電車に揺れる、つがいの綿毛
地面に落ちるも、土はなく

塵になる運命は幸せだろうか
芽吹くことさえ過酷

変人に思われたくないから
周りと合わせて知らんぷり
責任もなにも私は関与していないと

気づけば多くの綿毛が集まっていた
憂鬱と生命をのせて電車は揺れる

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