5.屋根の上で星見(米川さんの絵本)
はじめはハイマツに包まれ星を見た。
そのうちに、もっと星をたくさん見たくて
屋根の上で一晩中星を見た。
布団を敷いてシュラフに入って顔だけ出して。
幾つもの星座が現れては消えて行く。
星と話しているうちに、星を訪ねて宇宙遊泳が始まった。
解説最初に星を見たのは夜寒くなるので温かいハイマツの中でした。
低く這っている松の事をハイマツって言います。
ハイマツが小屋の前から天狗岳にかけてずっと斜面を這っているのです。
最初はハイマツのなか、すごく温かいのです。事故があったりして遭