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2.日本橋--→小田原 ~2日で充分達成感ありました~ 東京--→京都 500km東海道歩き旅の記録 ~歩き旅は経験のギャンブルだ~

旧街道を往く。

2017年9月9日午前8時30分。

歩き旅出発の朝。

せっかくなら国道1号線が伸びる現在の東海道ではなく、江戸時代の昔の道を歩こうと考えながら、日本橋駅まで東京メトロ東西線に乗車していました。昔の道どころか、歩いてもなかったわけです。。しかし、これが最後だ。ここから京都までの500kmは自力で足を進めるしかない。そう覚悟を決めて、日本橋駅に降り立ちました。

まずはスタート記念ということで、たまたまいた老夫婦に1枚とっていただきました。

午前9時を少し回ったところで、最初の宿場町である品川に向けてスタートした。日本橋から品川までは電車なら15分程度のところだ。
初日の歩き始めで、かなりいいペースで歩いたが、それでも90分強かかった。若干の帰りたさを心の中では感じていたが、胸の奥底に押し込めて歩き続けた。


→初の宿場町、品川宿。現在の品川駅からは少し離れた場所にあります。


→芭蕉の句碑。普段なら絶対注目しないけど、歴史関連の表示とかを楽しみに歩きます。


→権太坂。箱根駅伝をみている人には聞きなじみのある坂、ランナーのキツさが今までの100倍わかりました。


→泊まるネットカフェの関係で、少しだけ旧街道をそれて東戸塚駅へ。40kmほど歩いて1日目は終了です。

2日目、小田原へ


→この表示を心の支えに歩いていきます。この数字が増えると体力も回復します。

2日目はアツすぎてめちゃくちゃしんどかった。コンビニのイートインとかで休みつつ進みます。

女性の願いなら何でも叶えるという「おしゃれ地蔵」が道中にありました。男の自分には近寄りがたい、おしゃれでインスタ映えしそうな感じかと思いましたが、わりと誰の願いでもかなえてくれそうな見た目をしていたので、とりあえず旅の無事を願っておきました。


→「おしゃれ地蔵」。さすが仏教、常人のおしゃれの概念からは解脱しています。

この日は旅の中で最も長い距離を歩きました。
2日目で小田原に到着し、3日目に難所の箱根越えをしたいという思惑から、どうしても小田原に到着したかったんです。
しかし、小田原の手前20km弱は泊まれるネットカフェがなく、意思を決して夜7時くらいから残り18kmを歩き始めました。

→トボトボと歩いていきます。


やっと小田原についたのは22時ごろですね。疲れて写真ブレブレですが。

2日目も50㎞くらい歩いて、100ハイならゴールしているところ。
ただ、今回は500ハイに参加してしまったので、翌日も続行です。


次回:小田原--→三島 ~ゴツゴツした石が並んでるけど、これ道スカ?~

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