69と70 八ヶ岳の針葉樹と八ヶ岳の広葉樹
はじめに米川です。
長野県の子供達は森というと針葉樹の森しか実は知らないのではないでしょう。カラマツ林が多いからです。
炭を焼いたりする「やぶ山」は広葉樹になりますが、戦前までは広葉樹の森で炭を焼いたりする専門の人が多くいたりしましたが、戦後にカラマツを植樹してしまったため、広葉樹の森が少ないです。なぜカラマツを植樹したかというと、戦後政府の方針でカラマツが一番成長がはやく、畑で苗を育て伐採した森に建築材のために植樹しました。見渡す限り八ヶ岳もカラマツ林となってしまいました。