感じられるようになりました。

結局どれだけ情報を伝えても、聴いているリスナーの皆さんが自分で動かなければいけないんです。
ラジオで伝える情報は、リスナーの皆さんの判断材料、動くきっかけにしかなれない。
どれだけ情報を伝えたって、直接命は救えないのだから。

だからこそ、行動のきっかけになるようなひとことを添えながら、情報をお伝えできればと思います。

…こんな文章を残して、自分自身にプレッシャーを掛けております!!!!!笑
明日の夜、ぜひラジオをそばに。



(ちなみに生放送への切り替えが決まった4時間前に、収録番組が完成したのよぉぉぉぉぉぉぉ)